イドへ至る森へ至るイド(初回限定盤)(DVD付)

アーティスト : Sound Horizon 
  • キングレコード
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感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・音楽
  • / ISBN・EAN: 4988003386993

感想・レビュー・書評

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  • Sound Horizonが2010年に発表した3rdシングル。本作は、5thアルバム"Märchen"へと続く物語のプロローグになります。これだけ聴くとちょっと物語の把握が難しいです。ボーカロイドの使用や、エフェクトが強いヴォーカルだったりと、ちょっとイメージが変わります。

  • 久々のSound Horizon。人生で最初に大ハマリしたアーティストではあったが、最近は他と比べると特徴がなさすぎるなあ、聞くに劣るなあと離れていた。ネットの評判をみているとそう書く方も居たので、少し書いてみたくなった。

    理由を考えていたのだけど、同人の頃はもちろん、1期の最後、ElysionまではRevoの打ち込みが多く入ったアルバムだった。チープではあるが、Revoなりの「打ち込み楽器」の工夫があったし、エンジニアリングも彼が行なっていることも大きかったのだと思う。おそらく彼の表現への才能の輝きが、ここからスタッフが増えることによって失われたと思う。

    2期になってから、生楽器、プロの奏者、プロのエンジニアを招くことによって音は格段に良くなった。しかし音が良くなる=楽曲が良くなる、ということではない。音楽はどんなチープな出音でも適材適所、それがぴたっとはまれば死ぬほど、狂喜乱舞するほどカッコいい。同人やインディーズによくあるが、予算多くかけたり、スタッフを増やしたり、生楽器が固定になり音が固定される(特にドラムとベース)などの要因がからみ合って面白くなくなることなんて多々ある。まさにRevoはそのパターンにドハマリだと思う。

    特に今作のミックスは酷い、というよりおそらくエンジニアがこういう音作りに慣れていないのだろうか、という印象だった。5.1chの音をばらして聞くと録音自体は全然悪くない、むしろ熟年のエンジニアなのか?と思うほどである。次作の「Marchen」では今作の欠点をなんとかしようとしているが、キックを本来なら2~4kHzをつまんでメタル的にすればいいものを下を出そう出そうとして空気がボヨンボヨン出てきて耳障りだし、淳士ドラムスのスネアが割りとピッコロスネア的なのでオンマイクを多く使って全帯域をバランスよく出して、目立つところを摘むようなエフェクティングをしたほうがよいのに、ばっさりカットされていたり、他の楽器の帯域かぶっている場所が多く、マスタリングでなんとかしたものの、やはり慣れてない印象が強かった。Elysionのようにあっさりとメタルな音作りもっていけばもう少し素直に聞く人数は増えたと思う。

    「Moira」からすると、音楽的要素を取り戻しつつあり、Revo本人も「あちゃー」と思う部分があるのだろう、「Marchen」ではまた迷走しているものの音楽の可能性の広がりをかけてバランスをとろうとして悩んでいるのはよくわかる。未だ人類が聴いたことのない音を求めようとしても、やはりRomanやElysionが未だによく聞かれる理由を受け入れられなければ新しい地平にはたどり着かないぞ!と強く思った。

    今のSound Horizonはまさに「劇主導型音楽」で、順序としては劇(Blu-ray)→CDの順をとると感動できるし面白い。ただCD→劇にすると、敷居がいっきに高くなり、ただの「中二病音楽」みたいに捉えられてしまう節があると思う。未だにRevoが「銀盤1枚に収まる物語音楽の可能性」を求めているのであれば、感性が鋭すぎる彼と我々を比べると、その思考を理解できないところに来てしまっている。

    個人的にはもう少し柔軟に、Romanを少し発展させたような、加えて小さいプロダクトものを期待している。あ、そうだ。「スルメ曲」というのは「慣れたから聞ける」という側面があるのもお忘れなく!と自分に言いたい。

  • 1.光と闇の童話:
    ベタに格好良くて好き。ミクの使い方うまいこと考えたなあと思った。
    2.この狭い鳥籠の中で:
    テンポ変わるところからが特にめちゃくちゃ好き。
    3.彼女が魔女になった理由:
    「戯れに奪われてしまった」からの流れが鳥肌。この人すげえうめえなーと思って、そこで初めてMIKIさんの名前を覚えた。
    (Moiraも聴いてたけどその時は誰が誰ってあんまり気にせずに聴いてたので)

    DVDのCGの井戸に爆笑してしまったけども、楽曲は全部凄いクオリティだと思った。アルバムが楽しみで考察スレ覗きまくったなあ。

  • うーん、やっぱりインディーズの頃のがなじみがあるというかナンと言うか…

  • 光と闇の童話を一時期ずっと聞いてました。
    メルヒェンと一緒に聞くのがオススメ。

  • 一曲目だけを激しくリピートしてた

  • せつない

  • 相変わらず良い旋律はあるものの、中毒性には欠ける。

  • プロローグにしては内容が濃い!
    そしてこれから繋がっていくと、期待も高い!!
    SHの初の試みとして初音ミクも参加して、SHKワールドはどんどん広がっていきます!!!

  • 大川透様に釣られました。

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