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- / ISBN・EAN: 5099930990326
感想・レビュー・書評
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前作ではスタジオの壁などをシルバー一色にしたり、今作で白い服のみ着用する決まりをつくってレコーディングしたり、環境から影響を受ける状態にしていたというエピソード
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つい最近では、アカデミー・ノミネートされた「イカとクジラ」の作品で知られるノア・ボーンバッハ監督の最新映画「Greenberg」の書き下ろしサウンドトラックを手掛けたJames Murphy。
ノア・ボーンバッハの友人だったことから引き受けたというこのサントラでは、いつもの「LCD」的なサウンドではなく、映画の温かみを感じさせるかつてないJames Murphyの世界を垣間見れ、改めて彼の才能の広さを感じさてくれましたが、いよいよメインのLCD Soundsystem での3年ぶりとなるニュー・アルバムが完成しました!
常にメディアを唸らせ、“今のNYCを最も象徴するバンド”という呼び名にふさわしい時代の先を行くサウンドで人気のLCD。今作もサード・アルバムにして最高傑作との呼び名も高く、また、世界中のフェスからひっぱりだこというそのライヴ・パフォーマンスも注目の的。
今春〜夏も、既に続々ソールド・アウトしているUK/ヨーロッパ・ツアーに加え、米・コーチェラ、ボナルー、ピッチフォーク・フェス.、そしてフジロック・フェスティバル2010にも出演が決定!!
しかしながら、ファンにはちょっと気になるニュースが…
というのも、今年の初めにNMEに「次がラスト・アルバムになるかもしれない。」とコメントしており、次の新たな活動を始める事もほのめかしてた模様です。
非常に気になるニュースですが、現在のところは正式な発表などはされていないため何とも言えませんが、ファンとしては存続の方向、もしくは新たなプロジェクトにも期待したいところですね!
ともあれ、すでに試聴が始まっております前評判のすこぶる高い最新作『This Is Happening』のリリースまで楽しみです!アルバム、来日共に期待が高まります!! -
「ホームの希求」(←パクリww)
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10/5/28
amazonにて購入 -
よかった。哀しいほどに。アルバムをもう作らないというのが、無粋だとはわかっていても、残念でならない。基本的にはやっぱり、イーノ、ボーイなのだけど、2ndよりもミドルテンポかつ長尺の曲が多いのが特徴でしょう。「daft punk〜」、「GIVE IT UP」のようなLCDらしいパンク・ソング、パンク・ファンク・ソングはリード・シングルとなったM2、日本盤のボーナス・トラックとして収録されたJOY DIVISIONのカバーくらいなもんです。ですが、丁寧にアレンジがなされているので、個々の完成度で言えば一番だと感じたました。あーあと、M12(カール・クレイグのカバー)がLIQUID LIQUIDみたいで笑えましたね。
話変えますが、ポスト・パンク、ノーウェイヴ再評価のうねりを作ったのは間違いなくDFAの功績と断言していいと思う(僕もDFAきっかけで80年代にはまった)けれど、新たなうねりが生じている中で、提案し続けるのはそれこそ無粋なのかもしれないし、何よりそれだけの強度はもうないのかもしれない。残念だけれど、たしかに野田努が言うように英断なのだろう。
まあでも、「やっぱりアルバム作るわ。テヘッ」とか言っても僕は喜んで受け入れますが。