罪とか罰とか [DVD]

監督 : ケラリーノ・サンドロヴィッチ 
出演 : 成海璃子  永山絢斗 
  • メディアファクトリー
3.39
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感想 : 59
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4935228092161

感想・レビュー・書評

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  • 演劇出身の俳優たちが笑えた。あと警官たちにつけるニックネームにも爆笑。成海璃子演じるヒロインのブラックさも最高だった。が、やはりこれは演劇にしたほうがしっくりおさまるんじゃないかという気持ちが終始つきまとった。とくにロケ撮影の場面など、本作とくらべて外の世界は広すぎるという感じが否めなかった。

  • この映画辺りからどんどん安藤サクラさんんのことが気になりだした。

    あと。成海璃子のふてくされた可愛いけど、今ひとつなアイドルの役と犬山イヌコさんのマネジャー役がとっても似合ってて、キャスティング勝ち。

  • 前半の退屈さと麻生久美子の出てた?みたいな感じはもったいない。

    とっちらかった前半をゴリゴリ無理くり合わせていく感じは結構好きでした。

    奥菜恵を久しぶりに見ました。

  • 舞台では評価のあるケラさんの映画ということで見てみた。

    舞台作家の作る映像作品と言う印象。
    キサラギ、大木家のたのしい旅行、に共通する『舞台臭』が漂っていた。
    それは少々苦手だったりします。

    前半は断念しようかと思うほど退屈でしたが
    後半話しの展開スピードが上がってからは少し面白くなった。

    ちょい役ですが麻生久美子さんの雅楽にドンピシャで乗る女が秀逸。
    安藤サクラさんから漂う毎度の独特の感じが良かったです。

    舞台脳で考えた映画には独特のエグミを感じます。
    少々過剰気味のセリフまわしだとか
    舞台映像のようなのっぺりとしたシーン構成だったりとか。
    気にならないときもあるけど往々にして雑音に感じます。
    今回もあまり得意ではなかったかな。

    これこれで楽しみましたけれど。

  • ブラックユーモア あふれる作品というか
    シュール というべきか。

    映画の編集方法が秀逸で 時間軸が ずれながら
    つながっていく 手際は きわだっている。
    そのことで 善と悪とは 
    いったいどこで基準をつけるのか?
    と迫ってくる。

    コンビニで いつものパンと生卵を買って・・・
    クルマではねられる・・・・ユースケサンタマリア。
    そのはねられる前に オンナが降ってくる。
    死にそうになりながら その犯人のスケッチをする。

    モデルをしている 成海璃子は・・・・
    コンビニで売っている 雑誌に グラビアを出したが
    さかさまで 鼻くそがついたみたいになっている。
    同じ時期に モデルになった 
    耳川モモ(安藤サクラ)は売れ子に・・・・
    (どうみても そそられるグラビアガールではないが
    成海璃子は そのさかさま写真のあるグラビアを
    万引きしてしまう・・・・

    万引きで捕まったことで 警察の1日署長に。
    何をしていいかわからない 成海璃子。
    そして 彼女の昔の恋人は 連続殺人犯。
    ところが いまは 警察で働いている。
    警察で働いていて・・・・殺人を犯してしまう。

    ちょうど 降ってきたオンナの犯人は・・・
    成海璃子の 元恋人だった・・・

    その隣の部屋では
    変な3人組が コンビニを襲う計画を立てている。
    奥菜恵が 壊れた女を演じている・・・。
    そして・・・・
    一日署長の 成海璃子は・・・・。

    けっこう 楽しめる 作品になっている。
    作るほうも楽しいのでしょうね。
    見ているほうは 笑っていいのかどうか・・・悩む場面もあるが
    しまいには 笑うしかないと あきらめることにした。

    麻生久美子は まったくの チョイ役 だった。

    『なにか 誤解があるのじゃないか
    というのが 希望です。』

    誤解させようとして 最後は バランスをとる。

  • ケラさんっぽい

  • 売れないアイドルが一日警察署長になって、これまでできなかったことを権力を行使して行っていく話。
    設定が現実離れしすぎていて、話にのめりこめなかった。
    笑えるところはあったが。。。

  • ははは、ってしたいときにいいかもね。

    1980は観てたわ。そんな感じの映画。


     嫌いじゃない。娯楽にどうぞ、ってかんじ。

  • ストーリーを楽しむ映画ではない。細部の作りと成海璃子のコメディエンヌぶりを楽しむ映画。舞台が好きな人ははまるかも。コメンタリーが楽しかった。

  • ケラリーノ・サンドロヴィッチ監督が成海璃子主演で描くコメディ。売れないグラビアアイドルのアヤメは万引きして連行され、その埋め合わせに“一日警察署長”を務めることに。だが濃いキャラの部下たちに囲まれ、さらにコンビニ強盗事件が発生し…。 制作年 : 2008年

著者プロフィール

ケラリーノ・サンドロヴィッチ
劇作家、演出家、映画監督、音楽家。1963年1月3日生まれ。
1982年ニューウェイヴバンド「有頂天」を結成。またインディーズ・レーベル「ナゴムレコード」を立ち上げ、70を超えるレコード、CDをプロデュースする。並行して1985年に「劇団健康」を旗揚げ、演劇活動を開始、1993年に「ナイロン100℃」を始動。1999年『フローズン・ビーチ』で第43回岸田國士戯曲賞を受賞、現在は同賞の選考委員を務める。演劇活動では劇団公演に加え「KERA・MAP」、「ケムリ研究室」などのユニットも主宰。2018年秋の紫綬褒章を受章。ほか、各種演劇賞受賞歴多数。音楽活動ではソロ活動の他、2014年に再結成されたバンド「有頂天」、「KERA&Broken Flowers」でボーカルを務める。鈴木慶一氏とのユニット「No Lie-Sense」等、各種ユニットでライブ活動や新譜リリースを精力的に続行中。

「2022年 『世界は笑う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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