おと・な・り [DVD]

監督 : 熊澤尚人 
出演 : 岡田准一  麻生久美子  谷村美月  岡田義徳  池内博之  市川実日子  とよた真帆  平田満  森本レオ 
  • ジェネオン・ユニバーサル
4.00
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本棚登録 : 1924
感想 : 398
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102742836

感想・レビュー・書評

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  • サウンドスケープということばを聞いたことがある。
    生活のなかの音にクローズアップした作品。
    麻生さんがとにかく可愛らしい。
    風をあつめてのハミング、フランス語の発音の練習、そして小さなくしゃみ。
    2人がどうつながっていくのかの展開がちょっと突然過ぎてびっくりしたのと、ゆったりとした雰囲気の中に立て板に水な茜が入って来て、目がくるくるしたのだけれど
    全体的な雰囲気がゆるくよかったです。
    エンドロールがすてき。ぼんやりとしてる時にきこえるおしゃべりと、音って不思議と心地よいんだよな。

  • 海賊と呼ばれた男が公開中の為、岡田准一特集をやっていて、この映画の概要を見て面白そうだと思い視聴。
    そんな事ってまずないよなぁ…と概要を見ながら思ったけど、映画を観て改めて、「うん、ないよなぁ…」と思う。
    内容はそれなりに面白かったんだけど、これって岡田准一さんだから成立する内容だよね。
    カッコ良くなきゃ、こんな風にはならないと思う(笑)
    逆も然りなんだけど、個人的に麻生久美子さんを美人と思った事はないので…。
    男性が正統派のイケメンだから、どうせなら女性も正統派の美人さんにして欲しかったかな。

    “都会のアパートの隣同士に暮らし、一度も顔を合わせたことはないが、音によって惹(ひ)かれ合っていく男女の恋の行方を描くラブストーリー。監督は『ニライカナイからの手紙』の熊澤尚人。進むべき道を模索するカメラマンを岡田准一、30代の女性として揺れ動きながら夢の実現を目指すヒロインを麻生久美子が演じる。さまざまな葛藤(かっとう)を抱えた男女の心情をリアルかつ丁寧にすくい取った、等身大のラブストーリーとして堪能できる一作。
    風景写真を撮りたいという夢を抱きながら、友人でもある人気モデルの撮影に忙しい日々を送るカメラマンの聡(岡田准一)。一方、フラワーデザイナーを目指して花屋のバイトをしながら、フランス留学を控えた七緒(麻生久美子)。同じアパートの隣同士に暮らす二人は、いつしか互いの生活音に癒しを感じるようになる。”

  • お隣、音・鳴り、大人・Reという三点をうまく表現することが出来ていた。タイトルの思いつきだけのワン・アイデアでよくできました。

  • 好きな映画。音から距離が縮まってく。いいなぁ。
    同窓会で聡の鍵の音に七緒が振り返るとこ、好きだな。
    エンドロールで完結させるというのが憎い。しかも、そこも音だけで!
    岡田くんと麻生久美子の二人がいい。岡田義徳さんもさすがです、こういう役やらせたらうまいなぁ。谷村美月さん演ずるあかねがちょっと残念でした。騒々しくても我が侭でもそれでもそこに可愛らしさが滲み出ればよかったなー、菅野美穂とか吉高由里子とか上手そう。

    まぁでも、冷静に考えれば、ここまで隣の住人に自分の生活音を聞かれていたら怖いわけで。自分が普段口ずさんでいる歌を、いきなり慰めてくれるかのように隣の人が口ずさみ出したらどん引きすると思う。
    岡田くんと麻生久美子だからいいんだ。
    おしゃれだもの。
    職業もカメラマンにフランス留学考え中のお花屋さんて。
    しかも同郷て。
    …あぁダメだ、こんなひねたこと言わずに、純粋にこの映画を楽しめる人でありたい…。

    風をあつめてが歌いたくなります。

  • 目を閉じて耳を澄ましてみないと、聞き逃してしまうような。
    何気ない日々の生活の音を大切にしている映画。

    音はもちろん、絵も奇麗だと思うのです。
    どのシーンも、一枚の写真として、フィルムのような粗さも残しつつ
    成り立っているような気がして。すごく奇麗な映画。

    オープニングとエンディングが一番好き。

  • 良かったです。穏やかな空気。
    隣の部屋の生活音から、お互いにゆっくりと惹かれていく…ファンタジーですが素敵でした。
    映像も綺麗でした。
    登場人物たちも、声を荒らげたりはするけど、穏やかで好きです。
    岡田さんも麻生さんも良い。
    岡田さん、このところ黒田官兵衛や財前教授やひらパー兄さんばかり拝見していたので、こんなに穏やかな表情が新鮮でした。
    麻生さん、控えめだけど美しくて、声が心地好いです。風をあつめて、素敵でした。
    最後までこのまますれ違ったら切ないと思わせといて…あの笑顔はじーんとしました。エンドロールも素敵。

    基調音か…良かった。しみじみと。

  • このタイプは、合う合わないが大きいでしょうが、僕は最高でした。
    気持ちを言葉でちゃんと伝えられないもどかしさと、回りくどくもなんとかじんわり伝わる感じ、邦画の良さが詰まった名作です。

  • レンタル/まわりの住人の生活音っていっしょに生きてるかんじがして、わたしは好きです。シンゴのくだりは必要だったのかよくわからないし、田舎から出てきて東京でおとなりっていう偶然にえええってなったのは否めないけど。だけどなにかに、誰かに、心かき乱されるときがあっても、だいじょうぶだと思った。ラストがほんのりあたたかい。

  • おとなりの生活音に恋していくというお話はありそうでなかったような気がします。映画にも出てくるようなコーヒーをコポコポと淹れる音。鼻歌など何気無い日常の音に人と也が発見出来るような気がしました。出演されている麻生久美子さんや岡田准一さんの優しさが感じられる素敵なストーリーの映画です。

  • 観れば観るほど「おと な  り」の空白の意味が分かってくる

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著者プロフィール

一九六七年、愛知県生まれ。二〇〇五年に自身のオリジナル脚本による「ニライカナイからの手紙」で劇場長編映画の監督デビュー。主な監督作品に、「おと・な・り」「君に届け」「近キョリ恋愛」「ユリゴコロ」などがある。

「2020年 『おもいで写眞』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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