黒衣の花嫁 [DVD]

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監督 : フランソワ・トリュフォー 
出演 : ジャンヌ・モロー  ミシェル・ブーケ  ジャン=クロード・ブリアリ  シャルル・デネール  マイケル・ロンズデイル 
  • 紀伊國屋書店 (2009年8月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4523215038058

黒衣の花嫁 [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • 1968年フランス・イタリア合作映画。監督はフランソワ・トリュフォーで、主演はジャンヌ・モローです。ひたすら亡き夫の仇を討つだけの映画です。
    最初、ジャンヌ・モローの表情は硬い。5人の男への復讐が順番に成し遂げられ、観客も回を追うごとにその背景がわかっていくにつれて、ジャンヌ・モローの確固たる意思の中にも悲哀の感情が浮かび上がっていくのがいいですね。
    「黒衣の」という題は、当然ながら、花嫁から一転、夫を失くしたことによる「喪服」への心情としての転換をあらわしているのですが、むしろ映画では「白」と「黒」を交互に、そしてコントラストとして両者をそれぞれ際立たせるように演出しているのが印象的でした。また、殺しの場面も回を追うごとに、観客の想像に任せる演出になっていて、その殺しも「必殺仕事人」のようにスマートではなく、いまか?いまか?と逆に気を持たせるほどにたどたどしく感じるジャンヌ・モローの演技とトリュフォーの演出が、それぞれの殺しのストーリーを印象深くしています。
    しかし、ジャンヌ・モローさん、40歳の頃の作品なんですね。(観終わった後、Wikiで確認。やっぱりね。(笑))冒頭にトップレスで出てきて、おーと思ったのですが(笑)、その後、顔アップが繰り返されるにつけ、お顔がどうも40代の中年おばさんにしかみえなくて・・・。(失礼!)もう少し、アンチエイジング的対処をして欲しかったなあ。(笑)この映画の背景としては、幼馴染のカップルが念願かなって結婚式をしたが・・・、ということですので、「40代おばさんの復讐」というのでは、少し映画のイメージとのギャップを感じてしまいました。(またまた失礼!)うら若き新婦が早々に夫を殺された悲しみをもって・・・という感じで、より切実に設定を突き詰めた場合、少しはかなげな感じがするユマ・サーマンのようなキャラがやはり似合っている気がします。(笑)
    知恵を絞っての次から次へと繰り出される復讐劇は、ある意味、カタルシスの連続であり、悲しみの中にも洗練された展開と達成感が魅力的な映画でした。トリュフォーがこだわるジャンヌ・モローの身体の魅せ方も相まって、がんばるジャンヌ・モローにくぎ付けの一作です。「40代おばさん」が殺しを重ねるごとに「淑女」っぽく見えてきたのも、トリュフォーとジャンヌ・モローの仕掛けなのか。

  • (1968年、フランソワ・トリュフォー監督)

  • 黒衣をまとったジャンヌ・モンローが
    次々と復讐していく、そのテンポにワクワクする。
    内に悲しみを秘めた表情の美しさ。

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