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- / ISBN・EAN: 4532318401829
感想・レビュー・書評
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67点。バルザックの同名小説をジャック・リヴェット監督が映画化。
キリスト教的愛はさておきロマンス的愛の起源は中世フランスの騎士道物語に見出せる。つまり宮廷的愛。騎士が愛を捧げる貴婦人は人妻で、それは不倫の恋であり実ることのない恋というのがポイント。17世紀のブルボン王朝時代にこの恋愛は発展していって、その頃になると恋愛はゲーム的な様相を呈してくる。そして恋の駆け引きはより高度化され洗練されていく。もちろんゲームっていってもいい加減な意味だけではない。
公爵夫人の思わせぶりな態度に将軍は翻弄されるが、ある手段により立場が入れ替わる。で、今度は夫人が「本当の恋」に目覚めるが、その「本当の恋」とは現実の虚飾化・演劇化っつー観点からするとそれもゲーム的な恋愛カテゴリ内のこと、ということになりますな。
夫人役の女優がかわいくないのが一番いただけないです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
テレビ。
フランス映画とは相性が悪いので
映像美に絞って鑑賞。 -
マリ、マヨルカ島などを舞台とした作品です。
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王政復古のフランス。なので皇后ジョセフィーヌ風のファッションや風俗が堪能できました。しかし素晴らしく魅力的な夫人なのにこんな男のどこがいいのかわからない。原作あるんですね(バルザック)読んでみようと思います。
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全くストーリーが思い出せない…どんなお話だったっけ^^;
特に心に残ってない映画。 -
製作年:2007年 製作国:フランス 時間:137分
原題:NE TOUCHEZ PAS LA HACHE
監督:ジャック・リヴェット
リヴェットの長回しが退屈と思わない人にはたまらない映画でしょう。(3.5点) -
出てくる物の一つ一つが綺麗。美しい。
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愛情というより、
意地とプライドって感じですよね、
二人から感じるのは。
ギヨーム・ドパルデューが亡くなったのは残念ですが、
映画自体は・・・。