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- / ISBN・EAN: 4560292513900
感想・レビュー・書評
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なによりも働く少女たちが一生懸命でかわいらしい。そして気の毒でならない。朝8時から夜中の2時3時まで、時には徹夜もさせられて、挙げ句の果てには給料が未払いとなる。作業中は監督が監視していて、寝ていると罰金である。眠らないように洗濯バサミをまぶたにはさむこともある。初任給は逃げないように預かる、という名目でネコババされることが多い。時給は7円だ。徹夜するために漢方茶を飲みに夜間外出したら、罰金が二日分の給料だった…ついに労働者たちはストライキに出るが、その先頭には14歳の少女も立っていた。工場長は納期が遅れると契約を破棄されるというプレッシャーに抑圧されてはいるが、同情する余地はない。労働者たちはわずかな工賃から田舎への里帰りを果たすが、鈍行で行くために丸2日以上かかる。しかしこのような状況を生んでいるのは消費者である我々である。
そうして作られたジーンズは、店頭でいきなりSALEの札がつけられる…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中国でジーンズを作っている少女達のドキュメンタリー
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世界の工場となった中国、そのジーンズ工場で働く10代の少女達の日常を撮影したドキュメンタリー映画。
田舎から出稼ぎに出てきて、休暇も給料も満足にもらえないジャスミン。
彼女は自分が作ったジーンズを買うアメリカの消費者へ手紙を書く。
その行き着く先は…!? -
BSスカパー。
商業の名のもとに奴隷化するシステム。
人間扱いしないことに無神経でいられる拝金主義。
弱肉強食が生み出す貧富格差は、イデオロギーは違えど、中国も米国も同じ。 -
何度も見ました。
自分と同い年くらいの彼女たちが、
ジーンズを必死に寝る間もなく作っている姿を見て、
当たり前のように今の生活をしている私自身は
彼女たちに何ができるのだろうと考えました。
それ以来、MADE IN CHINAの文字を見ると切ない気持ちになります。
これをきっかけにして、フェアトレードに関心をもちました。 -
たえられない
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着眼点はありがちな作品だと思う。
前半は、「西洋から」目線がどうも感じられてちょっとイヤだった。
どこまでが真実で作りものなのか、わからない。
そういう点では映画って何だろと思う。 -
中国の工場で、低賃金でジーンズをつくる少女たちのドキュメンタリー。
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時給7円…。これが外国に運ばれて、お店ではセール品に。