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- / ISBN・EAN: 4988135806420
感想・レビュー・書評
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ステイホームで、これまで観たかったけど観れなかった不朽の名作を観てみようシリーズ!
こんな鬼ごっこは嫌だ!!!
なにかがじりじりと迫ってくるような不快な効果音と不協和音。
頭の中でずっと羽虫が飛び回っているような感覚。
なんだかこっちの脳内にまで何かが侵食してくるような、そんな「怖さ」がありました。
音響効果ってすごい。
作品のジャンルはホラーということになるのだろうけれど、作品を観ていると、主人公の妄想の世界に連れてこられたような、不思議な感覚に陥る。これが妄想なのか超常現象なのか、そのあたりもはっきりされないまま、理解しようとしてできるものではない、何かの力が働いて、ぐいぐいと連れていかれてしまうような。そんな「怖さ」だった。まだちょっと現実に戻れてない。
ともあれ、なかなか観よう観ようと思って観られなかった作品。
パロディでしか触れることのなかったこの作品を観よう、というところまで背中を押してくれたsinsekaiさん、本当にありがとうございました!! -
ドクタースリープを観る前に観直そうと思い20年以上振りに鑑賞
やっぱり世界観がキューブリック〜って感じ 色使いや雰囲気が今観ても独特
脚本はスティーブンキングなだけあって、キューブリック作品にしては内容が分かり易いw -
ジャック・ニコルソンの快演が楽しめますが、今見ると、こんなにも意味不明な展開だったことに驚いた。この作品の原作者のスティーブン・キングが激怒したほど原作との違いが指摘されている。
巨匠スタンリー・キューブリックによる映画化で世界的に著名となった同作だが、彼はキングの原作を大幅に変更しており、殆ど別作品に近い趣になっている。これについて原作者であるキングは激怒し、同作とキューブリックへの批判を繰り返し、後に「映画版へのバッシングを自重する」事を条件にドラマ版で再映像化を試みた程であった(ただし、キューブリックの死後は再び映画版への批判を繰り返している)。猛吹雪に閉ざされたホテルで狂気に囚われた男が家族を惨殺しようとする、という大まかな流れはほぼ原作通りである。一方、原作では邪悪な意志を持つ巨大な存在であるホテル自体が、過去の出来事なども含めて圧倒的な存在感をもって描かれているのに対して、映画ではそれが薄い。ただし、シャイニングによる怪奇現象については劇中の序盤にて語られる「かつてここはインディアンの墓地だったが、反対を押し切って建設した」という言及などから暗に「アメリカ人がインディアンに行ってきた悪業への報復」であるという事が示されている。ホテルの内装などはネイティブ・アメリカンの様式を引用している事が143分版の追加カットの会話に登場している。 更に、原作ではホテルの邪悪な意志がジャックを狂気へと導くのに対して、映画ではホテルがグレイディを遣ってジャックを狂気に導く描写は存在するものの、ホテルとは関係なく仕事のプレッシャーや孤独に耐え切れず自ら発狂したともとれる曖昧な描写がなされている。また、ダニーの首を絞めた者の正体が明らかにされていない。これらは作品の非常に重要な部分であるため、原作と映画の印象を決定的に異なるものにしている。原作ではウェンディもダニーもジャックの発狂はホテルのせいだということを理解しているが、映画版では不明である。原作では大きな役割を果たす、ダニーの「シャイニング」や、同じ能力を持つ料理人ハロランもあまり効果的には取り上げられていない。(ウィキペディア)
『シャイニング』(The Shining)は、スタンリー・キューブリックが製作・監督し、小説家のダイアン・ジョンソンと共同脚本を務めた、1980年のサイコロジカルホラー映画。原作は1977年に出版されたスティーヴン・キングの同名小説。出演は、ジャック・ニコルソン、シェリー・デュヴァル、スキャットマン・クローザース、ダニー・ロイド。
1980年5月23日にアメリカで、ワーナー・ブラザースから公開された。劇場公開版にはいくつかのバージョンがあり、それぞれが前のバージョンよりも短くカットされ、合計で約27分がカットされた。ジャケットにも採用された、この映画の象徴ともいえる「叩き割ったドアの裂け目から顔を出したジャック・ニコルソンの狂気に満ちた表情」を撮るためにキューブリックはわずか2秒程度のシーンを2週間かけ、190以上のテイクを費やした。公開当時の反応は賛否両論で、スティーヴン・キングは小説との乖離を理由にこの映画を批判した。しかし、現在では、ホラー映画の中でも最も偉大で影響力のある作品の一つとされ、ポップカルチャーの定番となっている。2018年、本作は「文化的、歴史的、または美学的に重要である」として、米国議会図書館によってアメリカ国立フィルム登録簿に保存された。 39年後の2019年11月8日には、続編の『ドクター・スリープ』が公開された。
