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- / ISBN・EAN: 4988126207687
感想・レビュー・書評
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人形師のクレイグ(ジョン・キューザック)と、ペットショップ店員の妻ロッテ(キャメロン・ディアス)は倦怠期の夫婦。クレイグは定職に就こうと、天井が低くて立つことのできない7階と8階の間=7と1/2階にある "LesterCorp" に事務員として就職する。
ある日、クレイグはオフィスの壁に穴を発見する。それは15分間だけ俳優ジョン・ホレイショ・マルコヴィッチの頭の中に繋がるという不思議な穴だった。これを使い、上司の美女マキシン(キャサリン・キーナー)と共に商売を始めるが、マルコヴィッチの穴は、彼と妻ロッテの人生を大きく狂わせていくことになる。
ジョン・マルコヴィッチになれる穴という設定は奇想天外だけど、テーマにしているのは本当の自分って何だということ。ロッテはマルコヴィッチになることで自分の性の不一致に気付いてしまうし、マキシンは「ロッテがマルコヴィッチになった時」限定でマルコヴィッチに夢中になる。そして様々な人間がマルコヴィッチに入りこもうとするクライマックスは、自意識や欲望は様々な面を含んだ多面性のものということを示している。観る度に、新たな発見のある傑作ファンタジーコメディ映画です。
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結構衝撃を受けた。実験映画の部類か
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発想とか面白かったけど、個人的にイマイチ
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何年経ってもこの変なセンス大好き。
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「今までの自分とは違った人物になること=ありえない」というのは常識だが、本作ではそんな"ありえない"ことを現実化し、なおかつその違った人物を実在のジョン・マルコビッチに焦点を当てているから、何とも斬新。実験的とでもいうべきである。
本作は全体的にぼんやりした、薄暗いイメージを有しており、正直なところ、どんなジャンルに属しているかよく分からない。コメディ?サスペンス?どれも違う(ちなみにツタヤではコメディ扱い)。倒錯した愛、性的ファンタジーとでも言おうか、新たな感覚を観客にもたらしてくれる。 -
あらすじだけ見るととんでも映画だけど、意外とちゃんとしている。独創的過ぎて、一概に評価が難しい作品。
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マルコビッチのファンなので映画館で鑑賞。
もっと笑える話だと思ってたら、シュールな話であれれとなった。
でもまぁおもしろかったです。 -
どうしたらこんな話思いつくのか…最後の百合エンドも唐突な感じで最後まで面白い。成立したシュールの金字塔。
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字幕: 石田泰子