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- / ISBN・EAN: 4988102687632
感想・レビュー・書評
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暗くて湿っぽい
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昭和の懐かしい空気が漂う映画。このレトロ感たまらなく好み。
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劇場公開時に鑑賞。
やはり映像化は厳しかったか。
京極堂が嵌らないと、成り立たないのが良く判る。 -
[魍魎の匣]を先に見たのでウーン……というかんじ。でも京極堂が沢山見れて満足。
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原作が面白かったので当時映画は敢えて観なかったな。実相寺なのに。阿保だった。まあ観たとしてもおそらく腐してた気がする、阿保だから。でも歳取った今観るとなかなか味わい深いものがありましたよ。演劇的な演出も妖しい雰囲気やペダンチックにケムにマク世界観にあっていたような気がしたし、池辺晋一郎のテルミンを使用した劇伴も良かった(確認したらオンド・マルトノ、でした)。キャスティングは絶妙にバッチリだと思ったし。榎木津の阿部寛とか堤真一とか。内容の駆け足過ぎる部分はしょうがないのでいいとしてもこんな話でしたか。すっかり忘れてた。小説と映画はまったくの別物だし忠実に描く必要はまったくないと思っているのですが、長編の脚本化には余程の力量と実力がないといけないのでやはり短編を映画化するようにしたほうがいいと思いますですよ。それに姑獲鳥はアクマでモチーフなのでそれを女の人にメイクさせて実際のイメージ映像で見せるとか、絵をひっきりなしに見せつけてくるとか、「姑獲鳥の夏だ」とかモノローグで言わせるとか、あまりにダサい。タイトルやその意味を劇中で登場人物に言わせるほどダサいものはないと思っている身としてはキツいっす。あとすぐ原作者を内輪のご褒美のように出演させるのもダサいしくだらない慣習だからやめましょう。さりげなく一場面、じゃないのがプロデューサーとか制作陣のこれ見よがしで幼稚な誇示にしか見えないのでシラけるばかりです。上手いとか下手とかは関係なく。原作者の意向なのかどうかは知ったこっちゃないですが。などなどありますが、全体に意欲的で建物や部屋の美術小道具も立派で見応えがありました。ただあの坂道だけはどこかロケででも見つけられなかったものかとちょっと残念。
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観終えて最初に感じた事はよく分からん映画だった。そこで解説なり他の方のレビューをみた。きびしめの評価が多くみられた。原作が映像化しにくいというのもあったが確かにその通りかもしれない。京極ファンからすると物足りなさと別物と感じたのではないだろうか。
私は原作を知らなかったのが、この映画を観て原作を読んでみようという気にはならない。解説・レビューを見て改めて映画を観直す。もう少し色々と分かって楽しめる気もするが、それをないだろう。 -
温室に立つ原田知世に感無量
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原作読んでおくと物足りない。
やっぱり短い。無理矢理まとめた感がする。
暗すぎるし、もうちょっと魍魎の匣みたいにはっちゃけても良かったんじゃないかなー。 -
原作未読。
全体的な雰囲気は良かったが、話の内容がいまいち頭に入ってこなかった。
登場人物も涼子だの梗子だのと、紛らわしくてごっちゃになる。
そもそも性的虐待や赤子殺しなど、生理的に無理というか、不愉快。
阿部寛はかっこよかった。