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- / ISBN・EAN: 4988102642136
感想・レビュー・書評
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高知の漁港で理髪店を営む清水豊松(中居正広)は、愛する妻・房江(仲間由紀恵)と一人息子の健一とともにつましくも温かな家庭を築いていた。
そんな彼の元にもついに赤紙が届き、中部軍の部隊へと送られる。
やがて終戦を迎え、ようやく家族との再会を果たした豊松だったが、2人目の子どもを授かった矢先、今度はMPに捕らえられてしまう。
容疑は従軍中の捕虜殺害。絶対服従の上官命令に従っただけの豊松は無実を主張するが、非情な判決が下され…。
中居正広、仲間由紀恵主演、ドラマ史に金字塔を打ち立てた感動作を完全映画化!
時代を超えて語り継がれる、ある夫婦の深く切ない愛の物語。
第2次大戦の頃、散髪屋の主人公は、徴兵され、上官の命令に逆らえず、捕虜を殺したことが原因で連合国にC級戦犯として裁かれることになる。妻は必死に減刑活動をするのだが。一般人が否応なく戦争に巻き込まれていく残酷さや非人間性をリアルに描いています。中居正広の演じる善良な市民が、戦争のために踏みにじられていく葛藤や絶望感をリアルに演じきっています。Mr.Childrenの主題歌も、最高です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
□ 1242.
<観た日>
2012/8/15 -
レンタルで鑑賞。
不条理。
パール判事を思い出す。
当事者意識の無さと、自分は大丈夫だという思い込み。
ごく平凡な一市民が徴兵され、上官命令によって米兵を殺害し、A級戦犯として裁かれる。重いテーマであるが、映像の綺麗さと音楽の美しさで重々しさが軽減されているように感じた。 -
今の私たちの生活は、過去を生きた人達の多くの犠牲と成果によってもたらされているのだと思った。誰が主人公になるかで良い事、悪いことは変わるけど、戦争をしてはいけない本当の理由を訴えているとおもった。
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ちょっと最近の若者っぽいテンションの中居正広を起用して、一般市民が徴兵されて軍法裁判にかけられていく。上官に従っただけだし、殺してもいないしで巻き込まれてその上官と同じ部屋で過ごしたりして気持ちが揺さぶられている様がよく表れていた。最後に亡くなるのかリアルだと思った。理不尽だよね。軍法裁判も、殺し合いが認められる戦争も。
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美術が本当に残念なことになっています。きれいな障子にきれいな床屋セット。苦労感が、ない!中居くんがせっかくいいのにもったいない。終焉に向うにつれて、中居くんのキャラがすごく活きてくる。
妻役の仲間由紀江が床屋の椅子を買う旨を告げたときのカット割に、商業映画の可能性を私は見た。 -
とにかく理不尽な映画だと思った。
戦争は起こしてはいけないとかそういう事よりも理不尽だなあと。
色々納得できない部分が多かった。
キャストの演技力は文句なし。
草彅剛は安定してた。鶴瓶も味が出て良かった。
何故あそこまで後押しがあって死刑執行だったのか、裁判での受け答えにあったんだろうかな。
やっぱり戦争って、犯罪が正当化されてしまうような教育というか洗脳の一種だから、難しいなあ…。
A級戦犯とかB級戦犯実際にwikiで調べたりするのは好き。 -
どうしてこうなった
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ただただ理不尽。
近しいキャストで一瞬集中きれるけど、
面会のシーンなんかは泣いた。