アバター [初回生産限定] [DVD]

監督 : ジェームズ・キャメロン 
出演 : サム・ワーシントン  ゾーイ・サルダナ  シガーニー・ウィーバー  スティーヴン・ラング  ミシェル・ロドリゲス 
  • 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
3.72
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  • (38)
本棚登録 : 2605
感想 : 552
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988142775429

感想・レビュー・書評

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  • 予告を見てすごく良さそうと思っていたところで
    非常に話題になったので
    期待がますます膨らんだのです。

    確かに予告で見た自然の美しさ
    「もうこれからは3D以外は見られないかも」と思ったほど。

    その部分は本当に良かったけど
    終わりのほうの自然を破壊するシーン
    こういうのは大変苦手です。

    ヨーロッパの人たちはアフリカやインディアンに
    平気でこんなふうにしていったのかなと思ってしまう。

    ハッピーエンドだったかもしれない
    皆の評価は高いと思う

    だから私はおまけしても3点です

  • ディズニー映画の「ポカホンタス」の宇宙版、みたいな話。環境破壊で?地球が瀕死の状態に陥り、宇宙に進出した人間。「パンドラ」という星には、人間に似た知的生命体がおり、自然と調和して暮らしている。彼らが大切にしている森の地下には、希少金属(?)のようなものが眠っており、人間はそれをねらっている。地球人はそのままではパンドラに降り立つことができないので(ガスマスクが必要)、彼らと同じボディを作成(?)し、脳神経を回路でつないで(?)アバターとして近付く。
    研究者だった双子の兄が死んで、同じDNAを持つからという理由で選ばれ、この星までやってきた海兵隊のジェイクは、「頭がからっぽで、怖いもの知らず」なため、予想外に彼ら(ナヴィ族)に近付くことに成功。かれはもともと下半身不随だったため、アバターになることで自由に大地を駆け巡ることもでき、それが楽しくてたまらない。徐々にナヴィ族の中に入りこみ、恋をし、どちらが夢(アバター)でどちらが現実かもわからなくなってくる。

    アメリカ軍の大部分は、彼らを武力で立ち退かせ、地下資源を奪うことを考えており、指揮をとっている「大佐」はクレイジーで暴力的だが、研究者の女性、グレイスは、ナヴィ族を理解し、深い興味を抱く。ジェイクは、大佐とグレイスの板挟みになるが、なにせアタマがからっぽ(笑)なので、政治的な駆け引きには無関心で、ひたすら「わおー!面白~い!」とてな感じでナヴィ族と交流を深めていくのだ。
    そして戦争。さて、ジェイクはどうする?
    ナヴィ族から裏切者と呼ばれ、葛藤するジェイク。
    でもまぁ、映画なんで、ナヴィ族に味方して戦うことになりますよね。ちょっとその辺が、いろいろあり得ないし、途中でいい人が死に過ぎる(いい人も悪い人もたくさん死ぬ)。あと、大佐の執念深さがもはやホラー映画(笑)でその辺もあり得なさすぎる。
    という感じで突っ込みどころも満載だけど、映像は美しく、パンドラ人のデザインも、人間に似てはいるけれどもあくまで宇宙人ぽくはあるが、気持ち悪すぎず、よくできているなぁと思いました。
    最後はハッピーエンドだけれども、ジェイクが新しい体を手に入れるのは、もう究極にあり得ないと思いました。
    でも面白かったです!

  • 映像は素晴らしい。
    美しいし、3Dで見ればさぞかし凄かろうと思う。
    だが、話が進めば進むほど話の浅さが鼻につく。

    はじめは敵という立場であり
    相手と知り合う機会があり、嫌われつつも理解しようとし
    その内に認められ、何が正しいのか悩みつつも恋をし
    ついには今までの立場を捨てることを決意する。
    このありがちと言えばありがちなストーリーで
    私が真っ先に思い出すのは『ダンス・ウィズ・ウルブズ』である。
    あの物語には、魅力と説得力があった。
    段々と主人公が認められていく過程、最後まで信用できないと言っていた
    部族の二番手の人間が遂に信じてくれるシーンやその理由、
    身を守る為に闇雲に立ち向かうのではなく
    武器を手に入れることを提案してみたり
    結局は勝てないのだからと身を隠してみたり
    実話が元になっていることを差し引いても現実的な判断で
    それが感動を誘った。

