ミルク [DVD]

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監督 : ガス・ヴァン・サント 
出演 : ショーン・ペン 
  • ポニーキャニオン (2009年10月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013909243

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ミルク [DVD]の感想・レビュー・書評

  • 牛乳の映画だよって言われて観たら全然違った。

  • 個人的なことは政治的なことである、という言葉を思い出した。
    自分の問題の解決に取り組むことは、結局同じ問題を抱える誰かを助けることになるということ。

  • 涙なしでは見れない。過酷な現実を知ると同時にたくさんの勇気をこの映画から与えてもらえた。
    私は一人のバイセクシュアルの人間として、私たちはマイノリティーでもなんでもない普通の人だっていうことを知ってもらいたい。
    日本では激しい弾圧はないけれど、意識してももらえていない気がする。
    それが少しでも、変わってくれる日が来ることを信じたいな。

  • 実話を基にした映画。
    ゲイものの映画が好きなワタシは無条件に良かったなと思ってしまう節があるのですが、どうしても結末にもどかしさを感じてしまいました。

    劇中に、
    「親に、隣人にカミングアウトしなさい
    ゲイについての間違ったイメージを壊しましょう」
    という演説(本当はもっと長い)があって、少し勇気を貰えました。
    ワタシは友人や知人で、この人たちなら解ってくれそうと思う人にカムしていますが、親となると話は別です。でも、対大切な人だからこそ、いつかは言いたいですね。

    (10,02,03鑑賞)

  • 米アカデミーでも話題になった、ガス・ヴァン・サントが同性愛者の公民権運動家を扱った作品。実験国家とはよくいったもんだ。

    なんやらツ○ヤさんのDVDが壊れていたのか、途中飛ぶことがあって残念ながら計5分間ぐらい観られていない。100円レンタルでお世話になってるんで、悪くは言いませんが。

    脚本のうちどこまでが実話ベースなのかよく知らないけれど、当事者が多く生存していて資料などのリサーチもしやすい事象であっただろう。そして、もちろんガス・ヴァン・サント自身の意向もあり、変なバイアスはないように思う。画作りもさすが。ショーン・ペンを筆頭にキャストの演技は素晴らしい。

    遺言テープで回想するという形式も、この実話なら妥当な選択か。ただし、市政執行委員への立候補時など、ハーヴィーの人物像は彼がアメリカでは有名な偉人であるためか多少の前提があって語られている。

    冒頭、物語はハーヴィーが駅で口説いた男と誕生日を祝うシーンから始まる。ハーヴィーの経歴とこれまでのシーンで大体の映画の方向性がわかる。

    一部の人には受け入れ難い同性同士のキスをキャメラは捉えて放さない。映画はオーディエンスに問いかける。
    そして、恋人という極めて私的な関係性と、それとは対照的に、何一つ(社会的に)成し遂げていないというハーヴィーのわだかまり。

    ゲイだとカミングアウト出来ない会社員から始まり、ゲイの解放区のカメラ屋店主、ゲイ運動家、そしてマイノリティ代表の政治家へ。決して善良な人間としてのみ描くわけでもなく、しかし、「代弁する」ものとしてのハーヴィーの変化が、観るものを惹きつける。

    そして、同時に進む彼のプライベートの変化が、彼を試すようだ。ゲイとして認められるということは、ハーヴィーにとって大事な恋人との生活を守るということに繋がる。なのに、それが彼の活動の精力さに反比例するように崩れていく皮肉。恋人の自殺に泣き崩れるハーヴィーがなんとも切ない。頭を打ち抜かれた際に窓からオペラの悲劇が見えるカットは泣ける。

