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- / ISBN・EAN: 4988102639938
感想・レビュー・書評
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アドルフ・ヒトラーをテーマにした作品の中では一番コミカルに描かれている作品だと思います。父として、夫として、仲間として、そして同胞ユダヤ人のためにヒトラーと退治するユダヤ人教授を描いた作品です。
「わが教え子、ヒトラー」
http://www.youtube.com/watch?v=9NFCBw1EoFE
この最も人間らしいヒトラーを描いた監督はユダヤ人監督です。終戦間際の崖っぷちのドイツとあり、総統閣下も心労と苦しみの中を彷徨っている。ユダヤ人に対する憎しみを力に変えるというゲッペルスの筋書きだが…
「善き人のためのソナタ」で世界的に知名度を得たウルリッヒ・ミューエが熱演する。僕の中でもかなり注目していたのですが、惜しいことに54歳と言う若さで急逝してしまった。日本公開作品では本作が遺作となります。どちらの作品も所持しているくらいの入れ込み方だったので、お勧めします。
比較的暗さは感じますが、両作品共に美しいと言えるものが多くありますよ~♪ -
ナチ時代を描いたものとしてはかなりエンタメ性が高いから、肩肘張らず観れたのは良かった。
ヒトラーをこんな風に演じるのかと面白味もあった。ユーモアがきいていて、コンパクトにまとまっている。
ほかの作品とも見比べたくなる。
余談。全然歴史背景にあるものは違うのだけれど、演説指導という要素に『英国王のスピーチ』ばかり思い出していた。 -
ユダヤ人監督が撮ったコメディ要素の強い作品、という先入観ありで観た。確かにブラックユーモアな部分もあったけれど、観終った後に残ったのは、なんだか切ない気分だった。
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たまたま、見た映画だったが結構おもろかった。
最も真実なヒトラーの正体。
国民突撃軍を徴兵するたのプロバガンダ映画制作。
空爆された街をハリボテで隠してのパレード。
ナチスの末期を皮肉ってる。テーマは暗いはずだが、所々に笑えるポイント有り。
あいさつがわりの、ハイル、ヒトラー!ゲッペルスがうざそうにしているのが笑えた。
堅苦しいルールで、硬直した組織。そのくせ、トップの一声で、あっさりとルールが変わってしまう。どこかの組織を見ているようだ。。。
グリュンバウム(俳優の名前は忘れたが。。。)の演技は良かったな。 -
深刻な問題を含んでいるのに、コメディータッチの映画で、びっくりしました。
どこまで実話なのかは分かりませんが、ヒトラーのもうひとつの顔がよく見えた作品でした。
主演のウルリッヒ・ミューエさん、この作品が遺作となったそうです。
とても素敵な俳優さんだなと思いました。
「善き人のためのソナタ」観ようと思います。 -
予告編の作り方間違ってると思う。
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ミューエさん!!!
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ミューエは本当に素敵な役者。
エンドロールまで楽しい。 -
コメディだとは思わなかった。
全篇にちりばめられたシニカルさに加えて、俳優陣の演技もよかったので最後まで楽しめた。
こんなふうにヒトラーを描くとは、原作者のユダヤ人はどれだけユーモアにあふれた人なのか、興味を持った。