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- / ISBN・EAN: 4988135804358
感想・レビュー・書評
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さすがに古色蒼然としている…
というか、実際この作品がその後のSF界にものすごい影響を与えてるらしいけど。
リマスターされた映像はすごく美しい。音楽もよい。さすがリドリー・スコット。
SFというよりは、とても奇麗で不思議なファンタジーだと思った方が正解かも。ファンタジーだと思えば、今見ても新しい。そういう映画です。
不思議な感じにオリエンタル色を帯びて雑駁な感じのロサンゼルスの街は、幻想的という他はないです。
短い寿命の中で、必死に生きようと足掻くレプリカント達が悲しい。
ハリソン・フォードにはあんまり色気を感じないんだけど、レイチェルに"Say 'Kiss me', (Say) 'I want you' " と言うシーンは良かった。私も言いそうになった(…バカか?) -
話はもちろん、世界観やセット全てに魅了された。
僕の大好きな「12モンキーズ」「攻殻機動隊」「未来世紀ブラジル」もこの世界観に通じているのでこれらが好きな方にはオススメです
それと自分は懐古主義では無いと思っているのですが、CGで何でも処理しちゃう映画よりも、設定や細かなアイテムや街の表現に魅力を感じました。 -
むちゃくちゃかっこいい。監督リドリー・スコットは新宿歌舞伎町にヒントを受けてフィリップ・K・ディックの原作『アンドロイドは電子羊の夢を見るか?』を大幅アップデート。死の灰によって静寂と荒廃の世界と化した背景を一点、『ニューロマンサー』を先取りして猥雑で混沌とした近未来、サイバーパンクの世界を創り上げた。80年代に想像された2019年の世界は現代の目からすれば近未来さと古臭さが同居しており、さながらレトロ・モダン的と言ってもいいかも。タイレル社で飼われている電子フクロウは自分も欲しい。
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SF映画史の金字塔的作品。人間とは何か?私はどこからきたのか?どうして死を恐れるのか?鑑賞後も哲学的な問いを突き付ける。演出や映像もストーリーの雰囲気と非常に合っていて、醜さと美しさが同居したようなつくりである。劇場公開版に比べると多様な解釈が許されているので、人によって見方は異なるだろう。傑作である。
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2019年11月のLAという物語の舞台が、完璧に表現されている。再編集されているとしても、25年前の作品だとは思えない完成度の高さ。あれだけの情報を2時間に詰め込めるとは。映画っていいものだなあと心底思った。レプリカントたちの最後がほんとうに哀しい。
余談。このバージョンでは「二個で十分なもの」がなにかわかりません。 -
常に死を意識して「生きたい、生きたい」と、もがくレプリカントの姿を見るとキュンとなる。
人間は、レプリカントより少し時間があるから自分なりの答えを見つけてるのか、それとも生き慣れて「生」の感覚が麻痺してるのか、分からないけど、死の直前までは落ち着いてるね。 -
[The BladeRunner 2007アメリカ]
BSプレミアムにて 10:00-11:59 放送分を11時から観る(ぐはぁ)。
ファイナルカット版だそうな。
82年公開版より、92年に観たディレクターズ・カット版に近い編集だなぁ…と思いました。
何度観ても見入っちゃうなぁ……。。