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- / ISBN・EAN: 4532318402284
感想・レビュー・書評
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第二次世界大戦において日本が残したものは世界の植民地化違法なんだと思う。欧州列強に支配され、資源を奪われていた東南アジア諸国が独立できたのは、日本の東南アジア侵攻が原因なのだと思う。東南アジアを始め、アフリカの多くの国が独立を果たしていくのだが…
「いのちの戦場 アルジェリア」
https://www.youtube.com/watch?v=Ma_1v8aMYIY
フランスはこのところ、この作品や「黄色い星の子供たち」などを作っているが、果たして世界に対してのメッセージなどは含まれているのだろうか?現在では使用禁止?となったナパーム弾による爆撃シーンなどは圧巻というよりも生々しい。今までいろんな映像を見たが、今回のが一番殺傷能力が高いようにも思える。
さて、独立を目指すゲリラなのだがその目が勇気などといったものではなく、憎悪にしか映らない。フランス軍に協力するナイジェリア人の中にはゲリラにお家族を奪われたのが理由の兵も…もともとが世界で10番目に広い領土を持つ国で何度も内戦を起こし、フランスが鎮圧しては独立戦争と…そして再び内戦。
最近のアルジェリアを見ていると好戦的な民族のように思えて仕方がない。戦争には二つの正義がある。どちらが正しい時が決めることではないのかな?もしかしたら独立戦争の時の死者よりも内戦の時の死者の方が上回ってるのではないだろうか?
最後の少年の目を見て、がっかりした作品でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いつかは観なくちゃ、と思っていてようやく観れた。類似のテーマに関係する映画はこれでたぶん4本目。単なる一側面でしかないけれど、2016年現在欧州で起こっていることの過去への延長線上にどんなことがあったのか、ということを知るには決して悪い映画ではないと思う。併せて、「デイズ・オブ・グローリー」「フランス外人部隊」なども観ておきたいところ。
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アルジェリアの独立戦争をフランスの視点から描く。
数万人のフランスの戦死者と数十万人のアルジェリアの死者を出しながら、フランスは40年間この戦争を認めなかった。そのフランスの闇にフランス映画が迫る。
50年前の出来事だが、これを見て思うのは今も叫ばれている”テロとの戦い”の不毛である。道理はないが力がある自軍が相手を追い詰めれば相手は残虐行為に及び、こちらも残虐になり、戦争から抜けられなくなる。
戦争の不毛は今も昔も変わらない。 -
平川