ローラーとバイオリン [DVD]

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監督 : アンドレイ・タルコフスキー 
出演 : イーゴリ・フォムチェンコ 
  • IVC,Ltd.(VC)(D) (2009年7月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4933672237312

ローラーとバイオリン [DVD]の感想・レビュー・書評

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  •  『チャパーエフ('34)』 

    評価:4.5

    '61年、'65年日本公開。『サクリファイス』から始まった『ローラーとバイオリン』の先へ「永劫回帰」の旅も終わりを向かえ…
    大井ロマンだったっけ

    ・・・
    りんご、猫は『アンドレイ・ルブリョフ』まで使われていたが…。

    『東京オリンピック』のオープニングが過り…突然の俄雨、混み合う人の中サーシャとセルゲイは一時はぐれるが再会するシークエンスのモンタージュに暗喩されるイメージは秀逸。

    サーシャの母に止められセルゲイと映画『チャパーエフ』を観る約束を果たせず…
    約束を救済するかの様な、サーシャが夢想する秀逸なイメージで幕を閉じる――。
    ・・・

    驚愕した――。ここに彼の全て(瑞々しく流出し乱反射する映画に於ける「原体験」)が揃っていた…。
    止めは『チャパーエフ』のストーリー★1に「ダブルミーニング」を観想し「二重の物語」の予感は――
    小津安二郎の「差延」と「脱構築」が道標となったのだろう。

    アルベール・ラモリス伝説の『赤い風船('56)』を意識したと聞くと共に
    『白い馬('53)』のフォルコに『次作』のイワンを幻視したっけ。


    長きに渡るお付き合い、ご清覧、誠に有難う御座いました。m(_\_)m
    やはりタルコフスキーは「永劫回帰」は回避したかったように思える…当然か。_​ ​_​)​。​o​O

    ★ 1 貧農出身で短気な赤軍師団長チャパーエフの元へ、インテリ共産党員のフールマノフが派遺され赤軍パルチザンに規律とボルシェビキ的秩序の確立を計る。一時は女兵士アンナの奮闘により白軍を撃破したが白軍の夜襲を受けチャパーエフは力尽きる…。
       ヴィクトル・ペレーヴィン「チャパーエフと空虚('96'07)」をも預言していた。( ´_ゝ`)ゞ

    ( 1/8½ 作 No. ​8​)

    以下レヴューの体を為してないと思います「A・タルコフスキー狂の独言」なので読み飛ばして下さい。m(_\_)m 撤収 シテクダサイ!


    『殺し屋 Убийцы/THE KILLERS('56)』 ′20″38

     「利口者は映画をもっと見ろ★1」

    ヘミングウェイ短編傑作「殺し屋('26)」が原作。お手並み拝見――。

    ・・・

    「お利口な兄さんは映画をもっと見ろ★1」ヾ​(​≧​ε​≦​)​ノ​彡

    二人目の客(タルコフスキー)登場――。
    ♪ Lullaby of Birdland('52) ♪ 口笛を吹きながら持ち帰りのサンドを待つシークエンスのモンタージュが最大の見せ場。

    ・・・

    ヘミングウェイの「原作」に拠るところも大きい(映画的手法が秀逸)が原作の(忠実な)映画化作品の中では最高点を献じたい。( ´_ゝ`)ゞ

    饒舌(アメリカ・興行的)な――
    『殺人者(THE KILLERS/A MAN ALONE'46)』バート・ランカスター初出演。
    『殺人者たち('64)』ドン・シーゲル監督、リー・マーヴィン、ジョン・カサヴェテス、ロナルド・レーガン出演 ♪ Too Little Time('54) ♪ ナンシー・ウィルソン。
    ――「本作」後の後日譚として見比べるのも一興だと思う。m(_\_)m

  • これがロシア…と、まず当時の風景を実直に撮った画に感動パスタ。子ども特有の心の機微、特に大人との秘密を持ち嬉しさを隠しきれぬ様子などなど、心情の移り変わりも当然見逃せないのですが…トリュフォーの描くそれよりもずっと素直に感じ、素朴でありながら響きのよいバイオリンがここぞの場面をもり立て、タルコフスキー監督若かりし時から独自のセンス炸裂なんですね。

  • バイオリンを習っている少年サーシャは子供たちにいじめられている所をセルゲイに助けてもらう。
    セルゲイはローラーで整地作業をする作業員だった。
    2人は仲良くなっていくが・・・。

    タルコフスキーが大学の卒業製作として撮った初監督作の中編映画。
    わかりやすくて美しいけれども、水の落ちる部屋なんかもでてきてタルコフスキーらしさもこの時からあります。

  • 繰り返し現れる赤と灰色がかった青がきれいでうっとりした。ちらちらゆれる光と水もよい。学生のうちからこんなのを撮るなんてタルコフスキーすごいな。

    50分ないせいか、眠くはなりませんでした。

  • これが大学卒業制作とは…

  • THE STEAMROLLER AND THE VIOLIN(КАТОК И СКРИПКА)
    1960年 ソ連
    監督:アンドレイ・タルコフスキー
    出演:イーゴリ・フォミチェンコ/ウラジーミル・ザマンスキー/ニーナ・アルハンゲリスカヤ

    タルコフスキーが大学の卒業制作で作ったという処女作。ローラーでアスファルトを固める仕事をしている労働者の青年と、バイオリンを習っているお金持ちの少年との1日のコミュニケーションの物語で、当然SFではないのですが、ちょっとした描写に後のこの監督の表現の萌芽というか、鏡や水たまりといったモチーフはすでに多用されています。非現実的なものが映っているわけではないのに、日常からさりげなくスライドしていくような錯覚、その瞬間。少年がウィンドウの鏡を見ているシーンが印象的でした。
    (2009.10.13)

  • ブルーカラーと小金持ちがいる時点でソビエトの社会主義は破綻していたともとれるし、タルコフスキーの反体制な姿勢が卒業制作の時点で伺える

  • @ユーロスペース
    サーシャは大人になってもセルゲイのことを忘れないでいるだろうか。

  • 2012/03/28

    タルコフスキー監督作。

  • タルコフスキーの処女作にして、映画学校、卒業制作作品。
    主人公サーシャと労働者セルゲイの階級と世代を超えた
    かけあいがなんとも、ほほえましく、
    タルコフスキーの美しい映像美が早くもかいまみれる作品。
    音楽室でのサーシャと少女のかけあいが面白く、
    その後の展開が気になったり、
    道ばたでいじめられている子の光景がいかにも子供のいじめ
    という感じでちょっとかわいらしかった。

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