ホノカアボーイ [DVD]

監督 : 真田敦 
出演 : 岡田将生  倍賞千恵子  長谷川潤  喜味こいし  正司照枝  蒼井優  深津絵里  松坂慶子 
制作 : 高崎卓馬 
  • ポニーキャニオン
3.87
  • (270)
  • (306)
  • (225)
  • (60)
  • (12)
本棚登録 : 1862
感想 : 315
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988632502375

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 高山なおみさんのエッセイを読んで観ようかなと思った作品。高山さんが料理の担当をされたとのこと。

    とてもよい映画でした…!
    恋するビーさんがとてもかわいい。ご飯を食べに毎日来なさいと言ったり、かわいい洋服を買ってみたり。
    2人でロールキャベツを作るシーンと糸電話をするシーンが最高にかわいいです。

    生活の音、おおらかな住人、全部まるごと受け止める自然、ビーさんのごはん。
    素敵なもの、切ない気持ち、大好きな人を思う気持ちがたくさん詰まった映画です。

    ムーンボウの下でビーさんが踊る場面、たくさんのロールキャベツを残していなくなったビーさん。ビーさんが風になってレオに会いに来たのでしょうか。ホノカアに戻ってきたレオを風が包んだとき、レオが「ごちそうさま」と告げたとき、涙が止まらなかったです。

    映画を観終わったらなんだか、ロールキャベツを作ってみたくなります。手抜きせずに、きちんとしたレシピで。あんなに手の込んだロールキャベツ。大切な人のためにでないと作れないように思います。

  • 久しぶりに 映画を 見た感じがした。
    私は 見終わったときに・・・
    「これが 映画なんだよね。」 と独り言さえ言った。

    映画のなかで 映像に語らせずに・・・言葉で説明する。
    言葉で説明しないと・・・不安になってしまう 映画 は
    みていて・・・納得ができるが 受け入れられない。
    言葉が 映像に 昇華 していないからだ。

    この舞台は ハワイでなくても よかった。
    老人たちが ゆったりと時間を過ごしている。
    しづかに時間が流れ・・・

    老人たちが それぞれ好きなところで 昼寝している。
    昼寝していても ポップコーンが 作られている。
    平和で、のどかな風景が・・・映し出される。
    見ているものの 『こころ』 の紐を といてしまう・・・
    効果がある。

    そこに紛れ込んだ 青年レオ(岡田将生)
    おだやかな 風景の一部になっていく・・・・

    映像の 切り方が この監督は うまい。
    写真の中に ヒトビト が紛れ込んでいる・・・。
    地球でのニンゲンの存在って・・・ニンゲンを写しすぎなのだ。
    自然をもっと 写すべきなのだ。
    その一部が ニンゲンだと思う・・・。

    そして、この映画の圧巻は
    コウイチ をなくした後で・・・ 松坂慶子が 海に向かって 踊る。
    この 踊りの こうごうしさ・・・・死に手向ける 踊り。
    いやー。鳥肌が立ちました・・・・・

    もうひとつは 目が見えなくなった 倍賞千恵子が・・・
    ムーンボウを見た あとで・・・・
    月に向かって 踊る。
    なんという 枯れたなかに 生命のいとおしさが つたわる。

    この二人の踊りが この映画の 真骨頂 でしょうね。

    ほんとに 映画 である。

    主題歌が 小泉今日子 『虹が消えるまで』

  • ものすごく味のある俳優さんがそろっていて、ほっこりする空気感。

    レオは岡田将生にしかできない。
    頼りなさ、繊細さ、鈍感さ、素朴さ、美しさ。

    ホノカアに住んでみたい、と思った。
    可愛いワンピースをきて、美味しい料理を作って、愛しい人を待ちたい。

  • またみたい。と、みた直後というか、みている最中から感じるユルサ。さすが、劇中のゴハンはどれもウマソで、特にロールキャベツは作ってみるしかないね。初回限定版の附録のレシピブックも、ステキ。
    そだ、ベテラン勢はもちろんだけど、蒼井優ちゃんとてもイイ。いやな女の子をすごくうまく演じてて。長谷川潤ちゃんもこれみて好きな人になりました。

  • すき。
    音楽もすき。
    のんびり
    のんびり

    たちどまる、踏みとどまるのにも時間はいる。
    そして恋はいつになってもいいよね。

    愛に壁はない。

  • 時間の流れ方と雰囲気、そして愛すべき人々がいるこの空間に入り込みたいくらいよい映画だった。

  • 風が吹いて人はせつなさを感じる
    人はいつだって自由なのがいい
    せつなくてもやはり自由なのがいい
    ありのままに生きるビーに憧れた!
    淋しいんだけどビーは幸せなんだと思う
    風を感じて生きたいと思える映画だった。

  • 胸のところをぎゅっと掴まれて苦しくなるような映画だった。
    でもその苦しさは痛いとか、不快なものではなくて、恋をしたときのやみつきになっちゃうみたいなくるしさ。
    おもちゃが床に落ちて動かなくなることで死を表現したり、「同性愛」の意味がわからないおじいさんに「愛に壁はない」ってことを教えてあげるところが好きだった。やさしい表現。
    彼の一生懸命なやさしさは鈍感さ。
    ビーさんのかわいさ、健気さ。
    ビーさんのねがいは「もう一度レオの困った顔が見たいですね」って。
    だから、最後にあんなにたくさん食べきれないくらいのロールキャベツ作って、ビーさんのおねがいごとは叶った。

  • 大好きな作品の1つとなりました!ハワイの暖かな空気と温かな人達…ビーの作る美味しそうなごはんと可愛いキッチン♪何もかもがツボでした(*´∀`*)
    誰かと繋がっていたい人間は誰しも1人だから…そんな事を感じながら観ていました。私的にはレオちゃんのポラロイドカメラがラブレターの中山美穂さんが使用していたものと同じで素敵と思って見てました。あの木目調のポラロイドまた欲しくなっちゃったなぁ。

  • とてもあたたかい、一本。

    ただただ優しい映像で、後半涙がとまらなかったです。

    エンディングのスタッフロールも、好き。

    オススメの作品。

全315件中 1 - 10件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×