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- / ISBN・EAN: 4988142749024
感想・レビュー・書評
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素晴らしい映画でした。
内気で物静かな主人公ラースがある日、突然、
通販で買ったセックスドール「ビアンカ」を彼女だと言い出す。
田舎町を巻き込んだ愛おしく穏やかな騒動が巻き起こる。
セックスドールという突飛なメタファーは、「自己」と「慈しみ」といった、
作品に底流するテーマを押しつけがましくなく映し出す。
ラースを、ビアンカをどうするか?という彼岸の問題がいつしか、
それを自分たちはどう受け入れるか?という此岸の問題になっていく様が
愛おしい。
物語を取り囲む世界、例えば、冬から春へ流れる季節性、兄嫁の妊娠、
同僚のフィギュアやぬいぐるみへの執着なども主ストーリーを程よく包む。
彼は自分でそう決めているのだ、という女医のことばが印象的な名作です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2007年公開のアメリカ映画。
幼い頃のトラウマから
人とのつながりを避けて生活する
27歳の青年ラース。
そんなある日
彼はガールフレンドを連れて
自分を心配する兄夫婦と
食事をすることに。
しかしラースが連れて行った
ガールフレンドとは、
インターネットで注文した
等身大のリアルドールだった…。
いやぁ〜コレは
抱き締めたくなるくらい
本当にいい映画!!(>_<)
アメリカ映画も
まだまだ捨てたもんじゃないね(^_^)
あらすじ読んだだけやと
ただのアブない人の話みたいに
聞こえるかもやけど(汗)(^_^;)
とんでもないです?
奇跡的なまでに(笑)
素晴らしい
大人のファンタジーに仕上がってます♪
ラースは町の人気者。
だけど自分が生まれてきたために
母親は死んでしまったと思い込み、
トラウマになっている。
そんな恥ずかしがり屋で
内気なラースは、
リアルドール(ダッチワイフ)の
ビアンカを彼女と思い込み、
満面の笑顔で
兄夫婦に紹介する。
戸惑いながらも
兄夫婦たちが
その設定を
なんとか受け入れようとする辺りが
ラースがどれだけ
愛されてるかが分かるし
優しく見守る兄夫婦や女医さん、
教会の人たち、
同僚の女の子
など
彼を取り巻く人々がみな
ラースを受け入れ、
ビアンカを人間として扱う
優しくていい人たちばかりで
後半になるにしたがって
かなりウルウルさせられます(>_<)
笑いを絶妙に交えながら、
妄想恋愛をすることによって
人とつながり、
母の死と向き合い
自分自身を見つめなおしていく
主人公ラースを筆頭に
出演者全員が
(観る側の自分たちも)
一緒になって成長していくという
本当に心あたたまるストーリーです(ToT)
ラースを演じた
ライアン・ゴズリングの
繊細で巧みな
感情表現を駆使した演技には
本当に脱帽?
(テディベアを蘇生させるシーンには
キュンキュンさせられました?)
兄嫁役の
エミリー・モーティマーの好演も
光ってました。
人と触れ合い
本当の恋を知って
人間らしくなったラースの今後が
また気になります(^^) -
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ほなむさん
>なにこれ!想像を良い意味で裏切られた素晴らしい映画だ!!
まったくそのとおりですね。
僕も実際に観るまではイロものコメディ...ほなむさん
>なにこれ!想像を良い意味で裏切られた素晴らしい映画だ!!
まったくそのとおりですね。
僕も実際に観るまではイロものコメディーだと思っていたのですが、ラースのあまりにも無垢で繊細な心にこちらまで胸を締め付けられ、次第に彼を受け入れていく街の人々のあたたかさにもまた胸を打たれ......
いまでは心に残る好きな映画になっています。
突然のコメント失礼しました。
ほなむさんの本棚に魅かれてしまいました。
フォローさせてください。2013/03/14 -
ですよね!
いい映画は数あれども好きになれる映画ってのはまた違ったもので本当に心に残って日常の中でふとその感動がいつまでも魔法のように現れて...ですよね!
いい映画は数あれども好きになれる映画ってのはまた違ったもので本当に心に残って日常の中でふとその感動がいつまでも魔法のように現れて繰り返し起こりますよね。
私の中でもこの映画もその1つに挙げられる映画の1つとなってます。
コメント&フォローありがとうございます!^^
これからも拙い文ですがレビューをどんどん上げて行きたいと思ってますのでよろしくお願いします。
2013/03/15
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まぁ、ソファに2人が腰かけた場面は不気味でした。でも、ドールは服を着た姿しか見せず、製作陣に下心はありません。むしろ、心の病を持った青年が愛情を注ぐゴズリングの熱演に目がいきます。町の人々の心優しさはおとぎ話ですが、それでもそこに浸って彼の再起を期待して見ていました。
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引きこもりがちなラースに彼女ができた!!
「よかったな~」
と思ったのも束の間。
紹介されたのは人形だったというお話。
周囲の人間が皆ラースに対して優しく協力的。
なぜこんなに優しい人ばかりが集まっているのだろうと
思ってしまう。
今の日本で人形の彼女をあちこち連れ回して
「僕の彼女なんだ」
みたいに言ったら
即入院だろう。 -
2010/05/17
想像してたのと全然違った。ほっこりあったかくなる映画。
ラースの一途さが切なくて、ちょっと胸が苦しくなる。
でも、ラースがこんなにもたくさんの人に愛されているのはなぜか、というところを最初にもうちょっと描いてほしかったかなぁ。
見終わってこんなに爽やかな気分になる映画は久しぶりだ。 -
ライアン・ゴズリング主演、リアルドールに恋をした青年の姿を描くドラマ
見どころ
等身大のリアルドールを本物の彼女と思い込んでしまった青年と、周囲の人々の交流を温かい視点で見つめるハートフルコメディ。エミリー・モーティマーらが脇を固める。
ストーリー
シャイで女の子が苦手だが、純粋な心を持っている青年・ラース。ある日、彼はインターネットで購入したリアルドール・ビアンカを恋人として兄夫婦に紹介する。医師の助言を受け、彼らと近所の人々はビアンカを生身の女性として扱うことに協力するが…。
とんでもない設定の作品だけれども彼を取り巻く街の人々がやさしくて、なんでも受け入れてくれるのがほんとにほほえましい。 -
なんとも不思議な話。自分の世界にこもりがちな青年ラース。ある日彼女だといって連れてきたリアルドールにびっくりする兄夫婦。だが精神科医、街の人、職場の人皆がその人形を人間として扱うのだ。それでラースの心と、さらに街の人も何か不思議な温かいものに包まれてゆく。
精神科医役のパトリシア・クラークソンがとても素敵。
ライアン・ゴスリングはラース役。自分が生まれた時に母は死に、それが原因のようで、人にちょっとでも触られると痛がるという設定。人はいいがどこか一人前には扱われていない気のいい青年役。こんな雰囲気にもなるんだねえ。
2007アメリカ
2020.3.20レンタル