レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで スペシャル・エディション [DVD]

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監督 : サム・メンデス 
出演 : レオナルド・ディカプリオ  ケイト・ウィンスレット  キャシー・ベイツ  マイケル・シャノン  キャスリン・ハーン 
  • 角川エンタテインメント (2012年6月3日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4582194841967

レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで スペシャル・エディション [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • 結局、ディカプリオとケイト・ウィンスレットの夫婦のどちらが悪かったのだろうと思うと、やっぱり「どっちも悪かった」としか言いようがない。この二人が自分たちには無限の未来が広がっていると思ったこと自体は責められない。だが強いて言うならば、「自己実現」などという悪夢に取り憑かれてしまったことがすべての始まりなのだろう。ディカプリオは奥さんに女優の夢を見せてしまったし、女優の夢を失ったケイト・ウィンスレットはディカプリオの夫にすべてを託そうとする。一方でディカプリオは第二次大戦時にパリに兵隊として行ったときの経験が忘れられずに、ケイト・ウィンスレットととの生活は「余生だ」と思っている。
    そこからしてすでに間違っていたのだ、この二人は会わないほうがよかったのだ、と思わざるをえない。
    ディカプリオとウィンスレット、二人は本当にすばらしい演技をしましたね。そして、エンディングのキャシー・ベイツの旦那の「あの行動」! うんうん、よく分かるよと思ったものでした。

  • 観賞後の何とも言えない疲労感と喪失感故に、★4つ。ですが、本当は★5つにしたい。それぐらい秀作。

    舞台は50年代アメリカの一見はごく普通の家庭。しかし一見幸せそうな家族だが、崩壊寸前。レーガン思想の「古き良き時代に戻ろう!家族が大事だ!」の胡散臭さそのものが、当時のアメリカの病理。それをウィーラー家族が体現したのである。60年代後半や70年代ほど目に見えたものではないが、その時代に向かってアメリカが抱え始めた病理とでも言うのかな。『アメリカン・ビューティ』で描いた90年代の核家族崩壊もスゴかったけど、こっちのほうがひた隠しにされていたぶん地獄絵図。サム・メンデスは現実を切り裂くのが本当に巧い。

    是非、町山智浩さんの解説を。原作が読みたい。

  • レオナルド・ディカプリオ&ケイト・ウィンスレットの『タイタニック』ペアが主演の夫婦もの。

    タイタニックでモリー役だったおばさんが出て来たり、ディカプリオくんの芸術的センスを生かすためにも大きなお船でパリへ行こうとか、タイタニックを知っているとまた別の楽しみ方ができるお話でした。

    しかし、話の内容は、美人で気が強くて普通の人と同じはイヤっていう女優志願だった奥さん(ケイトさん)をもらっちゃったディカプリオくんの悲劇って感じだった。

    平凡な生活を変えるためにパリへ移住しようと言う奥さんの提案を受け入れた矢先に奥さんが妊娠しちゃって、移住計画とともに夫婦関係も破綻。
    そもそも旦那さんの方は移住にそれほど乗り気じゃなかったような気がする。

    妊娠させたのも旦那さんだし、堕胎が難しくなった期間に入ってからケンカのときの売り言葉に買い言葉かもしれないけれど「本当は堕ろして欲しかった!」って言った直後に奥さんが無理に自ら堕胎を試みて出血多量で死んじゃうだなんて、絶対に生き残った旦那さんは大きな心の傷になるよねぇ…。

    そもそも奥さんは旦那さんを憎んでいたのか、自分自身を憎んでいたのか…。
    そもそも事故だったのか、あてつけの自殺だったのか…。

    タイタニックでは男性のほうが亡くなって、それでもけなげに生きてきた女性が清々しかったけれど、このお話では女性が亡くなり男性が生き残って、なんだか絶望的な感じの結末でした。

    まぁ、一番の被害者は、ストーリーのなかでも全く存在感がなかった二人のお子ちゃまかな。
    まだ小さいお姉ちゃんと弟がいる設定だったけど、子供がいるような描き方じゃなかったもんね。

  • 「レボリューショナリーロード/燃え尽きるまで」ってタイトルだけ見てスポ根系かと

    そしたら怖い
    超怖い
    アメリカンビューティの監督と後から知って超納得
    みんなが目を背けている真実をのっぺりとわかりやすく画面に映し出してくれた感じ
    「1950年代のアメリカ」っていう設定に安心してちゃいけないと思う2010年代日本

    数学者の台詞が真実なんだ

    それに気づかすにこの世の中の結婚制度とか男女の役割だとかを迎合できた人の勝ち
    例えば隣の家の夫婦とか
    できなかったら電気ショック(「療」法)

    主人公夫婦
    隣の家の夫婦
    キャシーベイツ家の老夫婦(とその息子)
    が対比要員としていい感じのバランスだった


    旦那が悪い/嫁が悪い とかの問題でもない
    論点がそこの人はある意味幸せだと思う

    絶望的であることを認める勇気
    だっけ?

