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- / ISBN・EAN: 4995879186152
感想・レビュー・書評
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MIDNIGHT TUBE
I Wanna Be A Rock Star
one voice(もしもわたしが声を出せたら)
検索少年
シャッター商店街のマイルスデイビス
BAD BAD SWING!
なんだかいい予感がするよ
あたりは真っ暗闇
beyond the seasons
どんどん季節は流れて
Rollin’ Rollin’
1979、東京
おめでとう
私の赤ちゃん□詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
このiTunes全盛時代に、つまりは1曲単位で買うような時代になったというのに、七尾旅人はあくまでアルバムとして、一綴りの作品として、こうやって仕上げてきたっていうのは、いいなぁって思う。ある意味で前作の「911 Fantasia」の延長線上であり、別世界への道しるべであり。でも、僕は未だに七尾旅人はこんなもんじゃないんだけどな、と思っている。まだできる、まだ、まだ、と。そのくらい、期待値は高い。もっときっと跳べるはず。(10/9/21)
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この人がいる限り日本の音楽も捨てたもんじゃない。
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実験的な前作に比べかなりポップな作風。名曲「rolling rolling 」は時代と完全にマッチしてみせた見事なアンセム。だけど個人的は「東京」がベストトラックかなぁ。
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初めて「Rollin' Rollin'」を聴いたときは(youtube のPVで)
いまいちピンと来なかった七尾旅人。
(ピンと来なかったのは、七尾旅人に対してというより
”× やけのはら”の部分に対して。
理由は単純にこういうの聴き慣れていないから。)
飽きのこない曲揃い。
伝わる歌詞。
一枚アルバムをきちんと聴いたら
結構好きになってました。
今じゃ「Rollin' Rollin'」も、フツーに好きです。 -
レンタル
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七尾旅人のメッセージにはいつの間にかに影響されてます。何年たっても彼のファンでいると思う。
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ラストを飾る「わたしの赤ちゃん」が眩くて泣ける。
男性とは思えないほど母性に満ちてる。 -
七尾旅人の新アルバム『billion voices』がすごい。
七尾旅人の歌声と楽曲が見事に溶け合って、
とても大きな円になっている。
溶け合いすぎて、七尾旅人の声が
命ならぬもののようで怖いくらいだ。
とてもパーソナルな歌声なのに
祝詞のような神聖を感じる瞬間がある。
村上春樹がエッセイか何かで、
ぼくが高校生だったら『OK コンピューター』をきっと一日中聴いていただろうと
レディオヘッドを語っていた。
それはなかなか素敵な評価だと思う。
もしぼくが高校生だったら『billion voices』を一日中聴いているだろう。
『billion voices』に収録された十四の楽曲のほとんどは
いつも夜に歌われているのではないかと思えるほど、
夜の淫らさときらめきと美しさに満ちている。
幾度となく夜と昼を繰り返す世界。
生まれてはまた生まれていく命。
昼と夜をともなって回り続けるぼくたちの日々。
闇の中でまたたく刹那の光を、命を得て、
昼と夜が回り続ける日々に
七尾旅人は帰還したのではないかとぼくは思うのだ。
何はともあれ、今年の夏は
このアルバムがぼくの記憶になるんだろう。
ああ、今日が仕事じゃなかったら一日中聴いているのに。