プレシャス [DVD]

監督 : リー・ダニエルズ 
出演 : ガボレイ・シディベ  モニーク  ポーラ・パットン  マライア・キャリー  シェリー・シェパード  レニー・クラヴィッツ 
制作 : リー・ダニエルズ 
  • ファントム・フィルム
3.39
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  • (47)
  • (8)
本棚登録 : 767
感想 : 153
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4527427647183

感想・レビュー・書評

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  • みんなに光与える人が
    トンネルの中で迷い込んだ時 頼りになるのは
    自分自身の光しかない
    そしてそのトンネルを抜けた後は
    またみんなに光を与えるんだ

  • 環境がたまらん・・・( >д<)

    虐待もだけど、英語が読めないっていうのが・・
    環境と教育って大事なんだなぁと思ったw

  • 軽い気持ちで借りてきたので、想像以上キツくてしんどい話だった。

    母親はプレシャスを罵倒し扱き使い、父親はレイプし子供を2人も身籠らせる。
    本当に最悪。見ていて辛い。
    プレシャスの現実逃避が可愛いのが救いか。

    新しく学校へ通い、光となる先生に出会い、読書を覚え、友達が出来ていく。
    徐々に良い方向へ向かい、愛に触れ「父や母より優しいのはなんでだろう」「心がポカポカする」という台詞に切なくなる。
    幸せになってほしい、と思ったら、エイズの陽性反応で愕然…。
    母親と対面し、ようやく母親の事を理解した。
    子供も取り返し、母親とは縁を切る。
    そこで終わり。
    後々に響く程ではないものの、しんどいなぁ…。

    余談だが、プレシャスのパーティでナースのジョンが先生(の恋人か?)に目をつけたものの、プレシャスは紹介せずに受付の女性を紹介するシーン好きだな。
    配慮するプレシャスが健気というか、優しい子だと思えた。

  • 辛いことがあったときにプレシャスが逃げ込む空想の世界が、壮絶な現実と比べていたって少女らしい可愛らしい願望ばかりでなんかさらにせつなくなるっていう…

  • 色々考えさせられたし、泣かせられた。
    現実でもプレシャスのような女の子はたくさんいる。私はのうのうと何をやってるんだろう。

    マライアキャリーは自然で綺麗だった。

  • 実の父からレイプをされ子供が出来
    母親からは生活保護を受けるの為の存在としか扱われず
    最後はなんとエイズになってしまうという
    とことん悲惨な状況で
    それでも子供二人を抱えて歩くラストはいたたまれなくなった

    脇役がすごかった
    レニー・クラヴィッツにマライヤ・キャリー
    マライヤは最初わからなかった
    黒髪にすっぴんに近いメイク、普通の人だった
    でも仕草が生意気だった(←個人的感想)


    【プレシャス】予告編
    http://www.youtube.com/watch?v=XLNv2vV6gik

  • 予想外にハッピーエンドでした。えらい前向きな映画。

    ちょいちょいご都合主義に見えた部分もあって、なんだろ、ピンボケな感じ。現実を抉り出すならばもっと、もできたはずで、でも、不幸を耽美するドラマクイーン的なチープ展開、演出は全体通して無かったのでよかたです。

    プレシャスを不幸だ、と言えないんだよね、という話かなと。あんなに不幸なのに何故前を向けるの?というのはだから大きく外してる、と思いますた。

    予想外にアメリカの福祉が機能してて驚いた。どこまでほんとか分からないけど。

  • 過酷な家庭環境で生きる黒人少女が、人生に希望を見出していく姿を描いた感動の人間ドラマ。87年のハーレム。父親の子供を身ごもり、学校を退学させられた16歳のプレシャスは、新たに通い始めたフリースクールでひとりの教師と出会う。
    (「キネマ旬報社」データベースより)

    小説を読んだのは昨年の5月。
    著者は映画化に賛成していなかったそうです。文字で語られるからこそ、伝わる部分もあるから・・・ということで。
    DVDを見終わった今、そうかもしれないなぁと感じます。
    映画は映画でしか伝えられないことがあって、文字は文字でしか伝えられないことがありますね。
    どちらがよいとか悪いとかではなく、それぞれ別物なんだなぁ。

    小説で読んだときほどに胸に迫るものはなく、ただ淡々と観てしまいました。これはストーリーをすでに知っていたからかも・・・。
    それでも、上手く描かれています。フリースクールの教師であるミズ・レモンもよかった。あ、うーん・・・。ミズ・レモンについては小説よりも簡略化してるかな。

    小説には出てこなかったプレシャスの母の話が語られるのが一番印象に残りました。母のプレシャスに対する思い。これが真実を語っているのか、ソーシャルワーカーをだますための言葉なのかはハッキリしませんが、私は前者だと受け取りました。
    母親もプレシャスと同じで「子供」のまま母親になってしまったのだと思います。子供は可愛いと思ったけれど、それよりも自分が愛されたい。その方を優先してしまったのではないでしょうか。プレシャスも母親も、愛してくれる人を探し求めてばかり。でも、それならばまず、「愛する」ことを知らなきゃいけないのかな、と思います。
    母親の母親、つまりはプレシャスの祖母はプレシャスの最初の子供を預かって育てています。ダウン症の子供を。きちんと子供を育てることの出来る女性だという印象を受けたのに、なぜ自分の娘(プレシャスの母親)の育て方を誤ったのでしょう・・・。疑問が残ります。

    変わろうと思えば誰でも変われる、どん底の生活から抜け出すことは誰にでもできる、そんなことを言うつもりはありません。どこで、どのような立場で誕生したか、どうやって育ったか、それによって起きる差別は現実に存在するし、それに立ち向かえ!と言うのは簡単だけれど、実行するのは困難だと思うからです。人間は誰しもが強いわけではありません。楽なほうへ流れてしまうのが普通。流れを変えるためには、何か手助けが必要です。プレシャスにミズ・レモンの存在があったように。

    「差別」のない社会なんて作れないものなんでしょうか。
    人間が存在する限り、「差別」は無くならない?

    「幸せ」なんて人それぞれだし、お金があれば幸せだという人もいれば、愛する人がいれば幸せだという人もいます。働くことに幸せを見出すひともいるでしょう。人が何に対して「幸せ」を感じるかは一概に言えません。
    プレシャスにとっての「幸せ」って何だろうなぁ・・・。子供たちと一緒に楽しく暮らすことかな。でもまだ若いんだものね。わからないね、まだ。

    誰もが心身ともに健康で過ごせる世の中になれば・・・。
    それは「夢」でしかないのかな。

  • 貧困で虐待されてる割にかなりふくよかなボディってあるの?
    とちょっとひいた。
    虐待に関する本や映画をいろいろ見てるけどなんかイマイチ
    感情移入ができず。泣くところもなかったなぁ。
    問題提起作品だから仕方ないのかなぁ?

    妄想シーンは中島哲也監督の映画に似てると思うのは私だけ?
    期待して観ただけにちょっと残念。

  • 映像:★★★★☆
    ストーリー:★★★★☆

    アメリカ社会の問題定義をした話題の映画。
    ダークな内容をダークにしすぎず、過剰にしていないことで、
    現実味を感じることができる。
    俳優陣の演技力は圧巻。

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