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- / ISBN・EAN: 4988003801656
感想・レビュー・書評
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森ガールが好きそう
当方男です。よくわからんかった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本よりざっくりした内容だった。本を読んでないと、わかりにくいんじゃないか、と思うシーンもしばしば。
私は料理をとてもしていた時期があるのだが、それは非常に辛い出来事がきっかけだった。その時は、負けたくない、という一心で、毎日かなり料理をしていた。あと、料理をしていると気分が落ち着いたからしていたというのもある。とにかく、辛い出来事を忘れるために、料理に打ち込んでいた。(まあ、とても適当な性格だし向上心がなかったため、調味料を適当に入れて辛くなったり、少々入れようとして手がすべって入れ過ぎたりと、ハプニングばかりだったが…)
今は真剣に料理に打ち込むことは少ないが、この映画を見て、また料理に一心に打ち込んでみたい、と思うようになった。今度は、自分の辛い出来事を消し去るためのものではなく、誰かのために作りたい。誰か—好きな人でも良いし、これから遊びに来る友人でも良い—を思いながら作る料理は、とても幸せなことだと思うからだ。そして、誰かを思いながら作った料理は、それだけでもう美味しいのではないか。
ケーキの材料でも買ってこよう。 -
モニター試写会にて去年の秋頃に鑑賞。
それまでにも意味不明なシーンの
オンパレードだったけれど
なにより
主人公が作った大ラスの料理がでた瞬間
「ちょwおまwwwww」
という空気が会場いっぱいに流れたのを私は忘れない。
(@東宝試写室) -
いい映画を見終わったあとは思わず拍手してしまう。久しぶりに泣いた。こんなていねいな生活送りたい。
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映画のなかに出てくる小道具とか家具とか見せ方とか、映像とかもコラージュとかを多用していたりして、アートな雰囲気とかふわふわした森ガール的なカンジ。そんなオシャレガールが好きそうな映画っていうのが第一印象。
だけど、内容はかなりシュールであんたは不倫相手の子だから倫子なのよ、とかいう母親とか、おっぱい山っていう表現とか、水鉄砲で妊娠したくだりとか、少し間違えると下品な内容(半分映像でだまされているような)。
多分、好き嫌いが分かれる映画だと思う。
ちょっと系統は「アメリ」に似ているかもしれない。
あれも結構オシャレ映画で幸せになれる映画です♪とかレビューあるんだけど、性描写も多いし、妄想家で自己中な主人公がゆるせるかどうかにかかってる万人受けしない映画だと思う。
可愛いだけで許されるのが女子の特権なのかもね。 -
小川糸による2008年の日本の小説。2011年7月、イタリアの文学賞であるバンカレッラ賞料理部門賞を受賞。
映画で見ました。邦画で食事系の映画といえば、「かもめ食堂」ですよね。
スローなテンポで心を紡ぐような作品でした。
この「食堂かたつむり」も似たような構成なんですが、画像は「嫌われ松子の一生」みたいな感じで描かれておりました。
テーマは
・食べることの至福
・母と娘の愛情
・生き物の命
みたいな感じでしょう。
いきものがたり、じゃありませんが、命の感じかた。
ついついイルカの歌を思い出しました。←知らない人が多いと思いますが・・・。
「いつか冷たい雨が」
なんか、今の自分というか、春からの津波のこと、原発のこと、いろんなことを考えてしまいました。 -
生きることは食べること。
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真面目な話かと思いきや、結構コメディタッチだった。
丁寧に作るご飯って憧れる。
ホンワカした気持ちになる。