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- / ISBN・EAN: 4988013845244
感想・レビュー・書評
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トム・クルーズ主演
2008年の作品、実話に基づく話。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第二次大戦末期のドイツで、ワルキューレ作戦でヒトラー暗殺を目論んだ反逆組織の物語。
未遂に終わるも、過程の緊張感がなかなか凄かった。トム・クルーズ作品久しく見てなかったけど、史実作品ということもあって変なロマンス皆無だったのも○。 -
個人的には良かったので甘めの☆4つ。ヒトラー暗殺作戦の史実をベースにした映画で、物語も良かったのですが、映像がとても良かったです。
最初はやはりヒトラー暗殺という秘密作戦に対する緊張感、中盤は作戦実行とその騒動の間の焦燥感、後半は史実通りの悲壮感と全編を通じて観ている人を惹き込む演出がされていて見事だと思いました。
利用した「ワルキューレ作戦」が、その性質故に主人公たちのクーデーターの火を急速に鎮火させていくのも、なるほどと思えるものでした。
トム・クルーズの演技が終始良かったですね。愛国心、義憤、そして悲哀、どのトム・クルーズも感情に訴えるものでした。さすがは、『ユージャル・サスペクツ』の監督が作り上げた作品です。
ドイツでは主人公のシュタウフェンベルクは名誉回復され、英雄的に扱われているということに驚きました。 -
公開当初から観たいと思っていた映画だった。これでヒトラーの暗殺計画のことを初めて知った。多くの人が時代に翻弄された。それは今も変わらないのかもしれない。
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ヒトラーの暗殺が15回も計画されていたとは。彼の行く末は歴史で知っているから、結末は予期していても希望が打ち砕かれた彼等の無念の気持ちは痛切。
ビル・ナイの哀愁帯びた瞳から目が離せなかった。 -
トム・クルーズさん主演の第二次世界大戦下のナチスドイツで実際に起きた将校さんたちによるヒトラーさん暗殺計画のお話。
組織の中枢にいたドイツ人のなかにも独裁政治に反対する人たちがいたってことだよね。
ドイツ人の良心はきちんとあったんだけど、己の保身に走る人たちがどうしても仲間内にいたから、計画は遂行できなかった…と。
今の日本の政治も一部の人たちのものになっているし、客観的に国のためと言うよりも自己保身に走る政治家が多いんだろうし、それを浄化できる機能がないから、いずれは力技になっちゃったりして…。
平和な法治国家なら「良心」が機能するはずなのにね。
司法が違憲判決を出しても一票の格差とか全然是正する気がない立法府は、もう「良心」とかプライドよりも権力と金なんだろうな~。
政治への不信は、場合によってはこういう形で爆発するのだな…って思ったお話でした。
あと、主演のトムさんもビジュアルを寄せてたけど、ゲルマンの方たちは金髪碧眼とかいて、マジで顔が濃いね。
やはりトムさんは英米系の美男子で、ちょっといかつくてヒラメ顔が多いドイツ人っぽくはありませんでしたね。