あらすじ:
コロラド州のロッキー山上にあるオーバールック・ホテル。小説家志望であり、アルコール依存症を患っているジャック・トランスは、雪深く冬期には閉鎖されるこのホテルへ、管理人としての職を求めて、妻のウェンディ、一人息子のダニーを引き連れて訪れた。
支配人のアルマンは、「このホテルは以前の管理人であるチャールズ・グレイディが、孤独に心を蝕まれたあげく家族を斧で惨殺し、自殺したといういわく付きの物件だ」と語るが、ジャックは気にも留めず、家族と共に住み込むことを決める。ダニーは不思議な能力「シャイニング」を持つ少年であり、この場所で様々な超常現象を目撃する。
ホテル閉鎖の日、料理長であるハロランはダニーとウェンディを伴って、ホテルの中を案内する。自身も「シャイニング」の能力を持つハロランは、ダニーが自分と同じ力を持つことに気付き、「何かがこのホテルに存在する」と彼に語る。そして、猛吹雪により外界と隔離されたオーバールック・ホテルで、3人だけの生活が始まる。
生活の中、ジャックと家族らは存在しないはずの何かの存在への恐怖によって精神を蝕まれていく。そんな中、ジャックは彼らとまるで旧知の仲のような会話をするなど、ホテルの力の影響を強く受けていく。そして彼は狂気に落ちる。
ジャックは謎の存在に命じられるまま妻と息子を手に掛けようとする。ホテルでの異変に気付き駆けつけたハロランを殺害するが、息子ダニーの機転によって迷路の中でジャックは凍死する。ウェンディとダニーは雪上車に乗りホテルを後にする。ジャックらが遭遇した存在は何だったのかははっきり示されないまま、「1921年7月4日」のオーバールックホテルの舞踏会を記録したモノクロ写真にジャックと瓜二つの男が写っている事が示され、エンディングを迎える。(ウィキペディア) -
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淳水堂さん、こんばんは(^^)/
淳水堂さんは原作も読まれたんですね。私はあとからWikiなどで原作との違いを読んだのですが、原作だと...淳水堂さん、こんばんは(^^)/
淳水堂さんは原作も読まれたんですね。私はあとからWikiなどで原作との違いを読んだのですが、原作だと一家全員無事で逃げ延びるんですね(^_^;) 料理長ハロランさんも殺されないとか…。そりゃキングはこの映画見たら怒るだろうなと(苦笑)
でも映画は映画でやっぱり名作ですよねえ!2021/03/24 -
こんにちは。
>一家全員無事で逃げ延びる
あれ、私の記憶とちょっと違うかも(^_^;)
私も映画見てから原作を読んだので、エレベーター...こんにちは。
>一家全員無事で逃げ延びる
あれ、私の記憶とちょっと違うかも(^_^;)
私も映画見てから原作を読んだので、エレベーターから血の波も、双子も、お父さんのあの原稿(全文「ジャックは死んでしまう」とかいうやつ)もない!?と驚きましたが、
反対に原作で非常に印象的だった庭の場面が映画に無かったりしてるので(さぞ映像映えするだろうに、当時は技術がなかったのかなあ)、是非原作もどうぞ。
あと原作は、お父さんの書く小説を通してのお父さんの苦悩が現れていたり、やはりキングの作家目線なのかなって。
キング自身が映像化した映画もあるようですが、あまり評判良くないようですね。
このあたりは、キングは作家で、キューブリックは映画の人という違いなんでしょうかね。そして小説も映画もそれぞれが素晴らしいのも流石です!2021/03/25 -
淳水堂さん、こんばんは(^^)/
あ、原作のお父さんはホテル爆発で死んじゃうんですね、最後は家族を守ろうとした的なことが書いてあったの...淳水堂さん、こんばんは(^^)/
あ、原作のお父さんはホテル爆発で死んじゃうんですね、最後は家族を守ろうとした的なことが書いてあったのを、助かったと勘違いしてました(^_^;)
原作者は悪人顔のジャック・ニコルソンのキャスティングにもやはり反対していたそうですね。平凡な男が狂気にとりつかれる話なのに、ニコルソンだとそうじゃなくなると。確かに(笑)
原作も機会があれば読んでみます!2021/03/25
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狂っていく段階が恐い。鮮やかで美しい映像で臨場感があり、引き込まれる。余談だけど、今観ても奥さんのファッションがとてもお洒落。
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奥さんが怖かった(笑)
猫もキングだと知らずに、、、
猫もキングだと知らずに、、、
え、猫先生にも知らないことが…あったのですね…!
え、猫先生にも知らないことが…あったのですね…!
猫が知っているのは、ヒゲとシッポが届く範囲だけにゃ、、、
猫が知っているのは、ヒゲとシッポが届く範囲だけにゃ、、、