月に囚われた男 コレクターズ・エディション [DVD]
- ソニー・ピクチャーズエンタテインメント (2010年8月10日発売)
- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4547462069726
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
技の1号、力の2号。
-
MOON
2009年 イギリス
監督:ダンカン・ジョーンズ
出演:サム・ロックウェル/ケヴィン・スペイシー/ドミニク・マケリゴット
これはネタバレを絶対知らないほうが面白いです。
基本設定としては、近未来、燃料会社の月面基地に単身赴任している主人公、基地では本当にひとりぼっちで、話し相手はロボット(?)のガーティのみ、通信機能が故障しているので地球との連絡はもっぱら録画されたビデオのやりとり、寂しいけど任期の3年まであと2週間、というところでトラブルに見舞われる話。
ざっくりまとめると、すごくよく出来たSFでした!SFといってもスペクタクルなアドベンチャーじゃなくて、なんかねえ、萩尾望都のマンガみたいなSF。緊迫感あふれる心理劇もありつつ、友情とかそういう泣かせる要素もありつつ、きちんとSFとして成立しているというか。キャストも最小限で、基地や月面の感じも低予算ぽいけど、それがかえって、まだ宇宙に夢があった時代のSFぽい懐かしさもあってとても良い感じ。
余談ですが、この監督、デヴィット・ボウイの息子さんだそうで。「地球に堕ちてきた男」の息子の映画が「月に囚われた男」ってのが洒落てます(笑)
(2010.07.19) -
契約期間:3年
赴任地:月
労働人数:1人
このミッションは何か、おかしい。 -
ネットで視聴(英語字幕)。
各所で評判の良いSF映画。
閉ざされた空間で展開されるSFドラマ。
よく練られた構成と展開。
期待したほどではなかったが、小ぶりの優秀作として、そこそこ楽しめる。 -
ルナ産業の従業員として月の裏側でヘリウム3の採掘に従事するサムは、とある事故から、自分のクローンという謎に直面し、真相に迫っていく。
絶望のなかで忠実でニコニコマークのAIのガーティがかわいい。作りには粗が目立つけど、男の苦しみ、謎解きと脱出、世界観とかは面白かった。低予算ながら良作SF。