    数学者の台詞がマジ怖い
    そして惚れた

    タイタニックの二人再びとか
    善良市民のキャシーベイツとか
    終わってみるとキャスティングからしてすでに怖い
    そして皆さん見事だった

    また、最後のシーンも超うまい

    所詮世の中ままごとかもしくはRPGか
    うんみんな知ってた

    原作読もうかな


    (REVOLUTIONARY ROAD/2008)

  • 最後ディーラー夫婦の会話で、奥さんが主役カップルの悪口を言い出し、無言で補聴器のスイッチを切った夫をクローズアップしてエンドロール、という終わり方でしたが、やはりそれは主役の2人は特別な存在だったという事を暗示しているのでしょうか?
    正直感想を書くのが難しい映画で、人生はやっぱり思い通りにはいかないという主題なのかと思いますが・・・
    なんかもっと別の意図もある気がするんだよなぁ

  • 夫婦不和もの。おそらく男の視聴者が溜飲下がるつくりになってるw ディカプリオのぶち切れシーン見てるだけで爽快ワロ。バカ正直に浮気の自供しだすとかもたまらん。ケイトさんのウザい女役っぷりもすごいと思う。映像で描かれてない夫婦間設定とか紆余曲折も全てセリフでしゃべらせるのが逆にすがすがしい。これだけ会話してダメだったんならしょうがないやん、と思わせる。

  • 夫婦の言い合いのシーンや台詞がリアルで、なかなかのめり込んで観てしまうのですが、やっぱりどっちかっていうと苦手かな…
    公開中に「バケモノみたいな映画だ」という感想をテレビで見たけれど、確かに最後の展開はホラーを見ているのと近い感覚があります(笑)

    私はフランクの選択はしごくまっとうだと思うのですが…。
    やっぱりエイプリルは思考が現実離れしすぎているかと。夢や目標を持つことは大切ですが、夢だけでは生活していけないのはあれぐらいの年齢の大人だったら十分わかっていいのに。
    そもそもあの夫婦は、どうしてそんなに「自分たちは特別な夫婦」と思い込んでしまったんでしょうか。美男美女の若夫婦で注目されたからなのかな?
    立派な家に住み、可愛い子供達がいて、十分に恵まれた環境にいるのに何をそんなに絶望を感じる必要があるんでしょう?
    夫が生活のためにつまらない仕事を我慢して…ってそれが現実の生活というものではないでしょうか。
    平凡な生活の中にも2人で楽しく過ごす術を見いだせないのなら、この夫婦は根本的なところに溝があるのであって、例えどんなに環境を変えてパリにいったところでダメだっただろうな、と思います。
    何よりも、子供が空気すぎてかわいそう…。子供よりも自分の希望を先行しているし、エイプリルは普通の平凡な家庭生活には収まりきれない女性だったのでしょうね。
    それとも、エイプリルの苦しむ「虚しさ」は私が家庭を持っていたら、もっと共感して観ることができる部分があるのかな。

    苦手だけれど…人物設定が良くできていてそこに引き込まれます。
    主役の夫婦をとりまく家族も、なかなか意味深で興味深いです。
    不動産屋の息子、2人の思っている事を唯一正確に見抜いて言葉にできるのですが、普通の人が言わない「本音」を言ってしまえば「精神異常者」のレッテルを貼られるのか、と思ってしまうし、エイプリルに惚れていながら最後は奥さんと丸くおさまる友人夫婦も薄ら寒いし、最後の奥さんの話を聞かない方法を心得ている老人がアップになるシーンなんて見事ですよね。

    結婚生活の恐ろしさを考えさせられる映画です。

  • 寒気がした。とくに最後の不動産屋の夫婦のカット。妻のぐちぐちとした話を補聴器をこっそり切って聞かない夫の、なんてことのないカット。すごい皮肉だな、とぞっとした。
    中絶方法にも寒気が止まらなかったし、出会いから急落する夫婦関係。冷え切って、けど愛はあって、でも憎しみも強くて。男と女の分かり合えない感情が、苦しすぎて、結婚したくねーってなる映画殿堂入り!!(ほか、ブルーバレンタイン、ゴーン・ガール)
    サントラすっごくすき!

  • 終わり方よ

  • サムメンデス=アメリカンビューティー
    特別な夫婦
    ラストシーン、じいさんの補聴器
    タバコ吸いすぎ映画


    夫婦ケンカ系

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