Harvard Business Review ( ハーバード・ビジネス・レビュー ) 2009年 04月号 [雑誌]

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感想・レビュー・書評

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  • ビジネスモデルを考える時に覚えておくといいフレームワーク程度

  • コラボレーションの4方式は、エリートサークル、イノベーションモール、イノベーションコミュニティ、コンソーシアムの4つ。
    マネジメント2.0 というが2.0なんてドコモ2.0だけで十分。

  • 「習慣」と「勤勉」、「模倣」と「学習」 創造は「心身の没頭」から始まる
    トゥイラ・サープ (振付師)

    振付師であるトゥイラ・サープは、創造のための準備の重要性を次のように述べています。
    「苦悩の芸術家と言うと、ロマンティックに聞こえますが、それは間違っていると思います。私は決して苦悩するのがよいことだとは思いません。だれでも創造的になれます。しかし、それには日頃の準備が必要であり、またそれ以外に術はありません。」(記事より引用)

    イノベーションやデザインに焦点をあてた最近の経営書には、‘創造的な思考は一部の才能のあるひとたちだけではなく、誰にでもできるものだ’というような記述がよく出てきます。否定はしませんが、やろうと思えばすぐにでも(創造的な思考が)できるかのような記述にはすこし違和感を感じていました。 ‘(創造するって)そんなに簡単じゃないでしょう’と。

    サープの「日頃の‘習慣(habit)’が重要である」という指摘は、自分の経験に照らしても正しいと感じます。大学でデザインを学びプロを志す学生たちは、まさにこの「習慣」を、演習課題の続く日常の中で身につけていきます。
    教える立場から言うと、創造性を扱う教育では知識やスキルを教えることと同等かそれ以上に、この「習慣を身に付けさせること」を重視しています。教育の中のかなりの時間や資源をそのために費やしている気がします(少なくとも僕はそうです。‘しつけ’と似ているので、きちんと身に付けるまでには時間と忍耐 (^^;が必要です。)

    ・・・経営の専門誌に著名な「振付師」へのインタビューを載せるというセンスの良さは、さすがHBRというところでしょうか(イノベーションにとって何が重要かが見えているという意味で)。

    ほかに、
     ブレークスルー・イノベーターを探せ 「第二のスティーブ・ジョブズ」の育て方
     「開放系か閉鎖系か」「フラットか階層型か」 コラボレーションの原則
    など。

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著者プロフィール

1913年(大正2年)、「経済雑誌ダイヤモンド」の創刊とともに誕生し、2013年(平成25年)には創業100周年を迎えた。「ダイヤモンドのように小さくともキラリと光る」が創業の精神。現在、「週刊ダイヤモンド」「ダイヤモンド・オンライン」などの各種メディアでタイムリーなビジネス情報をダイバーシティ社会に提供するとともに、ビジネス書から生活実用書、経済小説まで、幅広い出版物とメディアを世に送り出している。本書は、同社経営情報編集局・出版編集部で制作。

「2022年 『相続&事業承継で頼りになるプロフェッショナル 2022年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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