16歳の高校生刹那は実の妹・沙羅を本気で愛していた。ある日、自分が有機天使アレクシエルの生まれ変わりだと言われる。だけど双子の無機天使ロシエルやその手下のカタンたちの謀によって沙羅は死に、絶望した刹那は有機天使として覚醒し、地球が破滅しかけるが、アダム・カダモンによって時間が止められる。
刹那は沙羅(実は水の天使ジブリールの生まれ変わり)を探しに色んな世界を飛び交い、天使と悪魔の戦いや陰謀に巻き込まれていくダークファンタジー。
手元には最後の数巻しかないので最初の方がどんなだったか詳細には思い出せないけど、最後のほうには沙羅と刹那の恋なんか正直どうでもよかった。ロシエルとカタンが切なかったし、吉良先輩や加藤が好きだったな。登場人物は多いけどそれぞれ面白いし、天使の設定なんかが凝ってて楽しかった。