    そんな彼が、政治思想的な敵対勢力でなく、「家族」というプライベートを守りたいホワイトによって殺されるというのは、史実としても興味深い。

    ゲイの公民権運動の経緯だけでなく、社会的偉業と個人の人生という関係の難しさをストーリーとしてまとめあげている脚本は巧い。

  • 『ブロークバック・マウンテン』を同性愛の純愛映画とするなら、『ミルク』は同性愛の社会問題を描いた作品。どちらも同性愛の認知を高める良作だが、『ミルク』は実在の人物の話なので訴えかけるものが大きい。舞台は激動の70年代。マイノリティへの賛同が深まると同時に反対運動も激化した中で、希望を捨てずにゲイの権利を叫び、逆行に負けずムーヴメントを起こしたミルクに深く感動。

    彼や彼を取り囲む人物の内面描写が秀逸で、普通なら単なる悪役で描かれそうなダン・ホワイトの殺害までの内面もちゃんと見えている。実在の人物ハーヴェイ・ミルクを真に迫りながら細やかに演じたショーン・ペンや、他の俳優陣の好演も光る作品。真実が欠くことなく、見事にドラマティックに脚色されていて、最期に考えさせられることは大きい。

    ガス・ヴァン・サントが久しぶりに王道な映画製作をしていて、最近の作品にはまらなかった人でも観やすいので、是非。長文且つ乱文、悪しからず。

  • 考えるまでもなく、マイノリティだって堂々と愉しく生きる権利がある。
    一部の人々に徹底的に抑圧されつつも希望をもち諦めない人間
    の力に圧倒された。
    ミルクがナンパした男の子といちゃいちゃしてる時の幸福そうな雰囲気が暖かくてこっちまでにこにこしてしまった。
    彼らは病気でもなんでもない。
    好きになる性別なんてどうだっていいじゃないか。

  • 希望だけでは生きていけないけれど、希望がなければ生きている価値はない。

    これもひとつの革命だなと思った。
    抵抗の中心にはいつも激しい怒りと悲しみが燃えてるなあ。

    信念を貫くこと。
    犠牲を恐れないこと。
    かけがえのない仲間を持つこと。

    楊令伝を傍らに読みつつ、革命のことばかり考えてる最近。


    ショーン・ペンはすごくチャーミングだったね。

  • ガス・ヴァン・サント久々のメジャー作品。
    しかしとても丁寧に撮っていて胸に深く込み上げるものがあった。
    ハーヴィー・ミルク。アメリカ初のゲイの公職議員。
    彼が成し得たことと同時に失ったもの。
    決して彼は聖人君子ではなかったと思う。
    ただムーブメントだろうと何だろうと、
    彼が人々に希望を与えたことには間違いない。

  • ガス・ヴァン・サント×ショーン・ペン !
    差別って何?何でそんな人が多いんだろ。今でも人権問題とかこういうゲイ問題とかあるけど、偏見だよね。男男のキスシーンとか見てて決して美しいとか思わないけど、認めなきゃダメだと思う。
    「認め合う事ができるから〜」ってまさにミスチル!
    映画な映画。ラストは感動した。

  • 同性愛者初の市議会議員に選ばれたハーヴェイ・ミルクという一生を描いた作品。

    同性愛者が権利を得る過程、また、現在も含めた、同性愛者への弾圧をありありと描いているのだが、ここまですごいものだとは思わなかった。

    女性が権利を得るのに長い時間かけたように、彼ら、彼女たちも非常に長い時間をかける必要があるのだろう。

    それにしても、正直、男同士のキスシーンは美しいものではかったw

  • 請求記号:10D077 (館内視聴のみ)

  • ホモフォビアのアメリカで政界に進出して主張を届けようとした活動家ミルク。ゲイが差別され、排除され、白眼視されていた時代は今でも残っているが、かつてはよほどひどかったことがわかる。パゾリーニの映画では同性愛者が民衆になぶり殺しにされるし。現在ではこのゲイにあたる排除の思想は児童ポルノの分野にあたるんだろうか。良識ある市民生活を脅かすものを排除するという口実で何が行われているのか、しっかり見ていかないといけない。

