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- / ISBN・EAN: 4988135812209
感想・レビュー・書評
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失業中の父、母、そして2組の寝たきり祖父母に囲まれ貧しいながらも幸せに暮らしている少年チャーリー。彼の家のそばには、ここ15年間誰一人出入りしたことがないという、謎に包まれた不思議なチョコレート工場があった。
ある日、工場の経営者ウィリー・ウォンカ氏(ジョニー・デップ)は、全商品のうち5枚だけに入っている“ゴールデン・チケット”を引き当てた者にだけ、特別に工場の見学を許可する、と驚くべき声明を発表した。
そして一年に一枚しかチョコレートを買えないチャーリーも、奇跡的に幸運のチケットを手にし、晴れて工場へと招かれるのだが…。
ジョニー・デップ演じるウィリー・ウォンカは、幼い頃に歯科医の父に甘い物特にチョコレートを禁じられて、厳しい父に逆らうためショコラティエになったトラウマを持った大人になりきれない変わり者としてマイケル・ジャクソンを参考に怪演。
チョコレート工場見学もカラフルで奇妙な感じで、遊園地で遊んでいるような楽しい気分になれます。
チャーリーがチョコレート工場より家族といることを選んだことによって、ウィリー・ウォンカが父と向き合って和解する展開によって、家族愛を説教臭くなく訴えていて、家族で楽しめるファンタジーの傑作になっています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大好きだった「夢のチョコレート工場」のリメイクは
絶対にティムに撮ってほしい!と切望していたから
すごくすごくうれしかったけど、あまりに昔のチョコレート工場が
ステキな作品なので(映像の古さは否めないけど)
少しだけ不安な部分があったけど、すごくステキなカタチで
また新しいチョコレート工場が見れてうれしかったなぁ[*Ü*]
おじちゃんたちのかわいいあのベッドもそのままで
小さくてけして立派ではないけど、あったかいチャーリーのオウチも
ほんとにステキに作られててよかった♡
ウォンカにとってもチャーリーにとっても
運命的なステキな出逢いだったことが
とても丁寧にあったかく書かれてるのもうれしかったです[*Ü*]
かわいいだけじゃ終わらないティムの世界が広がってて大好きです。 -
最後まで観て思った。
かなり好き。
この世界観のテーマパークとか、あったらいいのに。 -
2022年4月3日鑑賞。ウィリー・ウォンカからの招待券・ゴールデンチケットを手に入れたチャーリー少年、他の4人の子どもたちと憧れのチョコレート工場で出会う体験は…。ティム・バートン映画を子どもたちと鑑賞。カラフルで奇妙、ちょっと毒のある世界観が楽しい。「夢のチョコレート工場」のディテールをどこまで描くか、現実と虚構のバランスをどうとるか、って突き詰めると監督のセンスだよなあ…と思う。チャーリーの家ボロの割にはやたらと広い敷地にあるよな、とかチョコレート工場で魚の生ゴミは出ないだろ、とか。突っ込みだすとキリがないが、整合性の取れた描写に力を入れるより、監督の辻褄の合わない妄想を全力で再現するような映画にパワーがある、のだろうか。子どもたちは怖がりながら楽しんでいた様子。
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何回目かわからんけど、久しぶりに観たので。。。
基本的には楽しい映画だけど、配色がホラー映画みたいな世界観がとてもティム・バートン。
ちょっとホラーなはずなのにそうならないのは舞台がチョコレート工場だからだよなぁと改めて思った。
家族愛とか美味しいチョコとか不思議な世界観だなぁ。 -
アメリカ映画、子供向けの作品としては Good。
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映画館でも観たんだけれど、ジョニーデップの怪しさは絶好調な感じでいいですね。キャラクターが最後までというより理解できないし繰り返し観てもやっぱり理解できないところがまたいいのかもしれません。父親との葛藤があったりとか子ども時代あるいは現代の子どもへの警句みたいなものとかそういうことを読み取ろうと思えばできるかもしれないけど、案外そういうのはないのかもしれない。ただちょっと奇妙な人格を表現したかっただけか。いずれにせよ、映像はだいたいにおいて、キモい。
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映像で見てよかったなあ。
原作のウォンカさんは、わがままな子どもに容赦なくてすごく怖かったのだけど、映画のウォンカさんは自分も子どものようで、子どもと同じレベルで腹を立てたり戸惑ったり。
くをゆるさ
あれ?
