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- / ISBN・EAN: 4527427646865
感想・レビュー・書評
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DVD
パリ、ジュテームの続編。
あちらが監督で勝負、ならばこちらは役者で勝負。ハリウッドスターが次から次へと登場。
十数人の監督によるオムニバス作品だけど、それぞれのムービーが完結していた前作と比べ、同じ登場人物が数回に分けて出てきたりして、編集が面白い。
全く異なる人々の生活も、ニューヨークという一つの街の中で、ある種の繋がりを持って営まれているんだなと感じる。
ニューヨークというテーマもよく出ている。恋愛がテーマなだけあって、夜のニューヨークが沢山。ゆとりのある大人な雰囲気漂う路地裏は新鮮だった。
最後の老夫婦の話がお気に入り。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
観たけど印象が薄い。フランクさが特徴な映画だからそれでいいと思う。
恋愛小話つめあわせ、といったかんじ。
軽快なスリの話。タバコの話2つ。
ナタリー・ポートマンと異教徒との、ダイアモンド取引の場でかわされる、
意味深く、愛に満ちていて、ユーモラスで皮肉な会話。
車椅子のプロム。元オペラ歌手の女性と、腰の歪んだベルボーイとのやりとり。
中国人女性に魅了されて、ひたすら彼女を描く画家の話。など。
そんな風なNYの話が11こ。
「あー」って感想。どれも「あー」。
「あーあ」とか「あー!」とか「あーなるほど」とかなのだけど、
力をこめて落胆したり驚愕したり共感したりするほどではない。
「あー」で十分で、「あー」で心地良い。
1つ1つふりかえって思い出すと、良い出来で雰囲気がある作品だけど、
日常的すぎて、ぼんやり忘れてしまう。
またすぐに忘れるだろうなー。
でも機会があれば、またぼんやりと見るだろうな。
雨の降る日の屋内とか、休みの前の日の夜更かしとか、
ワインとチーズとか、ソファとか、ごろ寝とか、深夜映画とか
そういうかんじでみる映画。 -
ニューヨークものは大好きだし、クリスティーナ・リッチや岩井俊二の名前で興味はあったけれど、
タイトルからしてつまらなそうだったから毛嫌いしていたのだけれど、
意外と楽しめた。
久しぶりにオムニバス映画観た。
たまにはいいものだ。 -
面白かった。
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"Paris, JE T'AiME"のプロデューサーが製作した続編とも言うべき作品。今回はNew Yorkを舞台に選び、11人の監督と更に豪華なキャストでオムニバスを作っている。前作とコンセプトは同じなのだが、私自身2年間生活した街並が舞台になったことによる懐かしさもあり、更に楽しめた。非常に豪華でバラエティに富んだキャストであるが、特に女優たちの美しさが印象的。先日、"The Private Lives of Pippa Lee"で感銘を受けた Robin Wright Penn がここでも美しい人妻を演じており、個人的には最も気に入ったシーンだ。Penn とは絡まないが、"...Pippa Lee"でも共演した Bleke Lively も本作にチラっと登場している。Ethan Hawke に口説かれる娼婦を演じた Maggie Q もなかなか良かった。個々のシーンやキャラクターに魅力を覚えるとつい、もう少し観たいと想ってしまうのは前作と同様だが、雰囲気を楽しむ映画なのだろう。
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I can leave no comment. I mean, I wonder if this movie deserves any comment...
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12人の監督による「オムニバス」と思いきや、映像の質感の統一感を保ちつつ風景の映像を挟んで繋ぐという凝ったことをしていて(わずかですが登場人物のクロスオーバーもあり)、1本の映画として違和感なく見ることはできます。「人種のるつぼ」たるニューヨークが舞台だけに、さまざまな民族(中国系、中東系、アフリカ系etc)をすれ違わせるという目配りがきいているところも好感が持てます。
ただいかんせん、それぞれのエピソードの尺が短く(平均10分もないのでは)、感情移入したり、インパクトのあるものがないのは確か。スー・チー、マギー・Qあたりは印象に残りましたが。 -
No.48 / 2o16