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- / ISBN・EAN: 4527427644496
感想・レビュー・書評
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今、思い返すと、バンドサイドの全てのシーンにタバコの煙がかかっているようなスモーキーな雰囲気と、シージャックサイドの風通しの良いクリアな雰囲気が、好い対比として印象に残っている。ので、映画では飛行機が船に替わっていて正解かなと思う。何にしろ、とにかく多部ちゃんが可愛い!
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伊坂作品を読んだことはないが、
これまで幾つか映像化を観ていると、
人と人との関係性に宿るロジカルを超えた繋がりの、
その果てしなさと同居するミニマムさに、
深い畏怖を抱いているのだろうという点は伝わる。
もしかしたら中村監督が、
それを強調しているのかもしれない。
内容としてはくだらないけれども、
その繋がりの尊さに気がつくことができれば、
魅力的な物語になる。
とりあえず最高なのは、
和義さまの楽曲っす!!
和義さまへの☆をプラス(笑) -
逆鱗の『フィッシュストーリー』が小説で想像していた以上に良い曲!
原作と違う点で、『終末のフール』の設定である彗星が地球にぶつかるという壮大な危機になってしまったこと、シージャックはあまりぴんとこないこと、この2つは違和感だが、これはこれで面白い作品。 -
2009年公開
監督 : 中村義洋
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彗星衝突まであと5時間に迫った地球で、一つの無名のロックバンドの楽曲が奇跡を起こすという話。
と書いたんですが、まあ結構すんなりあっけなく世界は救われます。映画化するの難しかったなあという気もする後味で。伊坂作品の映画化にはどれも、僕は同じような読後感を持っているのかもしれないと思います。なんというか、あの絶妙な行間と、いい意味での回りくどさが、まだどの監督さんもとらえられずにいるように思うわけです。
なんて、偉そうなこと書きましたけど、多部ちゃんと濱田岳でやっぱり成立しているとこあるよなという印象でした。 -
それぞれの話はありきたりな青春モノなんだけど、豪華な俳優陣でテンポもそこそこ良いし最後までどう落とすのかわくわくしつつ観れた。
予想以上に好み。
2回め
あの1分間をもし消さなければ逆鱗は売れたかもしれない。
届けたかった想いは届かなかったけど、世界は救える。 -
安定の伊坂幸太郎。キャラ多いけど役者がみんないい。
曲は斉藤和義。演奏と歌は役者本人と聞いてびっくり。高良健吾、普通に歌うまい。ハイロウズのヒロトっぽくてカッコいいです。 -
共に伊坂ファンの母と鑑賞。
見終わった後の感想は親子共に「面白かったけど…原作読んでないとちんぷんかんぷんだろうねー」
映画は映画で最後に アッ とつながるのが気持ちいいけど、やはり伊坂作品の映像化は原作読んでからを強くオススメします。
にしても逆鱗のフィッシュストーリー、曲としてかっこよかった。サウンドトラックに入ってたりしないかな。 -
因果。
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公開最終日だかに観に行って、もう一度観たかったと後悔したのでDVDを購入。原作が地味な分、映画はだいぶ派手な内容に変わっていたけれど、それがよかった。
最初のうちは、時代がバラバラで、それぞれに関係があるようにも思えないし、よくわからないかもしれない。けれど、諦めずに最後まで観てほしい。きっとスッキリするはず。劇中でバンドとして登場する逆鱗の面々は実際に楽器を演奏している(本職の人もいるけど)。すごい! 斉藤和義の音楽もカッコいい!! 明確な主人公が存在する話ではないので出番は限られていますが森山未來が好きな人は必見。
何度も観ていると説明的な台詞が多い気もするけれど、何度観ても好きだって思ってしまうんだな。立ち向かえよぉ! なんなんだ俺は! 濱田岳ちゃんがお気に入りです。