少しイメージ違うぞ?
なんて思って観ていたら、チャーリーとの会話の中で時々挟まってくるウォンカさんの哀しい子ども時代。
これは、『ガラスの仮面』の中で姫川亜弓が、本来は恐ろしい存在の吸血鬼カーミラを、解釈の仕方でカーミラを哀しい存在として演技したことを思い出させます。
原作の読後感と映画は全然別物になりましたが、まあ、これはこれでアリです。
子ども向けの映画ですから、ブラックなままでは終われないということなのでしょう。
原作も一応児童文学ですけれど。
唯一ここだけは譲れない、チャーリーの家の貧しさ。
チャーリーは小さな家に、両親と、両親の両親(つまりおじいちゃんとおばあちゃんが2人ずつ)とで住んでいます。
でも小さな家ですから、リビングのほかには寝室が一つしかありません。
寝室を両親が使い、チャーリーは屋根裏で寝ていますが、両親の両親たちは?
彼らはリビングに置いてあるベッドに4人で寝ています。4人とも寝たきりで。
ここだけはもう、原作と変えてはいけない。
チャーリーの家の貧しさの象徴ですから。
ひとつのベッドに4人ってどうやって寝ているんだろうというのが、原作を読んでいたときの疑問でしたが、いやあ、寝れるものなんですね。納得。
世界でいちばん大きなチョコレート工場。
誰も中を見たことがない。
ある時、チョコレートの中に入れられたゴールドチケットを持った5人だけが、工場見学を許されるとあって、世界中のこどもたちがチケット欲しさにチョコレートを買う。
チャーリーの家は貧しいので、年に1回誕生日の時だけしかチョコレートを買ってもらえない。
ドキドキして包み紙を開けるが…。
金持ちの子どもたちは、カード欲しさに食べないチョコレートを買いあさるけど、チャーリーは一枚の板チョコを、それも自分の誕生日プレゼントのチョコレートを、7人で分けて食べる。
そのチャーリーの気持をきちんと受け止める6人の大人たち。
貧しくても、寝たきりでも、チャーリーにとって家族はとても大切であることがわかる。
家族を切り捨てたウォンカさんと、家族を大事にするチャーリー。
わくわくして、ちょっと怖くて、最後はにっこり笑える。
そんな映画でした。 -
当時は全く触覚が反応しなかったので、
有名な映画ですが観てませんでした。
スイーツデコ的観点からして観た方が良いという言葉を聞いて
早速GEOに行った訳ですが、とっても面白かったです。
ディズニー的なハッピーエンドもので観終った後もスッキリハッピー。
主役の男の子が可愛いです。
小さい頃の弟に似てるw
お気に入りの印象的なシーン。
極貧家族の祖父母4人が1つのベッドに寝たきりなんですが、
ウォンカCMを観てる時に、孫がそのベッドの真ん中にいるシーンです。
何か妙に心に残る場面で、
すごく心温まる映像だなぁ、っと印象的でした。
ウンパルンパのふざけっぷりが堪らず、
結構普通に吹き出してしまいました。
めちゃめちゃにされた子供たちもあまりションボリしていなかったのにも受けたw
特に紫色になった子w楽しそうw
最後の最後に、
極貧の家をそのまま工場内に持っていってたのがまた最高。
最近、映画を結構な頻度で観ていて思います。
一体どこで秀逸な映画とそうではない映画で分かれるのか。
チャーリーも決して飛び抜けたストーリー構成ではないのに
何故か新鮮に感じ、ちょっと笑えてちょっとウルっとして、
そして最後に、あぁ良い映画だった、と思えます。
そもそも個人の好みによって
その評価が大きく分かれるところではあると思うんですけどね。
チャーリーはもう一回ぐらい観たいなー。