ミルク [DVD]

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監督 : ガス・ヴァン・サント 
出演 : ショーン・ペン 
  • ¥ 9,864 (参考価格 ¥ 3,990)
  • ポニーキャニオン (2009年10月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013909243

ミルク [DVD]の感想・レビュー・書評

  • ホモフォビアのアメリカで政界に進出して主張を届けようとした活動家ミルク。ゲイが差別され、排除され、白眼視されていた時代は今でも残っているが、かつてはよほどひどかったことがわかる。パゾリーニの映画では同性愛者が民衆になぶり殺しにされるし。現在ではこのゲイにあたる排除の思想は児童ポルノの分野にあたるんだろうか。良識ある市民生活を脅かすものを排除するという口実で何が行われているのか、しっかり見ていかないといけない。

  • いい映画!ショーン・ペンをはじめとして俳優陣の演技、演出もとてもいい!モブシーンは迫力があった!政治の駆け引きの部分を描いたところと、希望を感じさせるメッセージ性も好きだけど、作品を通しての印象はどこかありがちな伝記作品という印象もある。

  • 同性愛者初の議員、ハーヴェイ・ミルクの暗殺まで。彼の生涯も震えたが、彼を支えた周囲の人々のその後に泣けた。僕の周りにも多くのセクシャル・マイノリティがいる。希望を。希望を。希望を。そのために我が人生も。

  • 愛せるって、素敵なことだ。

    人権はこうやって獲得されてきたんだ。誰も保証しても守ってもくれない。
    自分の行動で獲得するんだ。

    人間の小さな頭では、正しさも間違いも判別ができない。人間はお互い同士をあれこれ批判しあうことには向いていない。
    大切なのは、人は何も知り尽くせないことを知ること。そして知り続けることだ。

  • ゲイの差別は良くないとは思いながらも、男同士の熱いシーンは辛いな…
    それにしても、何か大きなものと戦うことは素晴らしい!

  • 希望がなければ生きていけない的なセリフがあって、その通りだ
    別に同性愛者だから、とか、異性愛者だから、に限った話じゃないんだ
    すべての人は希望がないと生きていけない

    スコットの、影から見守る感じの、離れていても献身的な愛がもう、、
    あとラストのハーヴィーとスコットの電話越しの会話がよい

  • なるほど黒人差別の市民運動にキング牧師がいたがごとく、ゲイの市民運動にはこの人がいたのか。

    キリスト教信者を中心とする保守派の反発は想像を上回る激しさ。同性愛者は人類の繁栄を妨げるというもっともらしい理由があるから、世間の圧力でいえば黒人差別より同性愛差別のほうが強力なのかもしれない。その中で、同性愛者の人権の保障を求めて立ち上がったハーヴェイ・ミルクはすごい人ですね。「身近な人にカミングアウトしろ。身近にいることをと知ればゲイのことを真剣に考えるだろう」という彼の主張は画期的です。

    時を経て、彼らの社会的地位は向上したのか。渋谷区の条例など、施策の面で少しは前進したのかもしれませんが、まだ偏見や差別は根強いものがあり。彼らの社会的地位を上げるには、ハーヴェイ・ミルクのようなカリスマの再登場を待たなければならないのかも。社会的マイノリティが市民権を得るには、当事者の政治家が登場するのを待つしかないというのは、厳しい現実です。それにしても、6人に1人が性的マイノリティであるとの統計があり、「彼らを支持を得れば選挙は勝てる」と考える政治家はいないのかな・

  • ショーンペン最強。

  • 久しぶりに映画を観て泣いた。

  • ホモセクシャルの先駆者であるが、戦略的に動いてた。

  •  ガス・ヴァン・サント監督では最高の作品の一つだと思います。

  • ガス・ヴァン・サントの大傑作です。
    彼は主にゲイ、レズ、バイセクシャルなどの同性愛者の人々、いわばマイノリティのために公民権運動を展開してきた。そのマイノリティが示す範囲とは黒人、アジア人、高齢者、下級労働者なども含み、映画序盤でも全米トラック運転手組合からの要請を受けてクアーズ・ビールのボイコット運動を始める。それは企業側がおしつける労働組合員の解雇に対する戦いだ。だがその戦いは全米トラック運転手組合のなかだけであって、周りの住民はそれを助けるようなことはしなかった。
    だがハーヴィー・ミルクは違った。同じマイノリティとして戦わなければならないんだ、と言い、彼はゲイが多く利用するバーなどに呼びかけて、ボイコット運動を展開していく。
    これはゲイの公民権運動家のハーヴィー・ミルクの伝記映画であり、すべてのマイノリティに捧げられた映画なのだ。

