ニューヨーク,アイラブユー [DVD]

監督 : ナタリー・ポートマン  岩井俊二  ファティ・アキン  イヴァン・アタル 
出演 : カルロス・アコスタ  オーランド・ブルーム  クリスティーナ・リッチ  スー・チー  バート・ヤング  ロビン・ライト・ペン 
  • アミューズソフト (2012年6月2日発売)
2.87
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感想 : 130
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4527427646865

感想・レビュー・書評

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  • DVD

    パリ、ジュテームの続編。
    あちらが監督で勝負、ならばこちらは役者で勝負。ハリウッドスターが次から次へと登場。

    十数人の監督によるオムニバス作品だけど、それぞれのムービーが完結していた前作と比べ、同じ登場人物が数回に分けて出てきたりして、編集が面白い。
    全く異なる人々の生活も、ニューヨークという一つの街の中で、ある種の繋がりを持って営まれているんだなと感じる。

    ニューヨークというテーマもよく出ている。恋愛がテーマなだけあって、夜のニューヨークが沢山。ゆとりのある大人な雰囲気漂う路地裏は新鮮だった。

    最後の老夫婦の話がお気に入り。

  • 観たけど印象が薄い。フランクさが特徴な映画だからそれでいいと思う。
    恋愛小話つめあわせ、といったかんじ。

    軽快なスリの話。タバコの話2つ。
    ナタリー・ポートマンと異教徒との、ダイアモンド取引の場でかわされる、
    意味深く、愛に満ちていて、ユーモラスで皮肉な会話。
    車椅子のプロム。元オペラ歌手の女性と、腰の歪んだベルボーイとのやりとり。
    中国人女性に魅了されて、ひたすら彼女を描く画家の話。など。
    そんな風なNYの話が11こ。

    「あー」って感想。どれも「あー」。
    「あーあ」とか「あー!」とか「あーなるほど」とかなのだけど、
    力をこめて落胆したり驚愕したり共感したりするほどではない。
    「あー」で十分で、「あー」で心地良い。

    1つ1つふりかえって思い出すと、良い出来で雰囲気がある作品だけど、
    日常的すぎて、ぼんやり忘れてしまう。
    またすぐに忘れるだろうなー。
    でも機会があれば、またぼんやりと見るだろうな。

    雨の降る日の屋内とか、休みの前の日の夜更かしとか、
    ワインとチーズとか、ソファとか、ごろ寝とか、深夜映画とか
    そういうかんじでみる映画。

  • ニューヨークものは大好きだし、クリスティーナ・リッチや岩井俊二の名前で興味はあったけれど、
    タイトルからしてつまらなそうだったから毛嫌いしていたのだけれど、
    意外と楽しめた。
    久しぶりにオムニバス映画観た。
    たまにはいいものだ。

  • 面白かった。

  • "Paris, JE T'AiME"のプロデューサーが製作した続編とも言うべき作品。今回はNew Yorkを舞台に選び、11人の監督と更に豪華なキャストでオムニバスを作っている。前作とコンセプトは同じなのだが、私自身2年間生活した街並が舞台になったことによる懐かしさもあり、更に楽しめた。非常に豪華でバラエティに富んだキャストであるが、特に女優たちの美しさが印象的。先日、"The Private Lives of Pippa Lee"で感銘を受けた Robin Wright Penn がここでも美しい人妻を演じており、個人的には最も気に入ったシーンだ。Penn とは絡まないが、"...Pippa Lee"でも共演した Bleke Lively も本作にチラっと登場している。Ethan Hawke に口説かれる娼婦を演じた Maggie Q もなかなか良かった。個々のシーンやキャラクターに魅力を覚えるとつい、もう少し観たいと想ってしまうのは前作と同様だが、雰囲気を楽しむ映画なのだろう。

  • I can leave no comment. I mean, I wonder if this movie deserves any comment...

  • 12人の監督による「オムニバス」と思いきや、映像の質感の統一感を保ちつつ風景の映像を挟んで繋ぐという凝ったことをしていて(わずかですが登場人物のクロスオーバーもあり)、1本の映画として違和感なく見ることはできます。「人種のるつぼ」たるニューヨークが舞台だけに、さまざまな民族(中国系、中東系、アフリカ系etc)をすれ違わせるという目配りがきいているところも好感が持てます。

    ただいかんせん、それぞれのエピソードの尺が短く(平均10分もないのでは)、感情移入したり、インパクトのあるものがないのは確か。スー・チー、マギー・Qあたりは印象に残りましたが。

  • No.48 / 2o16

  • 11人の監督によるニューヨークを舞台にしたオムニバス映画。
    全部で1時間半くらいなので、短いお話が連続する感じ。
    特にそれぞれのお話に関連はありません。

    日本からは岩井俊二さんが参加して、オーランド・ブルームさんを主演に作っていたけれど、アニメ『ゲド戦記』の映像をはさんだり、中途半端なインテリ臭を漂わせたり、内容もまとまっているようで幼い中二病的恋愛物語でした。

    ナタリー・ポートマンちゃんが宗教的主題がありそうな丸刈りスタイルでの出演のほかに、自ら脚本・監督した作品を出していました。

    それは、ちょっと優等生すぎる感じだったかな…。
    最後のダンスのシーンは印象的だったけどね。

    人間ウォッチングが好きな方は楽しめる作品だと思う。
    そうでない方は、たぶん退屈して「何これ?」って作品だと思います(笑)

  • ニューヨークを舞台にした様々な恋愛ストーリー。
    舞台がニューヨークというだけあって、様々な国の人が登場する。
    また、複数の監督が制作しているイレギュラーな作品だ。
    とはいえ、一つの映画として十分成立している。
    しかし、言われてみると随分と雰囲気の違う場面があることにも納得する。
    特に、歌手の女性が登場するホテルの話は、独特な雰囲気を醸し出していて印象的だった。
    日本からは岩井俊二氏が参加している。

    私が一番気に入ったのは、卒業プロムのエピソード。
    あっと驚く結末が良かった。

    アメリカ人、もしくはニューヨーカーじゃないからか、意味不明なところがいくつかあったのと、描写が中途半端な部分が残念だった。
    けれど、全体としてニューヨークの街並みも楽しめたし、それぞれの監督の作風を知った上で観れば、もっと面白く観れるのだと思う。

    「パリ、ジュテーム」という映画の続編ということなので、そちらも観てみたい。

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