その土曜日、7時58分 コレクターズ・エディション [DVD]

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監督 : シドニー・ルメット 
出演 : フィリップ・シーモア・ホフマン  イーサン・ホーク  マリサ・トメイ  アルバート・フィニー 
  • ソニー・ピクチャーズエンタテインメント (2009年7月3日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4547462057808

その土曜日、7時58分 コレクターズ・エディション [DVD]の感想・レビュー・書評

  • DVD

    どうしてこんなことに??
    最悪の事態が、さらなる最悪を呼んでいくミステリー。

    父親…宝石店経営
    長男…事業で成功。しかし脱税、薬物中毒など問題有り。父親から愛されていないと感じている。
    次男…バツイチで養育費の支払いに追われる。両親から惜しみなく愛されるが、いつまでも子供扱い。

    この3人の微妙な関係性に注目。
    家族という閉じた関係の中で事件が起こるため、事件の状況だけでなく、それぞれの心理をしっかり追うことが出来て面白かった。

  • 色々考えたけど、あの親にしてこの子ありって感じ。
    ツケが回ってきた。親も子も。

  • 誰も死なないはずだった強盗計画。から始まっていく物語。
    ひとつの歪みがどんどん悪い方向へ転がっていく。
    と言うのは表向き。
    結局、この家族の歪みはもっとずっと昔から始まっていて、あの強盗計画は風船が弾けるキッカケだったにすぎないわけだ。

    それにしても、家族一人一人が抱えてきたであろう哀しみ孤独が全然描かれていない。
    特に父親。

    まぁ、フィリップ・シーモア・ホフマンの相変わらずの美しい演技が観れたから良しとする。

  • オカマがかわいそうなお話。PSホフマンサイコーラストの勢いサイコー…なんだけどそれまでがタルいタルい

  • フィリップ・シーモア・ホフマンの演技力に脱帽。
    演技力で引き込まれてしまう俳優さんのひとり。
    もう彼の作品は観る事ができないのですね…
    とても、とても惜しい俳優さんを亡くしてしまいました。

    そしてイーサン・ホークのダメ弟っぷりも見事!
    本当にこういう人物かと勘違いしてしまうほどです^^;

    ある兄弟が、親の宝石店に強盗に入るという計画を立て、
    その日を境に転落の一途を辿るという、どうしようもない映画。
    弟を利用する事しか考えていない兄と、気が弱くダメダメな弟。
    はー……もう気が滅入るわ。でも面白かった。

  • どこまでも最悪の展開だ。

  • 2007年公開。
    ニューヨークに住む会計士のアンディは、
    離婚し娘の養育費にも困っている弟のハンクにある提案を持ちかける。
    それはなんと、実の両親が営む宝石店への強盗計画だった。
    そして運命の決行の日。犯行時間は土曜日の朝7時58分。
    しかし最悪の誤算から二人は次第に追い詰められていく…。

    フィリップ・シーモア・ホフマン、イーサン・ホーク、アルバート・フィニー、マリサ・トメイによる戦慄のサスペンスです。
    監督は『狼たちの午後』『オリエント急行殺人事件』『十二人の怒れる男』の
    巨匠シドニー・ルメット。


    全編に漂うなんとも息苦しい緊張感。
    破滅へのカウントダウンを歩む家族の崩壊。
    さすが80歳を越えるベテラン監督だけに
    重いテーマを飽きさせることなく
    ハラハラドキドキを持続させる構成力はお見事!
    時間軸をうまく使いながらの見せ方が上手い。

    誰も傷つかずに終わるハズのありふれた強盗事件は
    いくつかの誤算から
    やがて不幸のスパイラルを生み出していく…。

    追いつめられていく主人公アンディを演じたフィリップ・シーモア・ホフマンを筆頭に、演技派揃いのキャスト陣がとにかく素晴らしい熱演を見せてくれます。

    深い余韻を残すラストと共になんとも重厚な作品ですが
    久々に上質なサスペンスを観たという思いです。
    冒頭に出てくる重要なキーワードを見逃すなかれ!

