映像の切り取り方や、質感のセンスは素敵です。
廃墟に堪っている水場が幻想的です。
ストーリー展開が一介の日本人にはすんなり飲み込めず無念です。
ただ、「無常」と「ラブ」要素はありますね。
マレーシアが舞台だったのですね。
湿気とか粉塵とか、ビニール袋のジュースとか、
発砲スチロールで作ったその場しのぎの防塵マスク。
ベットを水で洗って、天日干しする。
軽くカツアゲに遭遇する。
食堂の2階屋根裏部屋に住む。寝たきりの男を看病する。
露店で売られていた電飾の置物がプレゼント。
ほわほわと日常を漂いながら、快楽の泉を探す男女の物語。
雰囲気は好きですよ。