    この映画はというと、何故主人公がエイワに認められたのか
    馬に乗るのは下手でも空を飛ぶのは上手なのか、理由がまったくない。
    これがジェイクが空軍にいたとでもいうなら兎も角海兵隊員だし
    多少武道的なことに心得があるところくらいしか説得力がない。
    トゥルークもなぜ絆を結ぶことができたのかよくわからないし
    近代兵器を持つ敵に対して、トゥルーク・マクトの威光で呼び寄せ
    単に数だけで立ち向かうというのも解せないところ。
    最後はあっさり勝利するのはまぁハッピーエンドということで悪くはないが
    それにしても。
    細かい点を言えば可笑しいところはかなりたくさんある。
    木が倒されてみな悲嘆にくれているが、何故延焼しないのかも謎だし
    ツーテイがあっさりジェイクを認める側に転じるのも
    どうにも虎の威を借る狐という言葉しか連想できない。
    一番酷いと感じたのはヒロインで、あれだけ好きだと言っておいて
    あっさり「裏切り者!」と縛ったまま戦火の中に置き去り、
    父が死んだところに駆けつけた恋人に「ここからいなくなれ!」
    なのにトゥルーク・マクトになって帰ってきたら「怖かった、信じてた」。
    どういう女だ。

    大佐のキャラは中盤ただの酷い人だったが
    後半根性の入った酷い人になったので逆に魅力が出て面白かった。
    個人的には『エリア88』のボッシュを思わせるしつこさ、しぶとさで
    中々恰好良かったと思った。

    次作があるらしいが、果たしてどんな話になることやら。
    映像が素晴らしくても、ストーリーは『ダンス・ウィズ・ウルブズ』の劣化版である。

  • 4DXで見れる映画を探している。(トップガンを見たかったが、4DXの映画館の存在を知ったのが、見た後だった。。。)アバター2が4DXで公開されるというので、どうするか検討。アバターは見たはずだったが、あまり覚えていない。よかった気もするし、面白くなかった気もする。

    再度確認のために見てみることに。

    観始めて、20分足らず。思い出した「映像はきれいだが、面白くないヤツ」だ。。。
    確かに映像はきれいだと思うが、ストーリー重視の私としてはまあよくある凡庸なストーリー&主キャラが人間ではないせいかね?感情移入もしずらく退屈。2時間42分と長いし。。。

    別の惑星に知能の高い種族が生活しており、特殊な貴重鉱物があることが分かった。その鉱物を入手したい軍が、その惑星の種族にアバターとしてシンクロできる技術を使い、種族の中に入り意思疎通を取ろうとする。車いすの主人公がアバターの中に入り種族との関係を構築しようとするが、、、というストーリー。

    よくよく考えてみれば、大ヒットだったらすぐに"2"が出ているよな。。。


    監督 ジェームズ・キャメロン

  • 人間の愚かさ、絆の美しさ、自然の強さがとても印象に残る作品でした。CGが綺麗で、映画館で観ればきっともうすごい迫力なんだろうなと思います。そしてパンドラはどこもキラキラと輝いていて、とても素敵でした。
    この作品は現代社会でいうと、異文化理解と環境問題を象徴しているように思えました。

  • アメリカ「こんにちは」
    青い人「こんにちは」
    アメリカ「お前らの村の下に石油あるからもらうわ」
    青い人「ちょっとやめて。誰かたすけて」
    主人公「待て待てーい!」


              THE END

  • 史上稀に見るクソ作品だな、と。いうのが僕の印象で。観るも耐えないストーリー。アメリカが嫌われるのは、こういうとこなんだよ。敵味方分けて、で、どっちにもいいカッコしーのアメリカ人がいて。完全にアメリカが世界。ていうのの典型だな、と。悪もアメリカ人だけど、正義だって、その座は渡さないんだもんね、ていう。融和をするにしても、その先頭にはアメリカ人ていう意識がきっとあるんだろうなぁ、と。胸糞悪い作品だった。あの主人公の性格というか、あの表面的な、上っ面だけの、薄っぺらさは何なのだろう。観てるこちらを挑発するための作為なのか。何で、この映画がこれほど売れたのか、わかりまへん。ジェームス・キャメロンは毎度そういう将来的にはほとんど評価されないような作品を作るという点では一級だな、と思う。テクニシャンであって、映画監督ではないと思う。(11/1/10)

  • たまたまテレビで放送されていたので観た。
    SFモノは苦手なので期待してなかったが、意外にも楽しめた。
    つっこみどころが満載だったからかな?

