ゼロの焦点(2枚組) [DVD]

監督 : 犬童一心 
出演 : 広末涼子  中谷美紀  木村多江  西島秀俊  鹿賀丈史 
  • 東宝
3.13
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  • (15)
本棚登録 : 743
感想 : 177
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988104060358

感想・レビュー・書評

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  • テレビ放映見ただけなので、カットされてるシーンがあるかもしれないし、CM変なとこで入ってたりしたから、レビュー書くべきじゃないのかもしれないけど…。
    久しぶりに役者さんの演技にイライラさせられた映画でした。広末涼子さん、割と好きなんだけど、この役には合ってないと思う。
    中谷さんの芝居がうまいのかはよくわかんないけど(たまに面白くなっちゃう)華があってひきこまれました。木村多江さんは可愛い。可哀想で、なおかつ可愛い。
    中谷さんの最後の面白衣装を代表として、突然面白い演出にもびっくりだし。いちいちみんな説明過剰だし。この監督さんに、こーゆー映画は向いてない(んだか、まだ早いんだか知らないけど)のでは?と思った。
    木村さんと中谷さんのシーンは素敵でした☆役者さんってすごい!




    ☆以下ネタバレ☆
    なんで西島さん、そーまでヒロスエのほうにひかれたのか…。木村多江さんのキャラクターが大変可愛く見えてしまったので、広末涼子だなぁ、くらいにしか思わなかった広末涼子さんのキャラクターがどうしてそれほど西島さんをひきつけたのか、その理由に想像力をかきたてられもしなかった。あの新婚夫婦がひきさかれてしまったことを可哀想だといまいち思えなかったんだよなー。
    やっぱ、後ろ暗い過去のない、きれいな(いろんな意味で)若い女が好きってこと?とひねくれたことを考えてしまった映画でした。

  • なんとなく見たら、人が次々死んでいき、その死に様が怖かった。
    個人的には中谷美紀の、雪でのこけるシーンからのぶちまけたカバンの中身を必死でかき集めるシーンが一番印象に残っている。
    まさに体当たり、自分のことしか見えていないときはちょっと間抜けに見えるなぁと。

  • 結婚式の7日後に消息不明となった夫・憲一の足跡を追って北陸・金沢を訪れた鵜原禎子(広末涼子)は、そこで憲一の得意先だった社長夫人の室田佐知子(中谷美紀)と受付嬢の田沼久子(木村多江)に出会います。
    一方、憲一に関わりのある人物が被害者となる殺人事件が相次いで起こり始めます。

    松本清張生誕100年を記念して再映画化された2009年版。謎が謎を呼ぶ展開はさすが松本清張という感じで話の組み立てはとても良いです。
    しかし、ストーリーが駆け足的に進むので付いて行くのがやっと。登場人物たちの人間関係における心理描写やクライマックスの演出も不十分であまり盛り上がりませんでした。
    また、主演の広末涼子と助演の中谷美紀の立場が逆で、ミステリーとして作りたかったのか『戦争のせいで転落してしまった女性の悲劇』を中心に作りたかったのかどっちつかずという感じで中途半端な気がしました。

  • 舞台が冬の北陸っていうだけで寒く寂しい感じが伝わってくる。

    終わってみれば、中谷美紀の怖さだけが印象に残った映画。

    犯罪を犯すのに、赤いコートは目立ちすぎ・・・

  • 撮りだめしておいたものをようやく鑑賞。

    どうしても共感したり、理解できない部分が多かったけれど、
    中谷美紀の演技が素晴らしかった。

  • 描写が薄く感じる。
    戦後の時代ならではのあれやこれやがあった筈なのに、それが曖昧なせいで「?」と思う場面がいくつか。何となく勿体ない印象。
    原作を読みたい。

    みんなが「だってだって」と過去を言い訳にしているように感じて、残念。

  • ※ネタバレあり
    横溝正史、というか市川崑風?な絵がちょっといいなーと思いつつ、どうも松本清張のテイストとは違和感がある。
    広末がかなり想像力豊かで名探偵なわけだが、警察と連携しているわけでもないので、彼女の頭の中で構築される事件の真相の裏付けはないんだよね。もう少し現実的に犯人を追うようなシーンがあっても良かったんではなかろうか。
    中谷美紀の弟の役割もいまいちよく分からない。彼女のご乱心の翌日、「姉はもうあのことを覚えていない」とか言わせるためか?いなくてもいい役。
    鹿賀丈史も、あれは結局妻のことを庇ってのことなんだろうけど、その前までの夫婦のエピソードから、そこまでする彼の気持ちというのが伝わって来ない。もっと愛妻家みたいな演出だったらいいのに。せめて愛妻家だけど妻はそっけない、とかね。
    などなど他にも色々と気になる点がありすぎ。

  • ひねりがないね~。

  • 夢中になる程面白くもなかった。
    まぁ、こんなもんかなぁという印象。

  • 原作がすごく面白いであろうことは伝わったけど、
    映画自体はやっぱり尺の制限とかで、
    描き切れてない感が残ったな。

著者プロフィール

1960年、東京生まれ。映画監督、CMディレクター、脚本家。監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」「メゾン・ド・ヒミコ」「黄色い涙」「眉山」「のぼうの城」など。脚本作品に「大阪物語」「黄泉がえり」など。

「2016年 『我が名は、カモン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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