ピアノチューナー・オブ・アースクエイク [DVD]

監督 : ブラザーズ・クエイ 
出演 : アミラ・カサール  ゴットフリート・ジョン  アサンプタ・セルナ  セザール・サラシュ  リュビシャ・ルポ・グルジュチック 
  • 東北新社
2.96
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4933364611574

感想・レビュー・書評

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  • わけわからん。

  • 「」


    あるオペラ演奏会の最中、結婚式を翌日に控えた歌姫マルヴィーナ(アミラ・カサール)が、恋人アドルフォ(セザール・サラシュ)の目の前で狂信的な科学者ドロス(ゴッドフリード・ジョン)によって魂を抜かれ、誘拐される。
    マルヴィーナは、孤島に建つドロスの邸宅に軟禁の身となった。
    そんな中、ピアノ調教師のフェリスベルト(セザール・サラシュ)は、ドロスから音楽を奏でる機械演奏人形の調律を依頼される。ヴィラ・アスセナと名付けられた博士の邸宅に着くと、フェリスベルトは家政婦のアサンプタ(アサンプタ・セルナ)から18世紀のリスボン大地震を描いたフレスコ画を見せられる。そこには既にドロス、アサンプタ、フェリスベルトが描かれていた。絵の中で“地震を調律する男”として描かれたフェリスベルトは、以前この島に来たことのあるような不思議な感覚を覚えるのだった。
    フェリスベルトを誘惑するアサンプタ、ドロスが操る6人の庭師…ヴィラ・アスセナにはいくつもの謎が満ちているが、フェリスベルトは見たこともない7つの奇妙な演奏人形の調律に熱中し始める。
    そんなある日、フェリスベルトは島の海辺にたたずむマルヴィーナに出会う。フェリスベルトは彼女に心惹かれるが、マルヴィーナはアドルフォという男の名を繰り返すばかりであった。心を病んだ彼女をこの島で治療しているというドロスの言葉に疑いを持ったフェリスベルトは、なんとかマルヴィーナを救い出そうと思い始める。
    一方、マルヴィーナの歌声の虜となったドロスは、自分の音楽を受け入れなかった者たちへの復讐のため、彼女の歌声を利用して破壊的なオペラ演奏会を企てていた。
    そして月食の夜、遂に演奏会の幕が上がった……。

  • 謎めいた舞台装置の下で怪しく歌い続ける自動装置。
    昔読んだ恐ろしいお伽噺が示唆するトラウマ、狂気を孕む秘密の欲望、原罪。
    懐かしいセピアのノスタルジー
    半世紀前の紙芝居の複製の擦りきれた骨董。
    甘露なる妄想の菌枝が脳細胞の隙間に蔓延り、おどろおどろしい神経のスパークを成就させる魔術を
    じっくりと味わう時間を無くした現代では、残念ながら時代遅れの懐古趣味か。

  • 絵画として見るしか。
    テリー・ギリアムが映像美を買って製作に入った幻想的なドラマ。
    怪しいドクターのところに来たピアノの調律師が、不思議なことに巻き込まれる、、、というストーリーは、テンポがかなり遅く、台詞も少なく、かなり眠気を誘ってくれます。
    確かに映像は独特で面白く、女優もはっとするような綺麗さがあるので、画として見る価値をあると思うものの、映画としては成り立ってるようには感じませんでした。
    同じ作風でテリー・ギリアムが監督やってくれたらなぁ、、と思ってしまう作品でした。

  • シュヴァンクマイエルの「ルナシー」と設定が似通っているのは、共時性か。
    「ベンヤメンタ学院」同様、閉鎖的な空気の中で現実と幻想の境界を描いたもの。
    どうしても冗長になってしまうので、クエイ作品は凝縮された短編の方が
    描ききった感があって好き。

  • すてき!

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