    まずジェイクの吹き替えが「アグリーベティ」の"編集長"と同じ声優さん。…なのでなんとなくコミカルに見えておもしろかった。
    そしてところどころジブリワールド。あ、ラピュタだ(空に浮かぶ島のようなものが出てきたとき)、あ、ナウシカだ(王蟲みたいな動物たちが敵におそいかかろうとしたとき)という発見があった。

    資源を求めて先住民を襲うというストーリーは、現代に当てはめてもいかにもアメリカらしい発想。そして「自分たちは正義のために戦う!」というメッセージは、いかにもアメリカらしいと思った。

  • ジェームズ・キャメロンはついに『タイタニック』を超える作品を誕生させてくれました。
    素晴らしい。(^◇^)
    大自然の風景、未知なる生物、人間ドラマ、アクション、恋愛・・・。
    全てを組み込みつつ、最高の物語に感涙です。(T ^ T)


    もはや凄いとしか言いようがありません。
    まずは壮大な大自然。
    夜の景色はもはや幻想の世界。
    空中に浮く大地なんかはとてもワクワクしちゃいました。\(^o^)/

    倒れゆく巨大な大木には、ただただ圧倒されました。


    さらに未知なる生物。
    翼竜もどきとの心通わせての大空ダイブは最高です!
    最初に襲ってきた黒豹もどきもカッコよかった。
    白いフワフワな聖なる木の精は可愛かった~♪ (⌒▽⌒)


    そしてアクション。
    パワードスーツの大佐との壮絶なバトルには興奮しましたね。
    決着の付け方もカッコよくて最高!


    やっぱり人間ドラマ。
    自然を破壊してきた人類の嫌な一面を見せ付けてくれました。
    自然や生物との調和に生きるナビィの存在にはやられましたね。
    大武力を持った人類に対して部族統一しての反撃には興奮です。
    もう駄目かと思わせての未知なる生物達の参戦には「来たーーーー」って感じですよ。 \(^o^)/

    裏切り者のレッテルを覆してでも、ナビィや大自然を守ろうと決断したジェイクの選択。
    伝説”トルーク・マクト”の復活。
    その過程がすっぱり欠落しているので、ちょっとあっさり感がありましたが、それでも巨大翼竜もどきトルークに乗ってきたときはカッコよかったですねー。o(^▽^)o

    縄を切りながらジェイクに助けを願うモアト。
    彼女の切なる願いに涙があふれてきました。(T ^ T)



    最後は恋愛♡
    ジェイクとネイティリ。
    キスシーンなんかよりも、おでこをくっつける姿がとても素敵だったと感じましたね。(⌒▽⌒)
    アバターではなくて、人間のジェイクを抱きかかえているネイティリの姿には涙。(T ^ T)
    愛情は生物間を越えました。



    キャラ的には、大佐がカッコよすぎましたねー。
    脱出するヘリに向けて、マスクをしないで飛び出しての銃撃なんか最高! o(^▽^)o
    墜落しかけている飛行機からパワードスーツでの脱出のしぶとさも凄かった。
    パワードスーツでのラストバトル。
    技術、判断、どれをとってもお見事。
    その最期までカッコよすぎ。
    そのアグレッシブさがとても魅力的でした。(^◇^)

    そしてトゥルーディ、その最期。
    カッコよすぎる女性でした。(>_<)


    長い時間も、その壮大な大自然の物語にはあっという間です。
    どうやら3部作でやるらしいですね。
    いつになるかわかりませんが楽しみです

    【上映時間】162分
    【製作国】アメリカ
    【主な出演】
      サム・ワーシントン:ジェイク・サリー
      ゾーイ・サルダナ:ネイティリ
      シガーニー・ウィーヴァー:グレース・オーガスティン
      スティーヴン・ラング:マイルズ・クオリッチ大佐
      ミシェル・ロドリゲス:トゥルーディ・チャコン
      ジョヴァンニ・リビシ:パーカー・セルフリッジ
      ジョエル・デヴィッド・ムーア:ノーム・スペルマン
      CCH・パウンダー:モアト
      ウェス・ステューディ:エイトゥカン
      ラズ・アロンソ:ツーテイ
    【監督】ジェームズ・キャメロン
    【製作】ジェームズ・キャメロン
    ジョン・ランドー
    【脚本】ジェームズ・キャメロン
    【音楽】ジェームズ・ホーナー

  • 映画は何で評価されるべきか、考え込んでしまった作品。
    物語は、無謀で考えなしの主人公のありきたりなお騒がせもの。
    3D以外見るべきものは無い。

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著者プロフィール

1954年、カナダのオンタリオ州カプスケイシング生まれ。カリフォルニア州立大学フラトン校中退後の1978年、友人と共に35ミリの短編SF『Xenogenesis』を制作。ロジャー・コーマンのニューワールド・ピクチャーズで低予算映画の美術や視覚効果に関わったのち、初長編『殺人魚フライングキラー』を監督するが撮影途中で降板。『ターミネーター』(1984)で本格デビューを飾り、続く『エイリアン2』(1986)でヒットメーカーとして定着する。以後『ターミネーター2』(1991)、『タイタニック』(1997)、『アバター』(2009)など大ヒット作を連発。デジタル3Dなど映像技術の開発にも積極的に取り組んでいる。現在『アバター2』制作中。

「2021年 『テック・ノワール ジェームズ・キャメロン コンセプトアート集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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