竜馬がゆく (新装版) 文庫 全8巻 完結セット (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想・レビュー・書評

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  • 就職活動中の移動の時にずっと読んでいた本。司馬さんの歴史観にもとずく知識(解説)といきいきしいた人物像(人物描写)のバランスがよくて同時に成立してる。”目的への道はひとつじゃないんだ。”って勇気をくれた本。名言も多いし、それぞれの人物にひかれるのでもう1回読み直したい。

  • 龍馬の知らない部分が見えた、そんな作品。

    天性の才能である「時期を見る」ことが非常に
    優れた人だったんだろう。

    少しでも知る事ができて自分のこれからに生かして行きたい。

  • 薩長同盟の時の、
    「長州が可哀想ではないか!」

    言う者によって言葉の重みが変わる事を表現するために、
    単行本6冊も使うとか、しびれた。
    他にも名言多数。お気に入りは下の言葉。
    「業なかばで倒れてもよい。そのときは、目標の方角にむかい、その姿勢で倒れよ。」

    本当に面白いし、歴史的背景も勉強になるけど、長いので忘れてしまう。
    いつかもう一度読み直したい。

  • 読むと勇気が湧いてくるぜよ!船って・・海に出るって・・いいですね。

  • とりあえず最初のレビューはここから
    人生で読んだもっとも長い小説
    この春休みに読み終わって感動
    竜馬のかっこよさ、歴史に名を残す偉大な人物とはこんなものかと
    これからの人生で役立つ言葉がいっぱいだった

    司馬遼太郎の筆のうまさも秀逸
    長さを感じさせないエンターテイメント

  • この本を初めて読みを終えたのは、23歳の時。
    読み終えた時、たしか夜中の3時ぐらいで、あまりの衝撃で暗闇でぼーっとしてしまったことが思い出させる。
    坂本竜馬はもちろんのこと、幕末と明治維新はほぼわかるし、この時代に生きた10代20代の若者の必死さも凄まじい。
    著者の司馬遼太郎は、「事を成す人間の条件を書きたかった。それを坂本竜馬という、田舎生まれの、地位も学問もなく、ただ一片の志のみをもっていた若者にもとめた」というように何もなくても強い情熱があれば何だってできるという気持ちになる!
    ともあれ、竜馬自体の言動から行動全てが面白おかしいので、笑いあり涙ありの史上最高の青春本なのは間違いない!
    いつも節目節目で読むことで、竜馬から勇気と元気と希望をもらってる。

    後ろを振り向きもせず、
    ただひたすらに前に突き進んでいく、
    彼の後姿は途方もない…

  • 時を超えて勇気をくれる、竜馬の魅力があふれる作品。

  • 実際にはバラで買って読みました。

    日本の歴史上の人物で好きな人物の上位に入るであろう坂本龍馬。一体彼はどんな人物なのか。
    他の時代小説とは少々違う書き方をされているので読む人によってはとまどうかもしれません。

  • 人生のバイブル。

  • 人生の基本となる良書。
    龍馬の生き方から多くを考えさせられます。

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著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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