TOKYO JOE マフィアを売った男 [DVD]

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監督 : 小栗謙一 
出演 : エイレン・スミス  スティーブン・エトー  ジェレミー・マーゴリス  ジョン・ドラモンド 
  • ポニーキャニオン (2009年6月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988632502313

TOKYO JOE マフィアを売った男 [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • 私達の知る事の無かったマフィアの世界で生きた1人の日系人。

    銃弾を頭に受け、それでも危機一髪命に別状がなかったという。
    不幸中の幸いであり、運の強さであり。

    FBIに存在するという秘密組織に護られる事は、仲間への裏切り行為になり。
    例えこの身に危険が迫っていても。
    家族同然の様に、交わした契りの重さ。
    そこに根を下ろし、人生を捧げ。
    彼の生きる世界は、私達の想像を遥かに超える物でした。

    彼が下した決断は、本当に彼が心の底から納得する事は死の間際までなかったのでは?と。
    自問自答をし。
    誰にも見せられない顔を持ち。
    心の奥底の深い闇となっていく様をひしひしと感じました。

  • 以前から気になっていた、アメリカのマフィアの元幹部・ジョーを追ったドキュメンタリー。


    以前、彼を取り上げた書籍を読んだけど、それとは微妙に異なる、“モンタナ・ジョー"あるいは“トーキョー・ジョー”こと、ケン・エトーの生涯。植民してきた日系人のいわゆる“二世”ゆえの苦悩、厳格な父親、博打の稀有な才能――と、「モンタナ・ジョー」とディテールは同じなんだけども、なんだかこちらの方が、もう少しドライに評されている感じ。


    映画では、ジョーを追っていた元FBI特別捜査官のスミス氏を中心に、元連邦検事補、最愛の息子などのインタビュージョーによって、ジョーこと、ケン・エトーの存在が浮き上がっていく。曰く、無表情なポーカーフェイスで、人となりを見抜く才能を持っていた男。天才的な博打のイカサマの腕。そして、自分を裏切ったマフィア(もちろんイタリア系)の「沈黙の掟」を破り、姿を隠して司法の場での証言をゆるがせにしない、筋の通し方。


    彼は日系アメリカ人だけれど――日本人の理想の男=任侠を実践した人であるのは、間違いないと思う。そしてそれは、皮肉なことに、現在の日本においては、リアルではない「理想の」人物像でもある。


    17年に及ぶ連邦保証人プログラムで、彼はマフィアと、マフィアに癒着している労組や警察などの実態を次々と証言して、権力を握っていた人物たちの逮捕に貢献する。そのあたりをもう少し見せてくれたら、なおよかったのに……。


    それに、スミス氏が彼の若かりし頃を語る時、日系人収容所に触れるのだが、妙にそこだけ湿っぽいのが気になる。いえ、日系人収容所はひどいと思いますよ? “仕方ない”じゃ片付かない問題だと思いますよ? だけど、なんだか日本人の観客を意識したシーンに思われて居心地が悪いというかなんというか。


    ジョーはすでにこの世の人ではない。だから、この映画で語られた彼の姿も、結局のところは、想像と推測の範疇を出ないといっていい。インタビューに応じた、元FBI捜査官・スミス女史による、ジョーについて語った書籍が出版されたようだけれど――一応、「モンタナ・ジョー」と、読み比べてみるべきでしょうかね。


    そうそう、映画で使われていた音楽が超サイコー! ハズマット・モディーン、要チェック。

  • [TOKYO JOE 日本 2008]
    メモ:シアターキノ A館 16:05-17:40 2008Vintage手帳15 一人で観る 

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