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- / ISBN・EAN: 4988104060358
感想・レビュー・書評
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有名な社会派ミステリー。観始めたら止まりませんでした。ある地方で起きた殺人事件が実は、戦後という社会混乱の結果生まれた悲劇だったとしたら…。
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タイトルは果たしてどういう意味だったんでしょうか?原作を読んでないのでわかりませんが映画版を観た限り、戦後から立ち上がろうとする日本と地位が低かった女性がマイナスからようやくゼロになるところに焦点を当てた物語、と感じました。焦点には虫眼鏡で太陽光を集めると燃え広がる発散という意味もあるそうです。
↘️ ↗️
➡️・焦点ゼロから発散へ➡️
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もしかしたら全然違うかも知れませんが…。
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社会混乱から起きた悲劇…
我々が気付かないだけで同じようなことは現代でも起きているのかも知れません。
それにしても中谷さんの狂気、怖かった…
2009年制作
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原作もこの映画もずいぶん前に読んだしみたなぁと途中くらいで思った。
戦争は不幸にならなくてもいい人たちが不幸になる。
世界はそんなに簡単には変わらない。
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『ゼロの焦点』は、幼少から「土曜ワイド劇場」で育ったわたしとしては(どんな子供よ?!苦笑)、なんともいえない懐かしいテイストつつも、時代に翻弄させられた女性の生き方なんかもしっかり背景として描かれていて、どらさんじゃないけど、中谷美紀がとにかく圧倒的な存在感で参りました。ここだけの話、とても同い年とは思えない。木村多恵が、あんなにかすむなんて・・・。
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『ゼロの焦点』は,金沢や能登半島が舞台になっているので知っていたのだが,実は,読んだことも見たこともなかったのである。今回,NHKプレミアムシネマで放映してくれたので,じっくり観た。面白いじゃないの。
見るまでは,むかーし昔の映画だろうと思っていたら,なんと残された妻のヒロイン役は広末涼子だよ。あらま,新しいなあ。
昔の作品もみてみたいなあ,もっともっと暗く描かれているんだろうなあ。
戦争の傷跡が人生を左右しているという設定は,そろそろ古くなるんだろうな。それに反比例して,防衛費は増額か…。
《NHKプレミアムシネマの解説を転載》
社会派ミステリーの巨匠松本清張の名作を広末涼子・中谷美紀・西島秀俊はじめ豪華キャストで映画化したサスペンス。昭和32年、禎子はお見合いで鵜原憲一と結婚するが、式のあとまもなく、憲一は仕事の引き継ぎで,金沢に向かい行方不明となって
しまう。夫を捜して旅立った禎子は、憲一のかつての得意先で、社長夫人の室田佐知子と受付の田沼久子という2人の女性に出会う。 時を同じくして不可解な連続殺人事件が発生する…。 -
TVにて
戦後の混乱期、悲しい事件だ. -
Amazonプライム視聴
松本清張原作を読んでみたくなる。
戦後の混沌とした時代背景が生んだ事件。それがとても悲しい。
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映像がよかった。広末、中谷美紀、木村多江の演技もよかったね。西島秀俊は、まさに油がのったかんじ。サスペンスとしてのストーリもよかった。