ジェイソン・ボーン・トリロジーBOX 【初回生産限定商品】 [Blu-ray]

監督 : ダグ・リーマン  ポール・グリーングラス 

出演 : マット・デイモン  フランカ・ポテンテ  クリス・クーパー  ブライアン・コックス  ジュリア・スタイルズ  デヴィット・ストラザーン 

• UPJ/ジェネオン エンタテインメント

感想・レビュー・書評

[むう＆ぴょんこさんの感想 · 2014年10月22日]

【最高に格好良いアクションが魅力のハードボイルドの傑作】

皆さん、寒すぎる週末は大切な方と一緒にハラハラドキドキ
のアクション映画を一気に見てときめいてみませんか？？？

そんな今回はMATTHEW DAMONさん主演のスパイアクション、
Bourneシリーズの”Identity”、”Supremacy”、”Ultimatum”
の三部作を纏めたBD BOX、”THE ULTIMATE BOURNE COLLECTION”
をご紹介します。

このシリーズは2002年公開の米国ユニバーサルピクチャーズが
作成した”Identity”を皮切りに三部作で構成されたアクション
映画であり、原作に基づき欧州を主舞台とし、全編に渡って
重厚な雰囲気が感じられる作風になっています。

内容として記憶を無くした主人公がCIAの包囲網から逃げまくる
アクションであり、最終話では彼の出生の全てが明かされる
極めて痛快で見ごたえのある作品です。

ここで”アクション作品”と聞いて、他ハリウッド作品にありが
ちな主人公が無敵で続々と湧き出る悪を懲らしめる作風を思い浮
かべた方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか？

実は本作はそういった安易な勧善懲悪型では無く、互いを知り
尽くした実力が拮抗した者同士の白熱したアクションと逃走劇
と騙しあいが見ものであり、それが全作品通して緊張感を演出し
組織に属していない主人公の独特の切なさと悲しさ、そして哀愁
と憐憫を感じさせる独特の雰囲気をかもし出し、視聴者を虜に
してしまうのです。

そんなアクション映画にあるまじき印象を与える本作は、各国を
逃げ回る主人公の極めて合理的な判断と危険を回避していく、
機転とアクションに誰でも目が釘付けとなってしまい、三部作を
一気に見てしまうことになるでしょう。

また本作品はTVでも放送されていましたが、残念ながら重要な
部分が時間の関係で削除されており、本作とは別物のような印
象を受けましたので、TVをご覧になられた方も一度は全作品を
視聴されることを強くお勧めします。

第一部：
記憶喪失からスイス、パリ、そしてマリーと一緒に暮らすまで。
【Youtube ”Identity予告編”】
http://www.youtube.com/watch?v=cD-uQreIwEk

第二部：
マリー暗殺、インドからナポリ、ベルリンを経由しロシアへ。
【Youtube ”Supremacy”】
http://www.youtube.com/watch?v=Y-HqyyfBbSo

第三部：
ロシア脱出からタンジール、そしてNYへ、本作品で全ての謎が
解明する！！
【Youtube ”Ultimatum”】
http://www.youtube.com/watch?v=ZT2ZxjUjSo0

本作品はアクションが主体ですが凄惨な血が吹き出るような
シーンなどは一瞬であり、絶妙なカメラワークと編集で回避
していますので、12歳以上のお子様なら楽しんで見ることが
できますが・・・
第二部”Supremacy”冒頭のマリー暗殺場面では吹き出る血し
ぶき場面がある事と死後に水中に漂うマリーが見方によっては
ホラーのような印象を与える恐れがありますので、お子様が
いらっしゃるご家庭ではその部分のみ、注意された方が良いか
と思いますよ！！

全作品通して採用されたMOBYの主題歌も凄くかっこよくて・・・
英語ですが歌詞もメロディもゆっくりなのでカラオケで歌うと
あなたにも”モテキ”が訪れるかも・・・って、効果は保証し
ませんけどね（笑）

【Youtube MOBY ”Extreme Ways”】
http://www.youtube.com/watch?v=VTIkDmNVJeA
（Ultimatum version）

視聴中、ドキドキしっぱなしの彼女にずっと手を握られ続けた・・・
むうでした！！

[小野さんの感想 · 2012年6月5日]

「ジェイソン・ボーン」っていう音は、「ジェームス・ボンド」に似てますね。
わざとなのかな。

マット・デイモンが苦手だったので観ていなかったんですけど、評判がいいので観てみたらおもしろかったです。アイデンティティー、スプレマシーと続けて観たのですが、なぜかアルティメイタムだけ借りずにいてしばらく経ってから観ました。

小説が原作ということで、ストーリーはしっかりできていたと思います。あとキャスティングがね、マット・デイモンもってきたのは大正解だと思います。あのドギマギした感じ。すごくおろおろしてるところがね、いい。「コンテイジョン」ではかっぷくの良いしっかりしたお父さんを演じていましたが、この頃の彼はほんとうにかわいいね！