劔岳 点の記 メモリアル・エディション [DVD]

監督 : 木村大作 
出演 : 浅野忠信  香川照之  松田龍平  仲村トオル  宮崎あおい 
  • フジテレビジョン (2009年12月10日発売)
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988632502405

感想・レビュー・書評

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  • 先人達の業績に只感動するの想いです。

    明治時代日本国内の測量も進み只一か所測量の基となる『三角点』を剣岳山頂に設置する迄の、苦難の道を描いた作品。

    浅野忠信、香川照之と云った個性派俳優が国土地理院の役人と今で言う山岳ガイドを演じて居ます。凄まじい迄の自然の脅威と美しさ、CGなど使用せず現地ロケで作り上げた作品は見応えが有ります。

    観た後に剣岳が間近に見える立山に、観光旅行に行きましたが当時の厳しさを垣間見た様な気がして感動しました。

  • 何故地図を作るのかという問いは、
    何故映画を撮るのかという問いに、
    そのままスライドされるのだろうと感じる。

    本当の景色を撮るために、
    本当の自然を歩き、
    その場に立ち、己の目で見る。

    美しく厳しい剱岳を生きる人々の切実さについて、
    これは既に演技というよりも、
    役者たちの魂だ。
    そしてカメラマン、監督というよりも、
    木村大作の目を通した精神世界だ。

    音楽が素敵。

  • 標高の測量として最後となる剱岳の登山に挑む測量士たちの物語。

    山が美しい。

  • 日本地図完成のために未踏の剱岳山頂を目指す陸軍陸地測量部と、アマチュア登山家たちからなる山岳会との登山競争。
    何かにひたすらに打ち込む意義を問いかける物語であり、映像、音楽も良い。ただ、BGMが主張しすぎて興醒めな場面が多々ある。
    立山連峰の雄大な美しさだけでも、見る価値はあり。

  • 監督 : 木村大作
    出演 : 浅野忠信 香川照之 松田龍平 仲村トオル 宮崎あおい

  • 今では珍しいCG無しの映像で勝負出来たのだから、何故あんなにうるさい音楽を乗っけてしまったのか!?
    ※この映画に限らず「感動をありがとう」的邦画にはよくありがちなパターンだが…

    そのせいなのか、或いはそれ以外の問題なのかは判らないが、映画そのものには全然集中出来なかった。

    とにかく、映像と原作と役者&スタッフさんたちの体当たりロケがうるさい音楽のせいで台無しになっている気がした残念な映画。

  •  明治末期、劔岳初登頂に挑む陸軍測量部を描く小説の映画化。

     地味なストーリーだが、豪華な俳優陣としっかりしたストーリーで魅せる。縄でつるされた一部のシーンが安っぽいのがたまにキズ。
     日本にもこんなに大自然を感じられる場所ってあるのだなぁ。
     テーマとラストもすっごいよかった。使命感に燃える男の美学。

  • 自分はなぜ雪山に登るのだろう。改めて考える。わたしは山を行く人々の隊列の写真が撮りたい。雪山の点となる人を撮りたい。そうなんだ〜。

    最後のインタビューもとても面白かった。

  • 発掘したので遡って登録。以下,視聴当時(2011/12/08)の感想: こっそりお守りを忍ばせる若奥様な宮崎あおいのかわいさにずっきゅんときた…! たまらん。いや、もちろん登ってる人たちも皆かっこよかったんだけれども。というかほんとかっこよかった。最後無事に三角点を立てられたところでぶわっときてしもた…。なんかでもそのあたりの錫杖見つけたりのくだりの音楽とか錫杖のあったとことか、妙にナウシカっぽい雰囲気だったのは私の気のせいなのか…。軍の人たちの話だとは思ってなかったのだけど、軍絡みのエピソードには結構しょんぼりするところが多かった。【tkb】

  • 単なる登山の映画かと思っていたのですが、陸軍の測量部の仕事としての登山の映画だとは知りませんでした。日本山岳会との初登頂争いに勝ち、陸軍による初登頂という話題づくりの要素の強い計画でした。八甲田山の雪中行軍を思わせるような無謀とも思える計画。地元の案内人との関係が良かったことが成功に導く鍵でもありましたが、山岳信仰の厚い山であるがゆえのびっくりするような終わり方でした。

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著者プロフィール

1963年、山口県生まれ。早稲田大学商学部卒。株式会社 好文堂代表取締役。コピーライター、エディター、クリエイティブディレクター。静岡コピーライターズクラブ(SCC)会員。
株式会社 リクルート、タウン誌編集室を経て、2006年からフリーランスのコピーライターとして活動開始。
2018年、編集プロダクション、株式会社 好文堂設立。年間200棟、累計3,000棟の新築住宅やモデルハウスを取材し、
さまざまな住宅雑誌やウェブサイトに記事を掲載中。住宅のほか、スポーツ、医療、介護、企業紹介などをテーマに、
雑誌や書籍などの執筆やインタビューを手がけている。
『リング』でホラーブームの火付け役となったベストセラー作家、鈴木光司氏とは取材を通じて知り合い、20年以上の親交がある。

「2020年 『失敗しない家づくりの法則』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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