【コミック】タッチ(全26巻)

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感想・レビュー・書評

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  • 不朽の名作漫画のひとつ。

    野球漫画をこのように扱うとは〜
    日常のひとコマを描きつつ、学生生活や友情、別れ、恋愛そして学生時代だからこそできるひとつのことをただ無心と無欲に熱中にできる想い…青春そのもの!

    私の書庫からは外せない本のひとつ。

    南ちゃん素敵です。

    ぜひ〜

  • あだち充さん「タッチ」。
    最近、「昔読んだマンガを電子で再読する」ということを断続的にしています。
    通して読むのって30年ぶりくらいだったかも知れませんが、かなり面白く読みました。

    あだち充さんは、相当な落語好きだそうですが、「ラブコメ>スポ根」という世界観以上に、独特な語り口が革命的だった気がします。この「余白」とか「間」という感じが、古今亭志ん生さんとか柳家小三治さんの話芸にはっきり通じると思います。

    和也くんと達也くんという双子の兄弟と、幼なじみの南さん、この3人の恋愛に高校野球が絡む、という中身ですが、途中で1人、死んでしまいます。これはリアルタイム連載時に大変な衝撃で、でもあらかじめ考えられていた構成だったそうで、この構造でもって「タッチ」は不朽の名作になり、あだち充さんは巨匠になったと言っても過言では無いと思いますが、連載当時では編集部が難色を示したらしく、最終的にあだちさんは「死ぬ回」の原稿を入れてから数日間行方をくらましたそうです。確信があったんですね。パチパチ。

    あだち充さんがもう68歳だそうです。
    歳を取るはずですね。

  • 大好きで全巻集めました。

  • 『巨人の星』以降の梶原一騎的スポ根熱血路線の野球漫画の世界を終焉させた歴史的作品として語られることの多いこの『タッチ』。高校野球と恋愛の2本を軸にしたストーリー展開が秀逸すぎます。30年近く前の作品だけれどもまったく色褪せていません。

    それにしても新田明男のキザっぷりは尋常じゃない(でもすごくいい人)。あだち先生の女性の下着の描写の緻密さも尋常じゃない(力入れすぎ)。明青学園後頭部と『ドカベン』明訓高校の野球部のユニフォームってちょい似です。

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