マイケル・ジャクソン THIS IS IT デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]
- ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4547462065681
感想・レビュー・書評
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死の直前、ロンドンのコンサートに向けたリハーサル風景。
コロナの中、昨年は無観客ライブが多く開催されて。
もちろん楽しいのだけど、観客がいないとなんだか味気ない。
この作品もそういう面があるけど、マイケル自体の存在感がとんでもない。
観客の熱狂を差し引いても十分惹きつけられる。
歌、ダンス、50歳でもここまで超一流の輝きを保っていることに嘆息。
まさか、この後すぐに亡くなるとは。。。
いままでの代表曲がたくさん流れるので、なんていい曲が多いのだろうとも思う。
ジャクソン5の超有名曲まで丁寧に歌う。
ライブにかかわっているスタッフやダンサー演奏者との関係が垣間見れるのが面白い。
カリスマ的なマイケルに対して接するスタッフはペコペコするわけではないが、
ある程度敬意をもって距離感を保っているのが分かる。
マイケルも横暴に振る舞う訳ではなく、気を遣いながら振る舞っているが
心の底から通じ合っているというよりはビジネスを通じた関係か、神格化しているか。
トップオブポップなんて、ほとんど神様のような存在。
世界中の王様になることの孤独感が感じられる。
やはりマイケルジャクソンほどの絶対的な存在は、今後もなかなか現れないだろう。
その光り輝きは、夜空の一番星のように、他から際立っている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
マイケル・ジャクソンの急死によって急遽作られた音楽ドキュメンタリー。公開から10年以上が経つが、初めて観た。
死の直前まで準備を進めていたロンドン公演“THIS IS IT”のリハーサル映像を中心としたもの。
「熱狂的ファンならともかく、そうでもない人間にとって、リハーサルの映像なんて観ても面白くないだろう」――そう思ったからこれまで観なかったのだが、実際に観てみたら最後まで目が釘付けになった。
完成品は(幻に終わった)実際のコンサートであり、ここにあるのは未完成品ではある。
じっさい、マイケルの歌もダンスも、ある程度力を抜いて「流している」感じ。それでも十分鑑賞に堪えるのだ。
また、マイケルがスタッフに細かいダメ出しをし、それを伝えるときにも優しい口調と言葉であるあたり、コンサートに臨む真剣さとあたたかい人柄を感じさせて感動的である。
それに、このコンサートのために選ばれたダンサーたちのしなかやな肉体の躍動は眼福だ。
このコンサートにリード・ギタリストとして起用されたことを機にスターとなったオリアンティや、いまやソロシンガーとして活躍しているジュディス・ヒルの熱演も印象に残る。
とくに、日系女性シンガーであるジュディス・ヒルは、コーラス隊の一人として終始出ずっぱりだし、途中でマイケルと「I Just Can't Stop Loving You」をデュエットするシーンがあるなど、準主役といってもよい存在感。 -
映画館で鑑賞。
上映終了後には、客席から自然と拍手が沸き起こっていたのを今でも覚えている。
歌もダンスも、リハーサル映像とはいえ、この数日後に亡くなるなんてとても信じられないくらい本当に素晴らしいパフォーマンス。
そして演奏、ダンス、特殊効果など全てにおけるこだわりの強さ。
ここまで自分自身に厳しいからこそ、そして努力を欠かさないからこそ、マイケルは素晴らしいエンターテイナーと成り得たのだと実感した。
その一方で、様々な憶測や誹謗中傷などで追いつめられ傷つけられたのに、他人への優しさや気配りを忘れずにいられるのも凄い。
マイケルの、スタッフやバンドメンバーに対する接し方を見てると、本当にそれがよく伝わってくる。
そしてもちろん、もう一つの見所としては幻に終わってしまったツアー「THIS IS IT」の内容。
マイケルのパフォーマンスの素晴らしさは勿論のこと、最先端の技術を貪欲に取り入れているし、何よりもスケールが大きい。
「Smooth Criminal」や「スリラー」は完成形をできれば見たかったなあ……。
「I Just Can't Stop Loving You」のデュエットも素晴らしかったし、「Billie Jean」も良かった。(スタッフがノリノリで見ちゃうのも分かる!)
このツアー、実現していたら本当に凄い内容になっていたんじゃないかと思います。
でも何よりも、この映画を見て
「マイケルは死んじゃったけど、でも亡くなる数日前まではこうやって仲間と楽しく笑い合えていたんだ」
ということが分かって、それが一番嬉しかった。 -
ほとんど、マイケルのリハーサルの映像と
あとはダンサーのオーディションのところとか。
バックダンサーは「マイケルの一部です」とプロデューサに言われる
確かにぴったり合ってる。 -
なんで死んじゃったんだろ。ほんとに。こんな真っ直ぐに歌とダンスに向き合ってるのに。知らない曲一つもない人なのに。ってすごく寂しくなるね。マイケル死んでからもう11年になんのか、早いなぁ
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2009年アメリカ
★4つつけたいけど、、、マイケルが4つなんであって、作品は3つで許して♪
マイケル、、、、、もうこの世にいないのですよね、、、
全盛の頃は何とも言えず、オーラを放ち続け他を圧倒する、存在でしたよね。
キング・オブ・ポップ!!
晩年は何か、どこへ向かってるんだろうって感じがありましたが、この作品を観ると「ああああああ、やっぱりマイケルはキング・オブ・ポップ」どこまでもストイックなプロなんだ!!と痛感しました。
バックダンサーの方たちも物凄い倍率のオーディションに合格し、壮絶なレッスンを受け、それでもマイケルのバックで踊りたい、同じステージに立ちたいって一心で頑張ってたんですよね(もちろん、バンドの方、スタッフ含め)
彼らの焦燥感ってどんななんでしょう、、、、もう一緒に舞台に立つことができない。一緒にステージを作ることができない。悲しいですよね、、、
どうして、マイケル、、、死んじゃったんでしょうね。
昔、ライブに行きました。よかったなぁぁ、また行きたかったなぁぁ。
しかし、このプロだ!!って映像を観たときにスマップの番組にマイケルがサプライズゲストで出てたシーンを思い出しました。SMAPがリハで歌ってる時に!!!
ダメですよん、、、、私はSMAP好きだけど、好きだけど、、、、マイケルにSMAPとシーンを共有なんてさせたらだめですよ。
いや、本当にSMAP好きなんですけどね、でもマイケルに対して失礼ですよ。
って感じました。 -
こんなカッコイイMJ見ちゃったら、やっぱりさみしくなってしまうね。
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マイケルってやっぱすげーなと思わせてくれる作品。
自らでステージをプロデュースしていく、プロとしての気概が半端ない。 -
なんとなく三島由紀夫と通ずるものがあり、前から気にはなっていた存在。
せっかくの機会なので流行に乗ってみた。
バックダンサーたちが本当にマイケルを愛していることがわかった。
マイケルは物腰も柔らかで、スタッフにも優しく、一流のクリエイターだった。
彼の歌声はとても「優しい」声だった。
最低限の動きしかしていない、流れるようなダンスもすばらしくかっこよかった。