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- / ISBN・EAN: 4988126207601
感想・レビュー・書評
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雰囲気が好き。たまに見たくなる。
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道を渡るのは難しくない
反対側で待つ人次第なのだ
色遣いが綺麗。光の陰影も。赤や青、緑や黄色。ひとつひとつが綺麗な絵だった。空とか電車とかもとても綺麗。
ジュードロウが格好よすぎて死にそう。 -
すべてのことに理由を求める必要なんてない。自分が苦しくなるだけ。
”売れ残ったブルーペリーパイはただ注文されなかっただけ”そんな風に考えることも必要だなぁ。
真っすぐに生きることも大切だけど、ときには遠回りすることにより見えてくることもある。遠回りしても待っていてくれる人がいるのは素敵なことだし、その人は一生離してはいけない大切な人。 -
とても上質な映画でした。詩的で文学的な奥行きのある作品。ジャンルとしては恋愛ものになると思いますが、恋愛を恋愛としてしか描き出さない他の多くの作品とは異なります。恋愛といっても結局、人生のさまざまな出来事や経験の影響を受けながら、その人の一部として成り立っていくものだと思い知らされました。他の多くのラブストーリー系の作品がいまいち面白味に欠けるように感じてしまうのは、恋愛というカテゴリーに分類されるものだけの中から、手を替え品を替え物語を組み立てているからにすぎないからで、ゆえにありきたりな仕上がりで浅い感じの印象を受けてしまうのだと思います。本作は、恋愛とは直接的に関係しない、ように見えるけれども、そこに重要な役割を果たしている人生の悲喜交交が、豊かな文学性をもって描かれており、とても味わい深いです。文学性、と書いたのは、人生の儚さや虚しさ、生きるための闘い、あるいは死であったりを、場合によっては直接的な言及を避けつつ、しかし確かにそこに存在を感じさせるものとして、作品に同居させているからです。特にそういった部分における女性目線の鋭い感性が感じられ、私はルシア・ベルリンの著作を連想しました。
また、映像表現としても大変洗練されています。原色に近いビビットなカラーが多用されており、正面からよりは斜から捉えたり、ガラス越しにややぼかしたりなど、余白的な要素が喚起する想像力を巧みに利用しているように思います。
失敗も悲しみも、予想しないあるときに花開く豊かさにつながり、他人の姿にまだ知らなかった自分を見出して、まだ見ぬステージへと足を踏み出す。そしてそこで見えてくるものの一つとして、ちょうどブルーベリーパイのような、酸っぱくて甘い、恋愛のいち場面が、美しく描き出されています。オトナなあなたにお勧めできる作品です。 -
ニューヨークのとあるカフェ。失恋したエリザベスは、この店のオーナー、ジェレミーが焼くブルーベリー・パイに心癒やされたが、それでも、なかなか別れた恋人のことが忘れられない彼女は、ついに宛のない旅に出る。仕事をしながらメンフィス、ラスベガスとアメリカを横断していくエリザベス。彼女はその先々で、それぞれに愛を求め愛に傷つく人々と出会い、彼らと束の間の時間を共有していく中で新たな自分を見いだしていく。
悩みからの解決方法を探している時何故か同じような悩みを抱えている人に出会って、自分自身の心を見つめ直して新たな一歩を踏み出していく。悩んでも遠回りしてもいいんだ。そう思える音楽も素敵な大人のラブストーリーでした。 -
とても好きです。
恋愛恋愛してなくて、人間模様ロードムービーなのもよいです。甘くなくて、ほろ苦くて酸っぱい。
失恋したエリザベスに恋するジェレミー、でも面と向かってはぐいぐい行かなくて気をかける、くらいのが良いです。一度目のキスシーンがちゃんと映らないのキュンとなりました。
ジュード・ロウ格好いい。
エリザベスが遠い回り道で出会う人たちのエピソードもそれぞれ素敵。
レイチェル・ワイズの役もナタリー・ポートマンの役も。強いけど弱くて、やっぱりひとりで立ってて。
どちらもほろ苦いけどエリザベスには必要な時間。失恋したとき忙しいの大事。
一年近く旅してジェレミーのお店にかえってきたとき、エリザベスの纏う空気が柔らかくなってて素敵でした。
旅って良いなぁ。。
ノラ・ジョーンズ、可愛らしいけど意志が強そうで良かったです。口にクリーム付けたままカウンターで眠る無防備さのギャップにやられる。
そして歌声も心地好くて。。
映像、光と色彩が鮮やかでずっと綺麗でした。
夜にぼんやり流しておきたいお洒落さです。
お手紙書きたくなるなぁ。 -
「恋する惑星」のウォン・カーウァイ監督がアメリカを舞台に描いたラブストーリー
見どころ
香港映画界の鬼才、ウォン・カーウァイ初の英語作品。映画初主演のノラ・ジョーンズをはじめ、脚本のローレンス・ブロックや音楽のライ・クーダーら各界の才能が集結。
ストーリー
恋人の心変わりで失恋したエリザベスは、彼の家の向かいにあるカフェに出入りするようになる。彼女は毎晩ブルーベリー・パイを残しておいてくれるオーナー・ジェレミーとの会話に慰められていた。ところがある日、エリザベスは突然ニューヨークから姿を消す。 -
で?NYのどこに行けばジュード・ロウのカフェがあるんですか?
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映像がきれいで、音楽が素敵。
ヒロインが行く先々で出会う人たちそれぞれが抱えた悩みが切なくて、それと比するように、カフェで待つ彼の気持ちがなんだか愛しい。
寂しいなぁ、と思ったときに観たくなる作品です。
そしてブルーベリーパイが食べたくなる。。笑 -
いつかアメリカ縦断したい。
失恋はしたくないけど、ジュード・ロウが待っててくれるなら、ちょっと考える。