  • MILK
    2008年 アメリカ
    監督:ガス・ヴァン・サント
    出演:ショーン・ペン/ジェームズ・フランコ/エミール・ハーシュ/ディエゴ・ルナ

    結構色々ノミネートされたり賞もらったりしてただけあって、久しぶりに正攻法のガス・ヴァン・サント。しかしまさかラストであんなに泣けると思いませんでした。いや映画館の中で泣いてたの私だけだった気もするけど(苦笑)。なんかすごい良かったなあ。

    マイノリティのために戦うハーヴィの姿に普通に感動しました。ゲイだからとかだけじゃなく、結局そういう差別意識は、人種差別とか高齢者や障害者、ひとつ許せば歯止めがきかなくなるんだっていう、そういう危険を孕んでるんですよね(魔女狩りになるってセリフにもあったし)。

    こういう映画見ると、日本ってやっぱ平和というか、宗教にしばられないおかげか、あまり過激な差別がないのは美徳かなと思います。もちろん同性愛者に対する偏見とかはあるだろうけど、それだけで道端で殴り殺されても犯人捕まらないなんてことはありえないもの。

    そういう問題提起の部分とは別に、さすがガス映画だけあって良い男めじろおしなところも良い(笑)。今回いちばん好きだったのはジェームズフランコの演じたスコット。スパイダーマンのときはそんなに好きじゃなかったんだけど、この映画ではすっごい良い男です!!(※ゲイだけど)ハーヴィのセリフに「今まで4人とつきあった。そのうち3人が自殺未遂をした」ってあって、スコットはその、唯一自殺未遂しなかった4人目の恋人なんですよね。

    で、5人目のちょっと頭のネジのゆるいディエゴルナ(彼は彼で可愛い)も自殺してしまうので、余計にスコットの頼もしさが際立ってました。政治に傾いていくハーヴィと別れた後も、ずっと支え続けて、ラストの回想シーンとかホント泣けた・・・。

    エミールハーシュは、見た目オタクっぽいメガネのオネエキャラになっていて、え?この子スピードレーサー(来日WSしか見てないけど)だったよね?ってビックリ(笑)。
    (2009.09.08)

  • 良かった!
    ゲイ映画だからあんまり期待してなかったけど最後のシーンは泣けた。
    20世紀の英雄100人にも選ばれてるぐらいだからゲイの中ではかなり有名な人なんだろうな。
    今ではゲイやらレズやら多種多様な人種がいるし、認められてきてるのもこういう人たちのおかげなのかな?
    日本はこの手の法律やら風潮でもガラパゴス化しててよろしくないね。
    てか2人殺しておいて5年で出所とかありえないだろ!
    ショーンペンって名前は聞いたことあったけどパッとしないイメージだったけど見直したわ!

    ストーリー
    1970年代アメリカ、同性愛者であることを公表してアメリカで初の公職に就いたハーヴィー・ミル
    クの波乱に満ちた短い人生を感動的に描く。
    1972年ニューヨーク、ミルクは20歳年下のスコット・スミスと恋に落ちる。2人はサンフランシス
    コに移り住み、自由な空気のカストロ地区で小さなカメラ店を開く。やがてミルクは同性愛者、有色
    人種、シニア層など社会の弱者の
    “声”を伝えるべく政治の世界へと飛び込む。そして1977年、4度目の出馬でサンフランシスコの市
    政執行委員選に見事当選し、マイノリティを支援する条例を実現するための行動を推し進める。しか
    し、翌1978年11月27日、彼は志なかば敵対する市政執行委員の凶弾に倒れた。
    彼の人生最後の8年間、いったい何があったのか・・・。

  • おもしろかった~!!!!!

    実際にいらっしゃった、
    アメリカ初のゲイの政治家・ミルクさんの伝記映画です。

    私、こういう”伝記映画”が大好きなんですよ~!


    もうMILK役のショーン・ペンさんが、
    本っっっ当に魅力的で!!!!
    はにかみ笑顔が本っ当素敵!!癒される!!

