ワールド・オブ・ライズ 特別版 [DVD]

監督 : リドリー・スコット 
出演 : レオナルド・ディカプリオ  ラッセル・クロウ  マーク・ストロング  ゴルフシテ・ファラハニ 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ
3.21
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感想 : 89
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988135713940

感想・レビュー・書評

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  • 主演はいちおうディカプリオなんでしょうが、なんといってもラッセル・クロウ演じるCIAの監督官がめちゃくちゃイヤな野郎で、そこがいい。リドリー・スコットはラッセル・クロウに仕事をオファーするときに「20キロ太ってくれ」と言ったそうだが、そんな太鼓腹男が偉そうにしているから観客は「こいつはクソだぜ!」と思うわけで、監督の思うつぼだ。ディカプリオは腕利きスパイでアラビア語もペラペラしゃべれるという設定。たしかに彼は髪を黒く染めればアラブ人にも見える。だが、愛する女性を救うために自分の身を捨てる、というあたりはちょっと感傷的過ぎるんじゃないだろうか。少なくとも、もうちょっとそこに葛藤があってもよかったとは思う。そうそう、ヨルダン情報機関のトップの人がめっちゃかっこよかった。スリムで、背広の着こなしが最高によかった(ラッセル・クロウのブタ体型&カジュアルウェアと好対照)

  • (Amazonより)
    世界を救おうとする2人の男。CIA工作員のロジャー・フェリス(ディカプリオ)と、彼の上司であるベテラン局員、エド・ホフマン(クロウ)。
    フェリスは、世界中の情報網の中枢に潜入し、現場を知らない上司にキレながらも、命を張って働く男。一方のホフマンは、平和な自宅や安全な本部から電話一本で命令し、部下の意見は無視する冷酷な男だ。
    そんな生き方も考え方も違う2人の目的はひとつ。地球規模の爆破事件のリーダーを捕まえること。
    足跡すら残さない正体不明の犯人をおびき出せるのは、「世界一の嘘」しかない。フェリスとホフマン、そして他国の諜報部の、息もつけない頭脳戦が始まった!
    果たして世界を救うのは、いったい誰のどんな嘘か--?


    フェリスの上司・ホフマンには本当にイライラさせられました。なんなんだあの上司は...
    フェリスが拷問され 指を潰されるシーンは思わず目を背けてしまいました。
    きっと今は映画のようにワンポイントで監視が可能なのでしょうね...
    中東って本当にあんな感じなのでしょうか?映画でしか知ることが出来ませんが 日本がいかに安心して歩ける国なのか...危機感が無さ過ぎのような気もしますが...

  • 別途

  • リドリー・スコット監督、ディカプリオとラッセル・クロウという顔ぶれにしては内容が地味。

    『ワールド・オブ・ライズ』(Body of Lies)は、デヴィッド・イグネイシャスの小説、及びそれを原作とした2008年米映画。

    ストーリー:
    世界中を飛び回り、死と隣り合わせの危険な任務に身を削るCIAの工作員フェリス。一方、彼の上司はもっぱらアメリカの本部や自宅など平和で安全な場所から、現場にいる人間を顧みず冷徹な指示を送るベテランCIA幹部ホフマン。そんな生き方も考え方も全く異なる彼らは、多くの死者を出し続ける国際的テロ組織リーダーのアル・サリームを捕獲するという重要任務にあたっていた。しかし、反りの合わない2人は、フェリスがイラクで接触した情報提供者であるニザールをめぐる意見でも対立する。
    ホフマンの指示に逆らえずニザールを泳がせていたフェリスだが、自身の身元が漏れる危険に陥り、やむなく彼を射殺する。その結果銃撃戦に巻き込まれてしまい、情報は入手したものの、相方のバッサームは死亡しフェリスも重傷を負う。
    やがて、瀕死の状態から立ち直ったフェリスに、ホフマンは淡々と次の指令を出すのだった。ニザールの資料から、アル・サリーム関係者の隠れ家が発覚したのだった。強引かつ非情なホフマンに不満を募らせながら、次なる目的地ヨルダンへ向かう。
    フェリスは、ヨルダン情報局の責任者であるハニに協力を仰ぐのだった。信頼関係を築いた彼らだったが、ホフマンの工作によってその友情も壊れてしまう。怒りを覚えたフェリスは、ホフマンに逆らい単独でサリームを追う。
    非情で冷酷な世界に嫌気がさしていたフェリスは、治療に訪れた病院で看護師アイシャと出会い、思いを寄せるようになっていく。ところが、アイシャが誘拐される。罠だと知りつつも、指定された場所へ訪れるフェリス。アル・サリームのアジトに連れ去られ拷問を受ける。その、絶体絶命の窮地を救ったのはハニだった。
    やがてホフマンと再会したフェリスは、提案された好待遇での昇進と帰国を断る。安全な所で中東を他国だと冷徹に対応するホフマンのやり方こそが対立がなくならない理由だと述べて、CIAを離れ中東に生きる決意を語る。優秀なフェリスを諦めきれないホフマンは、その姿を衛星監視システムで見守るのだが、アイシャの元に訪れるのを見て、監視を外すのだった。(ウィキペディア)

  • 原作小説があるので筋はしっかりしている感じがした。が、最後の拷問の指は映さなくてもよかったのでは。

    原作者のデヴィッド・イグネイシャスはワシントン・ポスト紙のコラムニストと検索で出てくる。中東情勢には詳しい人のようだ。


    2008
    2018.7.28レンタル

  • 中東で活動するCIA工作員の物語。
    オシャレでカッコよくて、冷徹だが仁義を理解するマーク・ストロング演じるヨルダン情報局のハニと、アメリカのためなら無実の外国人の犠牲も意に介さないステレオタイプなCIA上司の2人の間で利用され、翻弄される現地工作員。
    諜報の世界の無情さも伝わってくるが、テロとの戦いはあくまで背景で本筋は、現場と管理する側とのギャップの話。
    指を潰されるのがとても痛そう。

  • CIA工作員(レオナルド・ディカプリオ)とその冷酷な上司(ラッセル・クロウ)が、テロ組織に挑むアクションサスペンス。主演二人の好対照な演技と、全編を通じた緊迫感の演出が非常に巧みで最後まで飽きさせない。惜しむらくはラストシーンに込められたメッセージが中途半端な感はある。ダレない長さに全編を納めるためには仕方がないのかもしれないが、感情的な伏線が足りないせいか。個人的に最も気に入ったキャラはヨルダン情報局幹部を演じた Mark Strong 。彼の冷徹なキレ者っぷりは非常に格好良かった。

  • ディカプリオ、って感じです。

  • 中東でのCIAの話。
    この上司がムカつくんだ。
    非常にリアルな描き方。

  • 紛争中の中東現地で身を危険に曝されながら動くCIA諜報員(レオナルド・ディカプリオ)と、安全なオフィスや自宅からまるでゲームのように指示を送る監督官(ラッセル・クロウ)との温度差が憎たらしく感じる魅せ方。
    ディカプリオの迫真の演技は、とても好き。
    最後に、アメリカの庇護の恩恵を受けなくても「中東が好きだ」と言い切ったところにメッセージ性を感じた。

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