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- / ISBN・EAN: 4532318403793
感想・レビュー・書評
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「マッチポイント」「タロットカード殺人事件」に続くウディ・アレンのロンドン3部作最終章。小型クルーザーを購入したことから、人生がドラマチックにうねり出す兄弟の姿を描く。出演はユアン・マクレガー、コリン・ファレル。
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なんとなーく観た映画だったんだけど、とてもよかった。
一線を越えたら元には戻れない。
描かれてはいないけど、きっとあのおじさんもそうなるだろうな。と思った。 -
ロンドンに住む投資家の兄と、ギャンブル狂の弟。
ともに大金が必要となり、事業で成功している伯父に助けを求めようとするが、金を貸すために、ある条件を突きつけられた。
とても面白かった。 -
ユアン・マクレガー と コリン・ファレル が仲のいい兄弟だ!ウディアレンはさすがに台詞がいい。変に浮ついてなくて、二人がリアルに悩んで崩壊していくところがせつなくてよかった。最初の方で、船の上でボニーとクライドの話をしているところが、暗示的だ。
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投資家として成功を夢見る兄とギャンブルにハマる弟が共同で小型クルーザーを買う。
ウディ・アレンのロンドン三部作の最後の作品。
成り上がりを夢見る兄もギャンブルの熱に依存する弟も目くそ鼻くそでどんどん戻れない深みに落ちていく。ストーリーそのものよりも劇中劇なども含めた象徴的なセリフを見ていくような映画だと思う。
過去のの作品でもそうだが、ウディ・アレンは精神疾患を人間の性や業による悩みによって起きると考えているように思える。
ただ、こういう話ってウディ・アレン本人の変人っぽい感じでやると味があるんだけど、かっこいい俳優たちがやると何か違和感を感じた。そう考えると「ミッドナイト・イン・パリ」のオーウェン・ウィルソンがわざとウディ・アレンっぽく喋っていたのは頭いいなぁと思う。 -
ロンドン。
親のレストランを手伝う兄と、修理工場で働く弟が共同で船を買う。
弟がポーカーで大負けして。
渋い。重い。シンプルで割と好き。
弟の心の揺れに最後まで振り回される。
ウッディアレンは、兄のような人間が嫌いなんだと思う。
人生は最高だ。人生とは悲劇だ。人生とは思い通りにいかない。 -
仲の良い兄弟の悲劇の物語。
ある一線を越えると二度と元には戻れない…。 -
殺しを実行してからの弟の壊れっぷりが観ていられん。ラストも希望が無い…70年代風なのか、意識的に古臭い演出をしてる。
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ウディアレンっていつもなに考えてるんだろう