  • 両親が経営する宝石店を襲うという時点で、この兄弟はどうしようもないロクデナシであります。ろくな結末を迎えないのはわかりきっていて、そのわかりきった結末に向かって映画が進んでいくわけですが、カットバックで時制をずらしたりして、退屈させない工夫はあります。

  • 悲劇の主人公は甘やかされて育った弟か。父親に愛を感じられず犯罪を繰り返し、計画を立てた兄か。息子に上手く愛情表現ができず、挙句には自らの息子を殺してしまった父親か。

  • また情けない兄弟がいたもんだわ!兄をフィリップ・シーモア・ホフマン、弟をイーサン・ホークとなんともまぁ~技巧派の2人が演じているのだが、最近のイーサン・ホークってどこか情けない役が多いような気がします。「ホワイトファング」で惚れこんだ愛くるしい笑顔はないし、力強さをまるで感じない。このまま技巧派のまま年老いてしまうにはもったいないなぁ~

    「その土曜日、7時58分」
    https://www.youtube.com/watch?v=nPr2Aychrx8

    やり直しのきかない人生でとことん失敗を繰り返し続ける兄弟が、転機を狙い共謀して宝石店強盗を計画…って自分の家を…そんな計画を練っているくらいだから人生すべてがうまくいかないんでしょうね。その後はとことんうまくいかずに誤って母親を殺害してしまう。エンディングのお父さんを見ていると本当に気の毒に感じてしまいます。

    選択肢はなかったのか?…と思うが、この選択肢だけしか父親には残されていなかったように思える。人間楽をして生きようと思うこと自体が人をダメにするんでしょうね

  • テンポ感と、追い詰められていく兄弟の心理描写がたまらない!
    でも犯罪に良いも悪いもないんだね

  • こんなにも愚かで哀しい話は多くはないだろう。
    ずっとこうやって生きてきたのか、この兄は。
    この弟がこの先どうやって生きていくのか・・・。
    最後まで見ると、どうしてこうなったのか?なんとなく迫るものがあるようにも感じる。
    とにかくずしんと来る話。
    何もカタルシスなんてないけれど、重みのある迫り来るサスペンスとして一級品。

  • 終わり、これでいいの?

  • フィリップ・シーモア・ホフマンは、わりと好きな俳優だけど、みんなが絶賛するほど演技力があるように思えないのは、僕だけなんだろうか。
    もちろん演技が上手いのは見ればわかるけど、いつ見てもホフマンという感じがしてならない。デニーロみたいなもんで。

  • ( ^o^) Sidney Lumet監督。
    原題、邦題ともに魅力的な作品だが、Sidney Lumet監督の遺作となった一級サスペンス・ドラマだ。
    正反対の性格で、互いにそれぞれ金銭事情を抱えた兄弟が強盗を計画し実行するが、そこから最悪の展開に。過去に遡る編集で見せ方が上手い。主演のPhilip Seymour Hoffman(合掌)とEthan Hawkeの迫力ある熱演が素晴らしく、ついつい感情移入してしまう。たんなるサスペンスにとどまらず、監督が伝えたいテーマがきっちり描かれているのがさすが。

  •  それぞれに行き詰まった兄弟は父が経営する宝石店への強盗を計画。強盗を行ったその土曜日、7時58分、兄弟の歯車が狂っていく。

     登場人物が破滅していく映画なのだが、予想以上にどんどん破滅へと進んでいく。7時58分を中心に時間があっちこっちに動いていく演出もいい。
     父親へのコンプレックスが大きなテーマとなっていて、色んなことを考えさせる。

     先日(2014年)亡くなったフィリップ・シーモア・ホフマン 。スクリーンの中には不思議な存在感があった。
     名脇役の印象が強い彼が主役を演じてるのはあの「カポーティ」とこの映画だけ?