  • いい映画!ショーン・ペンをはじめとして俳優陣の演技、演出もとてもいい!モブシーンは迫力があった!政治の駆け引きの部分を描いたところと、希望を感じさせるメッセージ性も好きだけど、作品を通しての印象はどこかありがちな伝記作品という印象もある。

  • 同性愛者初の議員、ハーヴェイ・ミルクの暗殺まで。彼の生涯も震えたが、彼を支えた周囲の人々のその後に泣けた。僕の周りにも多くのセクシャル・マイノリティがいる。希望を。希望を。希望を。そのために我が人生も。

  • 愛せるって、素敵なことだ。

    人権はこうやって獲得されてきたんだ。誰も保証しても守ってもくれない。
    自分の行動で獲得するんだ。

    人間の小さな頭では、正しさも間違いも判別ができない。人間はお互い同士をあれこれ批判しあうことには向いていない。
    大切なのは、人は何も知り尽くせないことを知ること。そして知り続けることだ。

  • ゲイの差別は良くないとは思いながらも、男同士の熱いシーンは辛いな…
    それにしても、何か大きなものと戦うことは素晴らしい!

  • 希望がなければ生きていけない的なセリフがあって、その通りだ
    別に同性愛者だから、とか、異性愛者だから、に限った話じゃないんだ
    すべての人は希望がないと生きていけない

    スコットの、影から見守る感じの、離れていても献身的な愛がもう、、
    あとラストのハーヴィーとスコットの電話越しの会話がよい

  • なるほど黒人差別の市民運動にキング牧師がいたがごとく、ゲイの市民運動にはこの人がいたのか。

    キリスト教信者を中心とする保守派の反発は想像を上回る激しさ。同性愛者は人類の繁栄を妨げるというもっともらしい理由があるから、世間の圧力でいえば黒人差別より同性愛差別のほうが強力なのかもしれない。その中で、同性愛者の人権の保障を求めて立ち上がったハーヴェイ・ミルクはすごい人ですね。「身近な人にカミングアウトしろ。身近にいることをと知ればゲイのことを真剣に考えるだろう」という彼の主張は画期的です。

    時を経て、彼らの社会的地位は向上したのか。渋谷区の条例など、施策の面で少しは前進したのかもしれませんが、まだ偏見や差別は根強いものがあり。彼らの社会的地位を上げるには、ハーヴェイ・ミルクのようなカリスマの再登場を待たなければならないのかも。社会的マイノリティが市民権を得るには、当事者の政治家が登場するのを待つしかないというのは、厳しい現実です。それにしても、6人に1人が性的マイノリティであるとの統計があり、「彼らを支持を得れば選挙は勝てる」と考える政治家はいないのかな・

  • ショーンペン最強。

  • 久しぶりに映画を観て泣いた。

  • ホモセクシャルの先駆者であるが、戦略的に動いてた。

  •  ガス・ヴァン・サント監督では最高の作品の一つだと思います。

  • ガス・ヴァン・サントの大傑作です。
    彼は主にゲイ、レズ、バイセクシャルなどの同性愛者の人々、いわばマイノリティのために公民権運動を展開してきた。そのマイノリティが示す範囲とは黒人、アジア人、高齢者、下級労働者なども含み、映画序盤でも全米トラック運転手組合からの要請を受けてクアーズ・ビールのボイコット運動を始める。それは企業側がおしつける労働組合員の解雇に対する戦いだ。だがその戦いは全米トラック運転手組合のなかだけであって、周りの住民はそれを助けるようなことはしなかった。
    だがハーヴィー・ミルクは違った。同じマイノリティとして戦わなければならないんだ、と言い、彼はゲイが多く利用するバーなどに呼びかけて、ボイコット運動を展開していく。
    これはゲイの公民権運動家のハーヴィー・ミルクの伝記映画であり、すべてのマイノリティに捧げられた映画なのだ。

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