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- / ISBN・EAN: 4988013909243
感想・レビュー・書評
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実話を元にした映画。
今は日本でも普通になってきたけど、第一人者というのは本当にすごいよね。
女性アーティストの振り付けを真似てYoutubeにのせている男性たちのコメント欄に、日本では普通の男性がそういうことをしてもカワイイとかすごいとかって言われるけど、アメリカじゃゲイゲイって言われてやりたいけど出来ないってコメントがあったの。
やっぱり、どの国でも、マクロで見れば受け入れる人は多いけど、ミクロで見ると生きて行くのは大変なんだろうなーなんて思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
公職ではじめてゲイとして議員に選出されたハーヴィー・ミルクのドキュメンタリー。
政治は演劇と同じ、発言したものが勝つ
ムーヴメントを起こす。
自分がとても勇気づけられました。 -
同性愛者のハーヴィー・ミルクはサンフランシスコでカメラ店を開業し、
店には同性愛者やヒッピー達が集まるようになる。
彼らを快く思わない人々に対抗するため、ミルクは新しい商工会を設立し力をつけていく。
やがて市政委員の選挙に立候補して2度落選、3度目に当選する。
しかし、全米では、同性愛者の教師を解雇する法律が作られようとしていた。
ミルク達は、同性愛者や全ての社会的弱者の差別撤廃のため、反対運動を繰り広げていく。
自らがゲイである事を公表しながら市政委員となったハーヴィー・ミルクの人生を描いた映画。
ショーン・ペンがミルクを演じている。
プロポジション6号に反対すしてミルクが呼びかけたのは、
同性愛者や社会的弱者が周囲にそれをカミングアウトするというもの。
自分達の身近にそういう人々がいる事を知れば、
安易に差別を助長するような法律に賛成できなくなるためだ。
現在、日本で起きているヘイトスピーチのような事を行っている人々の周りには
差別の対象となっているようなマイノリティの友人がいないので
想像力が働かないのかなと、この映画を観ていて感じた。 -
トランスジェンダーに大変魅かれる。
子どもを持てへんことがゲイを排除する理由なら、子どもを産めない女性はどうなんのよさ。
差別・偏見は決して他人事ではない。そこらじゅうに溢れている。 -
今ある普通や当たり前がみんなにとって平等なのか。
それが正しいのか。それが崩れたらどうなるのか。
マイノリティのため苦しむもの。今の安定がなくなり嘆くもの。
「希望がなければ人生は生きる価値などない」という作中の台詞があるけど、みんなの希望が叶っていないのがこの世界。
人間みんな違うから同じようにあゆむのはできないしそこで歪みがおきる。
いろんなこと考えさせてくれる。 -
人は無知から恐れや恐怖を抱きます
そして遠ざける
それは人間の弱さだと思います
同性愛なんて学校では学ばないし、身近にそんな人がいなければ
興味も持たないだろうし、自ら調べたりもしないでしょう
そして間違った情報と偏見で変なイメージを作り上げてしまう
みんな同じ人間なのに
この作品を見て人が人として当たり前に生きる事の
人としての輝きを見せつけられました
ありのままの自分で生きることの輝き
淡々としてますけど温かさと眩しさがにじみ出てくる作品でした -
映画を観て泣くことはほとんど無いのだけど、この映画では泣きました。
同時に「狼たちの午後」を観るのを強くお薦めしておきます。
(余力があれば「J.エドガー」もかなー) -
泣きました。
暗殺されるというラストを知りながら見るのはつらかったですが、
とてもいい終わり方。