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- / ISBN・EAN: 4988013909243
感想・レビュー・書評
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ショーンペンがステキ。
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「アイ・アム・サム」、「ミスティック・リバー」、「ミルク」と見ていくと、ショーン・ペンの七変化っぷりに驚かずにはいられない。今回はどう見てもゲイにしか見えない変貌ぶりです。
ゲイだけじゃなく、レズ、黒人、全てのマイノリティーを代表して保守勢力と戦うということ。弱者を守るために立ち上がった人というのはいつの時代もかっこいいものです。しかし、逆風の中で先陣を切るということは、いつ流れ弾が当たってもおかしくない危険に身を晒すこと。
今も社会には差別は残っているけど、少しずつ生きやすい世の中になっているんじゃないかな。過去も現在も戦い続けることで権利を勝ち取ってきたんだということを考えさせられます。 -
原題:Milk
(2008/128min/Gus Van Sant/アメリカ)
監督さんがゲイってことで、多分心情を良く理解できていたのと、役者さんの演技がすごかったので、綺麗だなあ、って思いました。ショーンペンが、本当にゲイに見えて、気になってwikiしたくらい。
ミルクの人生としてドラマ映画でも楽しめるし、社会的な映画としても楽しめて、そこらへんのバランス具合がいい。押しつけがましくない感じ。ミルクの意思ではあったと思うけれど、社会に巻き込まれてリーダーとして生きて行くミルクと、スミスとの生活がだんだんずれていく描写がとても自然でなんだか悲しいなあ、と思ってしまいました。 -
0176
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ガス・ヴァン・サント監督。
映像のトーンが好きでずっと頭の片隅に残っている。
最初にミルクがチラシを配っていたときにはまったく興味を示さないクリーヴが、最後にはミルクの政治活動に欠かせない信頼の置けるパートナーになっているのが感慨深い。 -
すこし疲れた。
激しく、熱を帯びて、哀しみとともに、希望を抱き。
恋人だったスコットが出てくる場面が切なかった。
政治全般についても考える機会になった。
特典映像の「ミルクの伝説」では実在の関係者=登場人物がミルクについて語った。 -
ショーン・ペン、ジェイムズ・フランコ。実話をベースとか、逃げ道がない。
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物語かと思ったらドキュメンタリーでびっくり。映像自体にすごく目的意識があって、観る人間に立場の選択を迫るような、ちょっと苦手な類の作品でした。
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始まった瞬間からショーン・ペンの演技にくぎづけに。ゲイの方特有の仕草や喋り方の再現ぷりにまず驚かされたが、「戦い」が進むにつれて摩耗していく彼の精神や、それでも引くことのできない信念へのこだわりを表現する彼の演技には脱帽の一言。