  • フィリップ・シーモア・ホフマンの乾いた笑顔に潜む狂気。本作と『カポーティ』の影響で、彼の微笑は破滅と転落のシンボルとして刷り込まれてしまった。父親殺しに失敗し、手違いで母親を殺してしまった現代のオイデュプス王は弟も殺せない聖書のカインの出来損ないだ。その悲劇は神話の出来損ないの様に滑稽だが、それがいい。原題『Before the Devil Knows You're Dead』のタイトルははラストを見終えてからその意味に気付かさせられる。しかしホフマン、何も現実でまで破滅しなくたってもよかっただろうに…

  • シドニー・ルメットの遺作。ある地点から時代が右往左往渡り歩く構成が面白い。救いはない。一種の悲喜劇。

  • 『ザ・マスター』でもそうだが、フィリップ・シーモア・ホフマンの異常とも言える演技力は圧巻。そこにイーサンホークが相変わらず哀愁帯びたダメ兄弟を見事に演じきっていて、二人の演技力だけで最後まで観れる。
    どうしようも無い兄弟のがどうしようも無い強盗計画を実行に移し、どうしようも無い不幸が連鎖する。そんな映画。

  • 悲しいことしか起きない映画。
    どんよりしたい気分に最適。
    でも冒頭で起こる誰も傷つけないはずの強盗計画で、母を殺してしまうという悲劇が一番強くて、それ以降はこじんまりとしていく感じもあった。連鎖してどんどんどうしようも無くなっていくのかなと思ったのでちょっと物足りなかった。
    クライムものというよりは結局家族もの。父と兄と出来の悪い弟の話で、父と長男の別れのシーンは、復讐なのか救いなのかが観た人にとって違うように受け止めれるように作ってあり、切なかった。
    それにしても、弟の側面があんまり無かったかなあ。ただのダメ人間で終わってしまったのがもったいないような。

  • 肉親の店を強盗するという突拍子も無い計画から、家族内が崩壊していく物語。計画失敗から、家族一人一人が持っている秘密が明かされていく様が面白い。

  • え!そこで終わりなの?!イーサン・ホークのオロオロっぷりとフィリップ・シーモア・ホフマンの怖さが◎

  • 「十二人の怒れる男」を撮った監督か…。
    ほんと、お金で追い詰められると人はロクなことを考えない。紙一重の自分を知ってるだけに、実にリアル。まさに、フィルムノワール。
    ただ最後の親父の行動は、どっちの意味なんだろう…?と迷った。
    そうか…、どっちの意味に“取りたいか”という自分と向き合うことになるのか。
    84歳の遺作、やるねぇ。
    主人公の3人もうまい。

  • このドツボにはまっていく感じがたまらない。
    こうはなりたくないなぁ(目線の先にはイーサン・ホーク)

  • 金に困った兄弟が金策のためにとった行動は
    自分たちの両親が経営する宝石店を誰も傷つけずに襲撃することだった。

    2013年最初の鑑賞は重めの作品でスタート。。。

    ほんの出来心、ちょっとしたボタンのかけ違いから始まるが、
    強欲は肥大し、ヒリヒリと赤く腫れあがる。
    いつしか化膿し、腐りきって、ぽとりと身体からもげる。
    そんなような転落を描いた悲劇。

    兄は変態性の高い麻薬にはまり、
    経理責任者としての地位を利用し、横領を重ねる。
    弟は離婚した娘の養育費に苦労する無垢な貧乏でありながら、
    ふしだらでエロい兄嫁と浮気を重ねる

    宝石店を営む両親は仲睦まじいが、
    父は長男ではなく次男を愛していると、少なくとも長男はそう思って育った。

    人間の持つ業の描写に、
    兄弟、父子といった「血」の関係性の中に静かに蠢く複雑な愛憎が加わり、
    物語をよりスリリングなものに設えている。

    嫁が出て行った後、兄役のフィリップ・シーモア・ホフマンの演技が
    狂気じみていて素晴らしい。

    ちなみに、原題は「Before the Devil Knows You're Dead」
    ちょっと邦題がいまひとつな気がします。

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