    そしてパワーがある!!

    どんどんみんなを引っ張ってって、
    町を変えたり、政治家に立候補したり、
    と、リーダーたる方なんですが、
    やはり彼がリーダーになれたのは、彼の魅力が大きいでしょう。

    脚本も素晴らしかった。

    そんなミルクさんの魅力が、
    この映画を観てもらえれば分かると思います。

  • ところどころ当時の実際の映像を織り交ぜて話が進んでいって、まるで1本のドキュメンタリーを見ているようでした。
    最初は街の小さな通りで起きたムーブメントが大きな流れになっていく凄さを見せられ、ゲイの人に共感はできないけど、どんな人間も同じ扱いを受けるべき、人権は認められるべき、というミルクの一貫した主張には共感できた。
    また、選挙や法案といった難しい話がメインなんだけど、ミルクやその周りにいる友人・スタッフたちがみんな愛嬌があって、変な小難しさを感じさせないところもいいなと思いました。
    マイノリティに対する偏見は今もなくなってはいないけど、ミルクが亡くなった後も少しずつ、彼のまいた種は成長しているんですね。もっとハーヴィー・ミルクという人について勉強してみたくなってきました。

  • ハーヴィー・ミルクという人物も彼の行動も知らなかったので、
    面白かったとか感動したというよりも勉強になったなぁという感じ。
    暗殺は悲しいけど、彼の意志を受け継ぐ仲間たちがいてくれて良かった。

    日本ではテレビにオネエ系の人がたくさん出ていて
    同性愛もわりと受け入れてる風な雰囲気だけど、
    実際は堂々とカミングアウトできる職種や関係は限られているんだろうなぁ。

  • ゲイを告白して市議会議員になったミルクが殺されるまでの話。

    マイノリティってゲイだけじゃなくて、そうゆう人のことも考えるのが好感持てる

  • 久々にいい映画に出会いました。70年代のアメリカで、当時まだマイノリティでゲイなどの人権が搾取されていたころの話。自分もゲイであるハービーミルクはその状況を変えようと議員に立候補し、最終的には法律を変えるまでに。実話に基づいた物語

  • 個人的なことは政治的なことである、という言葉を思い出した。
    自分の問題の解決に取り組むことは、結局同じ問題を抱える誰かを助けることになるということ。

  • 傑作ドキュメンタリーの方でも加害者(ホワイト)の経緯は謎でしたが、こちらも意外に深入りしつつも決定打はないままでしたね。イメージで申し訳ないですが、ホワイトは生真面目ゆえの大きな爆弾を抱えていて、彼にも理想はあったかもしれないですが目の前の事態に執着するタチで、そこがミルクとの軋轢につながったかもしれません。ある意味では、マイノリティがクローゼットで隠れるほかない社会の別の側面が、ホワイトのような存在かもしれない。今でもカミングアウトは厳しい状況ですが、ホントに大事なことだね。レディ・ガガもそう言ってる(気がする)

  • どこの国にも問題は山積みであるけれど、アメリカのマイノリティ差別に関してのそれを目の当たりにすると、いつもエネルギーを絞り取られてしまうような疲弊を覚える。たとえそれが映画であってもだ。なぜ人はわかりあえないんだろうと思う。人が人を排除したがるのは、未知のものへの恐怖からくるのだろうかとも思う。もどかしくて、切なくて、でも理解してもらおうと、し合おうと努める、映画を越えた枠の、「その人たち」に、敬意を払いたいと思った。

    ダン・ホワイトがキーとなる人物であるふせんはいくつもあった。でもどこか意図的すぎて腑に落ちなかった。スコットが彼にとっての本当の安らぎだったのだろうが、ジャックとの関係をそこに持ち込んで見せる必要はあったのだろうか。いなくなってしまう一時的な人物も限りある2時間の中で不可欠だったのか疑問に思う。


    皆ひどく個性的だった。
    ショーン・ペン素敵でした。深く刻み込まれた皺が愛おしい。
    偽善は溢れているけれど、偽善だけの世界は嫌なのと同じことで、偽善のない世界もおかしい。

    (20131106)

  • マイノリティだからといってコンプレックスかどうかは人それぞれで、マイノリティだからといって”異常”と見なされるべきでもない。教師の性的暴行への影響の話が面白かった。ルーカス・グラビール可愛い。

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