借りぐらしのアリエッティ [DVD]

監督 : 米林宏昌 
  • ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
3.31
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本棚登録 : 3316
感想 : 618
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4959241981523

感想・レビュー・書評

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  • 人間が住む古い屋敷の床下で「借りぐらし」を行っていた小人の一家。
    小人の娘・アリエッティが、屋敷で静養している病弱な人間の少年に姿を見られてしまったことから始まる物語。

    小人目線で描かれているのも面白く、好奇心旺盛なアリエッティにヒヤヒヤしながら観るのも楽しめる。

    「人間に見られてはいけない」という掟が破られるものの、人間がすべて危険ではないと主張するアリエッティの気持ちもよくわかる。
    別れのシーンには涙。


    声優が、知名度のある名俳優たちなのでそれも楽しめる。

    三浦友和、樹木希林が特に良い。
    大竹しのぶ、志田未来、神木隆之介、藤原竜也、竹下景子。

  • 大好きな、ジブリアニメ作品です。

    • りまのさん
      原作の、メアリー・ノートン作小人の冒険シリーズ、床下の小人たち、を読み終えました。原作は、英国のいなかの古い家でのお話で、アニメでは、日本で...
      原作の、メアリー・ノートン作小人の冒険シリーズ、床下の小人たち、を読み終えました。原作は、英国のいなかの古い家でのお話で、アニメでは、日本での、自然にかこまれたお屋敷が舞台になっています。原作に出てくる9歳の男の子は、もう少し年上の、少年 翔、となってでています。原作二作目の、野に出た小人たち、に出てくる野育ちの小人、スピラーも、アニメに出てきます。ああ、にゃんこまるさん、お許し、お許し、。うまく原作と、アニメの違いが、書けません〜。も一度、アニメが見たい。大好きな作品と言って、私は嘘つきかもしれません。内容を、覚えていなさすぎる。 原作は、読んでいくほど、面白くなってきました。小人たちの、苦難や冒険に、ドキドキ、ハラハラです。
      2020/11/08
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      りまのさん
      もうお読みになられたのですね!
      「うまく原作と、アニメの違いが、書けません〜。」
      気にされませんように、時間が空くと曖昧に...
      りまのさん
      もうお読みになられたのですね!
      「うまく原作と、アニメの違いが、書けません〜。」
      気にされませんように、時間が空くと曖昧になりますもの。
      猫は、アニメのTV放映を待ちます(最近放映された?)
      2020/11/09
    • りまのさん
      にゃんこまるさん
      ああ、自分の文章力の無さが、恥ずかしい。 優しいお言葉、ありがとうございます!
      にゃんこまるさん
      ああ、自分の文章力の無さが、恥ずかしい。 優しいお言葉、ありがとうございます!
      2020/11/09
  • 12歳の夏の日。暑い日差しと蝉の声。
    自然に囲まれた高台にある静かなお屋敷。
    手術前に療養で訪れた少年 翔が、
    そこで出逢った小人と過ごした数日間の物語です

    1人で死ぬかも知れない絶望的な寂寥感。
    種族の最後の生き残りかも知れない虚無的孤独感
    それでも、だからこそ、
    目の前の1日1日を慈しみ愉しんで生きていこう
    そんなメッセージを感じた作品でした。

    この作品は、小人の一家が登場するファンタジーですが、人間に見付からぬよう、細心の注意と多様な創意工夫を凝らす小人の暮らしが生き生きと描かれ、もしかして、ひょっとして、静かな林の一軒家や人の少ない村には、まだ小人がいるんじゃないかしら、などと空想してみました。

    アリエッティ家族は、角砂糖ひとつ とか、
    ティッシュペーパー1枚 とか、
    人に気付かれぬよう「借り」て暮らしています。
    なので「借りぐらし」のアリエッティ。
    お父さんは狩りではなく、「借り」に行くのです。
    老婆と家政婦が暮らす屋敷で長いこと、
    家族3人仲良く暮らしていました。
    そこへ一人の人間の少年が現れたのです。

    少年 翔は1人です。両親が離婚し母は海外赴任。
    心臓手術を控え祖母の妹の屋敷を療養で訪れます

    子供の頃この屋敷で暮らしていた母から小人の話を聞いていた翔は、アリエッティを見ても驚きませんでした。
    むしろ病弱な自分が誰かの役に立てるなら、と協力的です。

    家政婦ハルは子供の頃見た小人の話を誰にも信じて貰えず、アリエッティ一家を捕まえて証明に躍起になります。

    小人世界はアリエッティ家族しか見当たりません
    両親はいつか1人残るアリエッティが心配です。
    「滅び行く種族」かもしれません。

    偶然出逢い、互いに興味を惹かれ、交流し、
    ハルから母を奪還し、次の住み処へ引っ越すまで
    小人の少女アリエッティと人間の少年 翔 の、
    孤独感の共感、友情、そして淡い恋心?を描いた
    夏のファンタジーでした。

