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- / ISBN・EAN: 4988142751928
感想・レビュー・書評
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請求記号:13D072(館内視聴のみ)
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見て損はない
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とても良い映画だった。
4歳の頃、過って引き金を引いてしまい母親を殺してしまった女の子が主人公。
ある日、父親の暴言や、黒人という理由で殴られた家政婦などをキッカケに家出をする。
母の遺品を頼りに辿り着いた黒人が営む養蜂場へとたどり着き、そこで生活する事に。
黒人を差別する嫌な時代でありながら、養蜂場の女主人の暖かさに心温まる。
ラストの台詞が印象的だった。
以下引用
私は自分を許した。
朝にはまた自分を許す -
深夜にたまたまテレビでやっていて、冒頭の映像が衝撃的で引き込まれた。クローゼットのあたりにいるこどもの視点で、映像が始まる。男女が争っているのが見える。男は、浮気してたんだろ、と女を責め、女は、こどもに呼びかける。おそらくこどもの両親だ。そこで、こどもは落ちた銃を拾い、持った途端、母親に向かって弾が発射されてしまう。
物語は不穏な空気で始まるけど、とても心温まる映画だった。白人と黒人の人種問題が今より根深かかった時代の、いろんな愛の形をみることができる。
透明感のあるダコタファニングが何より可愛い。蜂蜜をとる仕事を手伝っている時に、女王蜂を見つけて、お姫様のようなポーズをするところがとてもチャーミング。穏やかな気持ちになった。 -
思ったより暗かった。理不尽な暴力シーンとか、死の場面とか、見るのが辛かった。
ダコタ・ファニングちゃんは、安達祐実ちゃんに似ている。 -
幼い頃に、家を出ようとして父と揉めていた母を、事故により殺してしまった少女が、父に虐待を受けて家出して、黒人養蜂家の姉妹の家にたどり着く。
人種の話と、少女の成長と、テーマが散漫になっている感じは否めないかな。
でもどちらかというとやっぱり成長の方に比重があるのか。思春期の目覚め。
最後、家出した娘を発見するも、連れ帰る事なく「せいせいする」と捨て台詞を残して帰って行った父親だけど、あれも、同情するには酷すぎる男だけど、不器用で孤独な父親の愛だったんだろうな。お互いにとってそれが救いなんじゃないかな。 -
これを見て高校の時オーガスト のような人が欲しいなあとずっとおもってたな。人はこんな風に他人を包み込んでくれるってことがあるんだー!生意気で弱虫な女の子リリーをこんなに包み込む人がいるなら、わたしが生きてても、こんな風に優しくしてくれる人いるのかもしれない、って希望に思った。
自分は高校に縛られて家に縛られて、感情をないものにして暮らしてるのに対しリリーはずいぶん生きてるって感じだなー。と、眩しく思った。
アリシアキーズと喧嘩しつつもだんだん姉妹みたいな絆になってくのすてきだわー。あんな関係が欲しいわー。
蜂蜜の匂いがしてる家でくらすっていうのも、何か世界観を想像できていいな。
前見た大草原の小さな家で、黒人差別の悲しい話があって、あの時代でも一応、黒人差別は過去のことでもうしてはいけないことになった、というはずだったのに、それから80年くらいたってるはずのこの映画でも差別なくなったどころか、堂々と行われていて絶望した。いまクイーンラティファやジェニファーハドソンや、黒人が白人同様に活躍して個性を発揮できるようになるまでに、たくさんの血と涙があったんだなー。と実感した。先人に感謝! -
60年代のアメリカ、田園風景と黒人差別とと養蜂……。テーマも設定も人物も世界観もすごく良い。ただ、作品中の「死」の扱いがちょっと……原作通りなんだろうけど……ひどすぎる。ダコタ・ファニングの可愛いさとアリシア・キーズの美しさに☆3。
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幼いころ母を誤って殺してしまった少女リリィ。
60年代、アメリカ。根強い人種差別。粗暴な父。
家をでた彼女をまつ運命は。