PLUTO (プルートウ) 全8巻完結セット (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
4.10
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感想 : 49
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感想・レビュー・書評

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  • 『PLUTO』(プルートウ)は、手塚治虫の『鉄腕アトム』に含まれる「地上最大のロボット」の回を原作としている浦沢直樹の漫画。監修・手塚眞、プロデューサー・長崎尚志、協力手塚プロダクション。『ビッグコミックオリジナル』にて2003年から2009年まで連載。単行本全8巻。
    「Wikipedia」 より

  • *こんなの創っちゃう浦沢直樹もすごいし、創らせちゃう手塚治虫も、すごい!手塚治虫に読んでほしかったろうなあ。
    *といっても本家鉄腕アトムは、地上最上のロボットを、プルート読むために読んだことがあるだけ。でも、これを機にもちょっと真面目に読んでみようと思いました。
    *本家鉄腕アトムは、本筋だけでパキパキと、気持ちいいくらいのスピード展開で進んでいくのに対し、浦沢直樹プルートは、当然ながら漫画手法とかも発達しているのだろう、凝った演出が多い。そのため、読み手の私が粗いせいもあるんだろうけど、回想なんだか今起きたことなんだか解釈できないことも多く、理解という意味では消化不良な部分もあり。
    *しかしなんといっても浦沢直樹は絵が上手いなあ。アトムのピュアさとか、天馬博士の、ややマッドサイエンティスト的でありつつやっぱり人間なところとか、絵だけでキュンとくる。

  • 2022/12/17

  • 以前は4巻まで読んでいた。(リアルタイムで)

    8巻で完結していることは知らなかった。

    図書館でこの漫画を借りてきた子ども達と展開を予想しながら、楽しく読めた。

    もっと続いてほしかったけれど、でも、ちょうどいい量なのかもしれない。

    それぞれのロボットが死ぬシーンがせつなかった。

  • アトムはもちろん知ってはいるが、原作は読んでいないので深い楽しみ方ができていない。
    ロボットと人間の違い、ロボットに心は宿るのか・・・?
    AIの進化が著しい昨今、この命題のリアリティが増している。

  • 人工知能が高度に発達して限りなく人間に近づいたら・・等、遠い未来のことを考えさせられる作品。人間と同じように殺人や戦争をするようになるのか、ロボットとの共生には色々な問題が生じるのだろう。

  •  2015/1/9-2/1「PLUTO」(Bunkamura/TBS主催)@シアターコクーンをJan.24.'15.M.に観劇。その舞台化作への自分の解釈の確認のために観劇後に読了。舞台が原作に忠実に作られていることに感激した。
     PLUTOは手塚治虫の鉄腕アトム「地上最大のロボット」の浦沢によるリメイク作品であるが、単なる焼き直しではなく、手塚治虫作へのさまざまなオマージュも含まれていることに気づかされる。
     さらにはPLUTOは、地球上に渦巻く憎しみの連鎖そして報復の連鎖を断ち切る英知を見出す契機にもなるかもしれない。

  • 手塚治虫とのコラボ作品。
    人間とロボットが共存して生活している世界の話。
    鉄腕アトムを知っていればもっと面白かったのだろうなという印象だけど、知らなくても充分楽しめた。
    切なく泣ける。
    鉄腕アトムを読んでみたくなった。

  • 一度読み始めたら面白くてずっとよ読んでました。
    最後が駆け足な気がして勿体無い感じでしたが、良い作品だと思います。

    個人的にはエプシロンさんは素敵なロボットだなと思いました。戦争に参加せず、傷ついた子供達に愛情を注ぐところは人間と一緒だなと。子供達といっしょにいる時の優しい顔がたまらないです。

  • 原作を読まないことには評価ができない。

著者プロフィール

1960年東京都生まれ。1982年、小学館新人コミック大賞入選。1983年、デビュー。代表作は、『パイナップルARMY』(原作・工藤かずや)『YAWARA!』『Happy!』『MONSTER』『20世紀少年』『PLUTO』。

「2012年 『BILLY BAT(8)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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