    少数精鋭の声優陣です。
    物語を動かすのは この7人と、
    小人サイズで見た 猫やカラスや蛙、昆虫達です。

    志田未来・・・好奇心旺盛な小人少女 アリエッティ
    大竹しのぶ・・・感情表現豊かで心配性の母
    三浦友和・・・「借り」の達人、家族を愛す寡黙な父

    藤原竜也・・・野性的に暮らす小人少年 スピラー

    神木隆之介・・・療養で屋敷に来た病弱の少年 翔
    竹下景子・・・屋敷の主人、翔の大叔母
    樹木希林・・・小人を捕らえたい屋敷の家政婦ハル

  • 凄く面白かった!乙女はこういうの大好き。乙女とは言えない年齢だけど、乙女の気持ちに戻れました。

  • 私といえば「ジブリはもののけ姫まででいい」とのたまい、「千と千尋」や「ハウル」は一応観たけどはまらず、要するに最近のは特に興味がなかった。そんなことを友達に言うと、「コクリコ坂から」と「借りぐらしのアリエッティ」はいいので観るべき、と説得されようよう観たのがこの「借りぐらしのアリエッティ」だ。

    映像綺麗。そしてアリエッティのやんちゃさというかおてんばさがかわいい。
    翔くんもいいね!何歳ぐらいかな?心臓悪いのに走りまわって大丈夫なのか…。
    人間に見つからないよう、借りぐらしをする小人たちのおうち、…かわいい。みるからに住みよさそうな家(?)だ。この家が実は物いれの保存庫のようなところにあるのがびっくり。しかもその保存庫の扉開けたらすぐ家なんだぜ…。たぶんこの小人の家がなければ普通に床下でもう外につながってるんだぜ…。構造的にありうるのか? 
    人に見つかると引っ越さないといけない。初めての「借り」のとき、翔に姿を見られてしまう。人に見つかると残酷に殺されてしまうかもしれない。なので見つからないように用心するが…。意地悪そうなお手伝いさんにお母さんが見つかってしまい、アリエッティは翔に助けを求める。お母さんは助かったものの家族は引越しをすることになってしまう。
    このふたり、初恋だったのかな? きゅんですね!
    翔に夜「借り」をしていたアリエッティが見つかるときの翔の顔のどアップにはびっくりしたけど、でも男前ですね!ジブリの男前リストに加えておこう。
    ジブリ通してみると、女の子がやんちゃパターンは数あれど、男の子が体弱いってのは珍しい気がする。(家族に恵まれない、という設定が多いのはまさにジブリかな)話の流れはまさにジブリ。後味がいいのになんか切ない。
    あ、声も合ってましたね。みんな。
    アリエッティのお母さんとお父さんの優しさもよかった。

    これはいい。
    教えてくれて観ろ観ろ言ってくれた友達に感謝。

  • 前売り券を買ったとき、特典として豆本がついてきました。それと、劇場で買ったパンフレットの小ネタを思い浮かべながら鑑賞。

    やっぱりジブリは よい!

    夏のさえざえとした葉っぱだとか、花や昆虫や空がきれいに描かれています。

    アリエッティの目線と翔くんの目線が入れかわる、肩に乗って動くシーンがすき。

  • 約1時間半強のジブリ作品。
    小人世界と人間世界のすれ違いと交流を描いた作品。
    基本的に小人視線が多いので、自分も小さくなったような錯覚に。

    ストーリーから何かしらのメッセージ性を感じ取ることもできますが、純粋に楽しめました。

    感じ取ったメッセージとしては、"人間側から見た「滅びゆく種」としての小人を、ぞんざいに扱ったり、捕獲しようとしたりで自然に憐れみのない態度"だったり、"それでも勇気を持って対話することで心はきっと通う"だったりするのかもしれません。

    アリエッティのお父さんのキャラが個人的には好きでした。

  • 怖かった。人間の興味や好奇心がいかに、小さき物に影響を与えているか。よく表れていた。お父さんが、理想の親像。懐が深い。

  • 以前、金曜ロードショーで放送していたときに鑑賞。

    アリエッティとショウの秘密の恋にドキドキ♡
    それと、やっぱり幻想的な音楽がいい!!
    俳優陣も、もちろん最高でした!!(特に志田未来ちゃん)

  • ふつうに面白かった。大人向けのトトロという感じか。人間と小人の交流を描いているけど、結局人間が絶滅危惧種を追い出してしまうということを言いたいんでしょうね。お手伝いさんが進撃の巨人さながらで怖すぎる。

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著者プロフィール

米林宏昌 1973年、石川県生まれ。1996年、スタジオジブリに入社。『千と千尋の神隠し』『崖の上のポニョ』など多くのアニメーション制作に携わり、『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』で監督を務める。2015年よりフリーとなり、スタジオポノックで制作した『メアリと魔女の花』、短編作品集『ちいさな英雄』の一編で監督を務める。

「2022年 『はるのにわで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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